【1,000人に聞いた】予備校選びの決め手は?大学受験を経験した人が重視するポイントとは

株式会社クロスバズ

全国に展開する大手予備校を比較する「予備校比較ガイド(運営:株式会社クロスバズ)」では、大学受験を経験した1,000人の方を対象に、予備校選びについてアンケートを実施しました。

その結果、予備校選びで最も重視されるポイントや、実際に通ってみて良かった点・悪かった点など、リアルな声が明らかになりました。 あなたにぴったりの予備校を見つけるために、ぜひアンケート結果をご覧ください。

調査概要

調査概要:大学受験に向けた予備校選びに関するアンケート

調査期間:2024/07/19~2024/07/25

調査方法:インターネット調査

回答数:1,000人

アンケート結果サマリ

・予備校選びで最も重視されるポイントは「授業の質」「学費」「予備校へのアクセス」

・多くの学生は高校3年生から予備校に通い始める

・「集団授業」「個別指導」「映像授業」では集団授業が一番人気

・予備校に通う目的は大学受験対策が最多

・予備校の学費は「3万円以下」が多数

・約6割の人が説明会や体験授業のいずれかに参加をしている

Q1.予備校選びで最も重視したポイントは何ですか?

予備校を検討する際に、予備校の数が多すぎて、どのような観点で比較したらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

しかし、自分に合った予備校を選ぶことは、受験勉強を効果的に進める上で非常に重要です。予備校選びのポイントを押さえておくことで、自分に最適な学習環境を見つけることができます。

大学受験を経験した方に、予備校選びにあたって最も重視したポイントを尋ねたところ、最多だったのは「授業の質」(36.3%)でした。

予備校に通う目的として、合格のために学校の勉強や独学より高い学習効果を期待していることが多いと考えられるでしょう。

以降は「学費」(14.5%)、「アクセス」(13.5%)、「合格実績」(13.3%)と続きます。いずれも予備校選びの際には、必ず確認する項目といえるでしょう。

なお、回答を全体的に見ると、学費やアクセス、自習室の充実度といったハード面より、授業の質や合格実績、講師の評判といったソフト面を重視する傾向があります。

通いやすさよりも、指導に関する内容を重視した方は、全体の7割近くに達しました。

Q2.大学受験のため、予備校にはいつから通い始めましたか?

大学受験に向けて予備校に通い始めたタイミングは、「高校3年生」(37.9%)が最多で、「高校2年生」(28.1%)、「高校1年生」(27.0%)に10%ほどの差をつけました。

高校生活のどの段階で予備校に通い始めるかは、目標とする大学や個人の学習状況によって異なります。早めに予備校に通い始めることで、長期的な学習計画を立てやすくなるというメリットもあるでしょう。

本格的に大学受験の準備を始めるのは高校3年生からが多いため、そのタイミングで予備校に通い始める高校生が多いのではないでしょうか。

この背景には、高校3年生になると具体的な進路を決定する必要があるため、予備校がサポート役として選ばれることが多いと考えられます。

このほかには、現役受験期を終えたあとの、高校卒業後や浪人時に予備校に通い始めた方もいます。

一方、高校1年生から受験期を見据えて準備を始めている方も一定数います。国公立大学や難関大学を志望する場合、高校1年生や2年生の段階で準備を始めても早くはないのかもしれません。

Q3.あなたが通っていた予備校の授業スタイルは何ですか?

通っていた予備校の授業スタイルは、「集団授業」(67.7%)が最多で、以降「個別指導」(24.4%)、「映像授業」(7.9%)と続きます。

集団授業と個別指導は、生徒の学習状況やニーズに合わせて選択されることが多いでしょう。一方、映像授業は近年注目されている授業スタイルですが、まだ普及途上の段階にあるようです。

集団授業は大手予備校を中心に広く実施されている指導方法のため、集団授業の予備校に通っていた生徒が多かったのではないでしょうか。

集団授業のメリットとして、他の生徒と競争しながら学習できる点や、プロの講師による指導を受けることができる点が挙げられます。

コロナ禍をきっかけに、映像授業を扱う予備校は珍しくなくなりましたが、実際に利用していた生徒はまだ一部に限られ、授業スタイルは対面による指導が主流のようです。

Q4.予備校に通う主な目的は何ですか?

