豊橋市の成田記念陽子線センター、”切らない前立腺がん治療”の通院を12回に短縮
通院回数を通常の半分に短縮、前立腺がん陽子線治療の予約を開始
成田記念陽子線センター(所在地:愛知県豊橋市、センター長:芝本 雄太 )は、前立腺がんの陽子線治療では、これまでは38~39回(約8週間)または20~21回(4週間余り)の通院で治療を行ってきましたが、12回(3週間)の通院で完了できる治療法を始め、8月より治療予約を開始いたしました。http://www.meiyokai.or.jp/proton/
男性のがんの罹患者数1位の前立腺がんの治療方法には、「手術療法」、「内分泌療法(ホルモン療法)」、「放射線療法」など様々な治療法があり、これらの治療方法を単独や組み合わせで行われています。手術療法で開腹手術よりも身体の回復が早いダヴィンチ手術(内視鏡手術支援ロボット)は10日間程の入院の後、数日間の自宅療養で社会復帰が可能で、それに比べ従来の陽子線治療は入院の必要はないものの治療日数に1か月以上の治療期間が必要でした。成田記念陽子線センターでは今までの少分割照射よりもさらに短い12回照射が始まりました。
現在国内で前立腺がんの陽子線治療を12回で行う施設は3カ所となり、これらの施設は芝本雄太医師(名古屋市立大学名誉教授)が指導する施設で、芝本先生は今年4月から成田記念陽子線センターのセンター長として就任しました。
実際の治療は1週間に4回(月曜日から金曜日のうち4日間)計12回の通院治療を行います。治療室に入っている時間は15分程度で、実際に陽子線を照射している時間は1-2分程度で、照射中に痛みや熱さを感じることはありません。陽子線治療は手術のようにからだにメスを入れることなく治療ができ、治療が終われば普段の生活に戻れるため「働きながらのがん治療」が可能です。
成田記念陽子線センターは、社会医療法人明陽会の新たな施設として、2018年4月に開院し、同年9月に陽子線治療を開始しました。明陽会の「人の優しさと温かさを根源にした先進の医療を目指して」という基本理念を軸に、民間病院の自由度を活かし、地域が必要とする医療のみならず、広い範囲で必要とされる医療を追求しています。当院は、陽子線治療専門施設であり、自然光を多く採り入れた建物設計になっており、やすらぎの場所とも感じられる空間づくりをしています。患者さんが落ち着いた環境で治療が出来るように目指しています。また、東海道新幹線も乗り入れている豊橋駅の西口から徒歩3分のとてもロケーションの良い場所で交通至便で、遠隔地からも通院しやすく、働きながらがん治療を受けることが可能です。
詳しくは成田記念陽子線センターのホームページ(http://www.meiyokai.or.jp/proton/)をご参照下さい。
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