プログラミングスクール経験者のその後は? 未経験ITエンジニアの内定獲得者は約9割、うち約4割は希望する雇用条件を「下回る」事実
〜高額なスクール費用、対効果は約3割が「悪かった」と回答〜
株式会社ブレイバンステクノロジーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山田和則)は、未経験でプログラミングスクールに通い、実際に未経験でのITエンジニアを志望して就職・転職活動を行った方108名を対象に、プログラミングスクール経験者の実態調査を行いましたので、お知らせいたします。
- サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年11月17日〜同年11月19日
有効回答:未経験でプログラミングスクールに通い、実際に未経験でのITエンジニアを志望して就職・転職活動を行った方108名
- 約9割が、プログラミングスクール卒業後、「未経験からITエンジニア職の内定獲得」に成功
・内定を獲得した:88.9%
・内定を獲得していない:11.1%
- 入社してからプログラミングが必要なプロジェクトにアサインされるまでの期間、「半年~1年未満」が25.0%で最多
・2年以上:11.4%
・1年半~2年未満:17.7%
・1年~1年半未満:11.5%
・半年~1年未満:25.0%
・3ヶ月~半年未満:12.5%
・1ヶ月~3ヶ月未満:7.3%
・1ヶ月未満:9.4%
・内定を獲得したが、入社していない:2.1%
・答えられない:3.1%
- プログラミングスクールで学んだ内容と、プロジェクトにおける実務の内容は「マッチしていなかった」が約4割
・全くそう思わない:9.9%
・あまりそう思わない:28.6%
・ややそう思う:45.0%
・かなりそう思う:16.5%
- プログラミングスクールで学んだ内容と、実務の内容がマッチしていないと感じる場面、「スピード感」や「求められる項目が多岐にわたる」などの声
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:プログラミングスクールでは個人のレベルに合わせて作りたいものを作るが、実務ではできるか・できないかで問われることが多いため。
・33歳:c#を学びましたが、dbのスキルも必要だった。c#だけでは仕事にならず、入ってから学ぶ事の方が多かった。
・25歳:スピード感が違う。
・32歳:実際の業務はコードを書く以上に機能設計が大事と感じた。
・39歳:実際の業務で求められる項目が多岐にわたるため。
・31歳:初歩的な内容のため、実務レベルには達していなかったため。
・40歳:学んだものとは異なる言語の開発だった。
- 年収や働き方等のオファー条件は「希望より下」が約4割
・希望よりはるかに下だった:6.2%
・希望より下だった:33.3%
・希望通りだった:41.8%
・希望より上だった:12.5%
・希望よりはるかに上だった:6.2%
- 約3割が、前職よりも年収条件が「下がった」事実
・はるかに下だった:4.2%
・下だった:21.9%
・同等だった:39.6%
・上だった:26.0%
・はるかに上だった:8.3%
- プログラミングスクールの費用対効果について、約3割が「悪かった」と実感
・非常に悪かった:2.8%
・やや悪かった:23.1%
・ややよかった:44.4%
・非常によかった:24.1%
・わからない:5.6%
- プログラミングスクールの費用対効果が悪い理由、「高額すぎる」が半数で最多
・プログラミングスクールが高額すぎたから:50.0%
・結局希望通りの就職ができなかったから:46.4%
・教わった内容が初歩的すぎたから:32.1%
・就職時に求められるスキルと教わる内容がマッチしていなかったから:28.6%
・プログラミングスクールに通ったにも関わらず転職時の年収が低かった:25.0%
・プログラミング学習を途中で挫折してしまったから:10.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
- プログラミングスクールの費用対効果が悪い理由、「金額に見合うスキルを習得するのが難しい」「期間が短い上に高い」などの声も
<自由回答・一部抜粋>
・32歳:金額に見合うスキルを習得するのが難しいと感じたため。
・26歳:期間が短い上に高かった。
・39歳:プログラムを書くことに特化しており、開発環境などに関わる知識がなく、一度クビになった。
・32歳:自分でも勉強できそうと感じた。
・29歳:自分が入りたいところにはほぼ入れないと感じたから。
・39歳:とにかくコストがかさんだ。
- まとめ
まず、プログラミングスクールに通った後に、就職・転職活動を通じて未経験のITエンジニア職の内定を獲得した人は、88.9%という結果に。また、内定獲得者のうち25.0%が、入社後にプログラミングが必要なプロジェクトにアサインされるまで「半年~1年未満」かかったことがわかりました。
続いて、プログラミングスクールで学んだ内容と、プロジェクトにおける実務の内容について尋ねたところ、38.5%が「マッチしていなかった」と回答。そのように感じる場面としては、「スピード感」や「求められる項目が多岐にわたる」などの声が挙がりました。
さらに、内定獲得者のうち39.5%が、年収や働き方等のオファー条件が「希望より下」だったと回答しました。前職と比較しても、26.1%の方が年収等条件が「下がった」と回答しています。
次に、プログラミングスクールの費用対効果については、25.9%が「悪かった」と回答。その理由としては、「プログラミングスクールが高額すぎたから」が50.0%で最多に。他にも、「結局希望通りの就職ができなかったから」(46.4%)や、「教わった内容が初歩的すぎたから」(32.1%)などの理由や、「金額に見合うスキルを習得するのが難しい」、「期間が短い上に高い」という意見もありました。
今回は、授業料が高額であるプログラミングスクールにも関わらず、学習終了後の雇用条件が期待値を上回らないケースが多いことや、現場での即戦力になることが難しいなど、費用対効果が低いと捉えられている現実が明らかになりました。そういった意味では、慢性的な人材不足が叫ばれてるインフラエンジニア職へのキャリア転換は、私たちの生活を支える必要人材としての需要があり、高待遇及び、活躍の機会も大いに見込めるのではないでしょうか。
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ブレイバンステクノロジーズは、「未経験でも成長できる会社 No.1」「頑張りをしっかり評価してくれる会社No.1」「エンジニアが長く働くのにおすすめする会社No.1」の採用に関する3部門で第一位に選ばれました。
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- 会社概要
代表者 :代表取締役:山田和則
所在地 :〒104-0043 東京都中央区湊1-2-10 堀川ビル5F
設立 :2008年12月1日
事業内容:情報システム及び通信ネットワークの企画・設計・構築・運用・監視・保守業務
情報システム及び通信ネットワークのテクニカルサポート/コールセンター業務、モバイルアプリ、
Webシステムの企画、開発業務
ITエンジニアのキャリアデザイン・育成・紹介/事務業務のアウトソース
URL :http://www.bravance.co.jp/
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