予備校に通う目的は、「受験対策」(58.3%)が半数以上を占める結果となりました。これは、予備校が大学受験のための専門的な指導を提供していることが大きな理由だと考えられます。

予備校の授業は、受験に特化した内容やテクニックを扱うため、受験生にとって非常に魅力的なのでしょう。 志望校の入試傾向に合わせた実践的なカリキュラムを目的として、予備校が利用されているようです。

以降は「基礎学力の向上」(23.0%)、「定期テスト対策」(8.0%)などが続き、学校の勉強を補う目的でも予備校が利用されていることがわかりました。

このほかには、「学習の習慣づけ」(5.4%)や「進路指導やキャリアサポート」(5.2%)など、授業以外にも予備校に期待する方が一定数いることも明らかになっています。

特に基礎学力の向上や学習の習慣づけを目的とする場合、予備校のカリキュラムや指導方法が効果的に役立つことが多いです。さらに、進路指導やキャリアサポートも、将来のキャリアプランに役立つ貴重な支援となります。

この結果を見ると、受験を具体的に考えていない段階でも、予備校を利用することで得られるメリットはありそうです。

Q5.予備校の選び方で後悔をしていることはありますか?

予備校は、実際に通ってみないとわからない面が多くあります。そこで、予備校の選び方で後悔していることについても調査しました。

予備校選びは、受験生にとって重要な決定事項の一つです。しかし、事前の情報収集だけでは予備校の実態を完全に把握することは難しく、入学後に後悔するケースも少なくないようです。

結果は、「後悔したことはない」(39.3%)が最多で、以降「受験に対するサポートが不足していた」(15.8%)、「期待していた効果が得られなかった」(12.7%)、「学費に不満があった」(12.1%)が続きました。

予備校選びに後悔していない割合は4割程度で、6割以上が何らかの後悔があったことになります。

予備校を選ぶ際には十分に調査し、自分の目的が達成できるかをよく確認する必要があるといえるでしょう。

具体的には、授業の質、合格実績、学費の総額、進路指導などのサポートシステムなどを慎重に評価することが重要です。また、体験授業や現役生徒の口コミを参考にし、自分に合った予備校を見つけることが効果的です。

Q6.予備校の評判をどのように調べましたか?最もあてはまるものをお選びください

予備校選びの際には、評判も大いに参考になります。 評判を調べることで、予備校の特徴や強み、受験生からの満足度などを知ることができ、自分に合った予備校を見つけやすくなるでしょう。

予備校の評判の調べ方については、「友人や知人の口コミ」(31.1%)が最多でした。通っていた方から直接聞く情報は、信頼性の高さが期待できるからでしょう。

そのほかには「パンフレットや資料」(19.0%)、「予備校のホームページ」(18.3%)、「インターネットのレビューサイト」(13.7%)、「予備校の説明会」(12.3%)が挙げられています。

予備校に通っていた方が身近にいない場合には、これらの情報が参考になるでしょう。

ただし、インターネットのレビューサイトでは、投稿者の情報が明らかでないことが多く、得られる情報に偏りがある点に注意が必要です。

また、評判だけに頼るのではなく、体験授業を受けたり、現役生徒や卒業生の直接の意見を聞いたりすることも重要です。そうすることで、予備校の実態と自分に合っているかどうかをより客観的に判断できます。

Q7.予備校の学費についてどのように考えましたか?

予備校を選ぶ際には、学費が気になる方も多いでしょう。予備校の学費は通常の学校に比べて高額になることが多く、家計への負担も大きいため、慎重に検討する必要があります。ただし、学費の安さだけを重視するのではなく、教育の質とのバランスを考えることが重要です。

学費についての考えでは「学費と質のバランスを重視」(48.4%)が半数近くを占めました。

以降は「学費が安いほうがよい」(19.1%)、「学費は高くても質が高いほうがよい」(18.1%)と回答が分かれています。

一方で「学費はあまり気にしなかった」(14.4%)という回答も見られました。学費は科目数などによって異なりますが、学費の安さよりも、ある程度質の高い授業を受けられることが重視される傾向です。

平均的な予備校の年間費用は約70万円から100万円程度とされており、医学部予備校などの特別なケースではさらに高額になることがあります。

また、入学金・授業料・教材費などさまざまな費用が含まれるため、予備校選びの際にはこれらの費用を総合的に考慮することが重要です。

Q8.予備校の毎月の学費はいくらでしたか?

