失敗を通してチームの行動力と学習する力を高める「Fail Upwards Program」提供開始
小さな失敗が大きな成長を生む――“試行錯誤”を高速で回す
ビジネス環境が激変する今、スピーディに実験と改善を行う「試行錯誤のチカラ」が大きく注目されています。S&D Prototypingでは、手を動かしながら “意図的な失敗”を重ね、学びを深める「Fail Upwards Program」を提供します。チームで協力し、短時間で何度も小さな失敗を重ねることで、組織全体のレジリエンス力・学習志向性・視点の開放性・具体化力・仮説検証力を劇的に高めます(*1)。
概要
「Fail Upwards Program」は、受講者同士でチームを組み、高速の試行錯誤を手軽に体感できる研修プログラムです。マイコンとビジュアルプログラミング環境を用いた小型ロボット「RoverC」を使って、川を渡る、ボールを狙った場所に入れるという課題に取り組むなど、“実際に手を動かす” ワークショップ形式を導入しています。プログラミング担当、川を渡る橋の設計担当、ボールを入れる機構の設計担当など、役割分担と連携が必須のため、チームビルディング効果が高く、普段とは違った仲間の強みを発見できます。
また、ただ体験して終わるのではなく、研修中の試行錯誤を自社のビジネスへ応用するためのディスカッションの時間を設けているのも特徴です。失敗から得られた学びを現場にすぐ活かせるよう、実務レベルでのアクションプランを練る場を用意しています。


背景
近年、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代と呼ばれるように、世界情勢やビジネス環境をはじめ、あらゆる分野で複雑さが増し、未来を予測することが難しくなっています。このような環境下で新しい価値を創出するためには、許容可能な失敗を受け入れ、失敗から学ぶことが重要であるとエフェクチュエーションでは提唱されています(*2)。
このような姿勢は、DX(デジタルトランスフォーメーション)において求められるデザイン思考やアジャイルマインドとも共通する要素を持っています。しかし、情報処理推進機構(IPA)の「DX動向2024」(*3)によると、「企業文化や組織マインドの根本的な変革」に取り組んでいる企業のうち、成果を出せているのは約26%にとどまっています。このことから、VUCAの時代に対応するためには、多くの企業が企業文化や組織マインドの変革に向けて、より効果的な方法を見出すことが求められています。
本プログラムでは、組織全体のレジリエンス力と学習志向性を高めるために、意図的に小さく失敗を重ねることを体験し、 “Fail Upwards(成長につながる失敗)” のプロセスを身につけてもらうことを目指しています。
特長とメリット
(1) 高速な試行錯誤を体験できる:小型ロボットの挙動や、橋の形状などを何度も試し、すぐにやり直しができる環境で失敗、学習、改善のサイクルを高速回転させます。
(2) 手を動かすワークショップ形式:手を動かす行為は、創造力や発想力を高めるうえで非常に効果的です。子どものように試行錯誤を楽しみながら、クリエイティビティを引き出します。
(3) チームビルディング効果:チームで課題に取り組むため、普段あまり関わりのないメンバー同士でも連携が自然と発生します。役割分担を通じて相互理解が深まり、コミュニケーションの活性化にもつながります。
(4) 実務への応用:ワーク終了後には、学んだ試行錯誤のプロセスをどのようにビジネスに活かせるかをメンバーで話し合う時間を用意しています。失敗から得られた学びを実務へ応用できる状態にします。


時間・料金
所要時間:4時間(ワークショップ+ディスカッション)
料金の目安:500,000円〜(20名様を想定)
※ 詳細はお問い合わせください。ご要望に合わせたカスタマイズも可能です。
参加者の声(抜粋)
「今回のワークショップのような内容は初めてでしたが、思考を巡らせる充実した時間を過ごせました!」
「チームで力を合わせて実際に手を動かしてみることで、驚くほどスピーディーに改善が進みました。仕事でも、“考えるだけ”ではなく、直接対話しながら新たな方向性を見つける大切さを肌で感じることができました。そして何より、とても楽しい経験でした!」
「チーム戦という形式のおかげで、普段接点のない他部署の方々との新しいつながりが生まれました。互いの個性を発見しながら進めるワークは、まるで子ども時代に戻ったかのようなわくわく感がありました。失敗も全く怖くなく、むしろそのハプニングさえ楽しめたことが印象深かったです!」
本プログラムとS&D Prototypingについて

【S&D Prototyping株式会社概要】
会社名: S&D Prototyping株式会社
所在地: 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目13番2号
設立: 2021年7月
代表取締役:三冨敬太
事業内容: プロトタイピング研究・コンサルティング・伴走など各種支援
概要・ビジョン: 戦略的かつ迅速な新規事業・サービスづくりを得意とするプロトタイピングに特化。
すべての人がつくることを通して、 未来をプロトタイピングしていける社会を目指している。
・本件に関するお問い合わせ先
E-mail: info@sd-prototyping.co.jp
Web: https://sd-prototyping.co.jp/contact
プログラムの詳細や日程調整、ご不明点などにつきましては、お気軽にご連絡ください。
チームの創造性を解放し、新たなビジネスチャンスを引き寄せる学びの場として、ぜひ「Fail Upwards Program」をご検討ください。
*1) 5つの能力・マインドセットについての補足
・レジリエンス力:変化や困難にも折れず、柔軟かつ前向きに行動し続けられる力。
・視点の開放性:固定観念にとらわれず、新たな切り口を柔軟に見出し続ける姿勢。
・学習志向性:自ら学びを深め、失敗や成功から常に継続的に成長し続ける姿勢。
・具体化力:アイデアを素早く具現化し、実際の行動や成果物へ落とし込む力。
・仮説検証力:試したい着想を形にし、データで検証を実施する力。
*2) ダイヤモンド社『エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」』
*3) 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、「IPA DX動向2024」2024年6月 図表1-14
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像