学費についての考え方を見てきましたが、予備校に通っている方が毎月どの程度の学費をかけているのかも、気になるところではないでしょうか。

予備校の学費は、通っている予備校の種類や受講している講座によって大きく異なります。また、地域や予備校の規模、講師の人気なども学費に影響を与える要因となっています。

予備校にかかる毎月の学費についての回答は、「10,000円以上30,000円未満」(39.2%)が最多で、「30,000円以上50,000円未満」(27.8%)が続いています。

「10,000円未満」(19.6%)という回答があった一方、「50,000円以上70,000円未満」(8.5%)、「70,000円以上」(4.9%)という回答もありました。

予備校の学費は高額といわれることもありますが、全体の回答から見ると、必ずしも高額な費用をかけているわけではないことがわかります。

しかし、手厚い指導を受けるために、高額な費用をかけている家庭も一部に見られます。

Q9.予備校の説明会や体験授業に参加しましたか?

予備校の雰囲気や指導体制を知るには、予備校の説明会や体験授業への参加がおすすめされていますが、実際に参加した方はどのくらいいるのでしょうか。

回答としては「どちらも参加しなかった」(40.6%)が最多ですが、説明会や体験授業へ参加した方の割合を合わせると、約6割になります。

すべての予備校が説明会や体験授業を実施しているわけではありませんが、何らかの形で、事前に予備校に足を運んでいる方のほうが多いことがわかりました。

説明会や体験授業は、予備校の特徴や学習環境を直接確認できる貴重な機会です。参加することで、自分に合った予備校を選ぶためのポイントを見つけやすくなるでしょう。

Q10.大学受験の結果に対して、予備校の役割はどの程度影響したと思いますか?

予備校がどの程度受験結果に影響があったのかも、これから予備校に通う方にとっては気になる点でしょう。

「非常に大きな影響があった」(10.4%)、「大きな影響があった」(23.9%)、「ある程度影響があった」(39.7%)を合わせると、約7割の方が何らかの影響があったと感じているようです。

やはり、受験に関するプロが指導している予備校に通ったことで、学校の授業や独学よりも、効率のよい学習が実現できたのではないでしょうか。

残念ながら影響がなかったという回答もありましたが、大学受験で結果を出したい場合、予備校に通うことは重要な選択肢となるでしょう。

予備校の指導は受験対策に特化しているため、学校の授業とは異なるアプローチで学習を進められます。また予備校では、受験に精通した講師陣から効果的な学習方法や問題解決のテクニックを学ぶことができます。

まとめ

アンケートの結果から、受験対策として高校3年生から予備校に通い始める方が多く、受験結果にも影響があったことがわかりました。

多くの方が説明会や体験授業など、何らかの形で直接予備校に足を運び、授業内容や実績、評判などを確認したうえで予備校を選んでいます。

実際に通い始めてから、指導体制などに不満が出ることも少なくないため、気になる点は事前に確認しておくことが大切です。

予備校選びは、受験生活の大きな転機となる重要な決断の一つです。自分に合った予備校を選ぶことで、受験勉強へのモチベーションを高め、効果的な学習を進められるでしょう。

特に予備校のカリキュラムや講師の質、過去の合格実績などを詳しく調べることで、自分に合った予備校を見つけることができます。

また、早めに予備校に通い始めることで、学習習慣を身に付けることも重要です。高校1年生や2年生から予備校に通い始めることで、基礎学力をしっかりと身に付けることができるため、受験対策に効果的に役立つでしょう。

大学受験の経験のある方が重視するポイントを参考に、自分が通う予備校について、十分検討することをおすすめします。

予備校比較ガイドページ:https://yobiko-guide.net/

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代表者名
田窪亮太
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2020年07月