RoboSapiensの特許技術を応用した『BambooShoot Actuator』を、2024年より本格販売開始!
高所作業や危険な作業をもっと安全かつ低コストで可能にする、巻尺の機構を応用した『BambooShoot Actuator』
また、これまでのご要望にお応えするため『Bambooshoot Actuator』をパワーアップし、4mまで伸長可能な改良版『Bambooshoot Actuator Plus』も発売開始致します。
RoboSapiensでは、これまで巻尺の機構を用いることで、コンパクトな車体から高い位置に計測機器やカメラを持ち上げることができる自律移動ロボット『BambooBot(バンブーボット)』(#2)を販売してまいりました。
一方で、巻尺の機構を用いた伸縮アクチュエータ『BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)』も、展示会に出品。サイズの異なる2つのラインナップを取り揃え、引き合いに対しての販売をおこなうと共に、サンコースプリング株式会社様(https://sunco-spring.co.jp/)とのBambooshootActuatorの金属テープの開発・改良等、いくつかの企業様と共同研究をおこない改良を重ねてまいりました。
2023年後半に「第2回ロボデックス秋(幕張メッセ)」、「CEATEC 2023(幕張メッセ)」、「Japan Mobility Show 2023(東京ビッグサイト/株式会社テクノアクセルネットワークス様ブース内展示)」、「横浜ロボットワールド2023(パシフィコ横浜)」、「2023国際ロボット展(東京ビッグサイト)」に出展してまいりましたが、多くの業界の関係者様から引き合いを頂戴し、2024年より『BambooShoot Actuator』を本格的に販売を開始することとなりました。
今回の決定に際し、代表取締役社長の長尾 俊(ながお しゅん)は、
「創業以来、私は老齢化や人口減少、労働力不足といった社会的課題に対し、”人とロボットの共生”を実現し、人口が半分になっても今以上の豊かさを維持できる自動化を進めることで、事業を通じて社会に貢献できることを目指してきました。2021年に特許を取得した『BambooShoot Actuator』が多くの業界の皆様に関心を持っていただき、本格的に販売を開始できることは、私の創業以来の目標に一歩近づいたと感じています。この『BambooShoot Actuator』が、今後の日本の”2040年問題(#3)”等の社会課題に対し、大きく貢献できるものであると確信しています。」と語っています。
【BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)について】
BambooShoot Actuatorは、コンパクトな収納スペースで大きなストロークを可能とする伸縮アクチュエータです。
《特長》
01 大きな伸長距離
巻尺部分を引き出すと2m以上の高さまで直立が可能(Plusは4mの高さまで可能)。
02 多様なアタッチメント
先端にはカメラやセンサーなど、様々なアタッチメントを装着可能。
03 コンパクトな収納
巻尺の機構を採用。収納時は約20cm四方の筐体に収納可能 (Plusでも筐体の大きさは変わらず)。
04 簡易な操作
シリアル通信とROSに対応し、簡易に伸長距離を指定可能。
《使用例》
先端に機器を装着することで、以下のようなことが可能です。
– 360度撮影
– 風速・風量測定
– 火災警報器点検
– ロボットの目として
『BambooShoot Actuator』は、サイズの異なる2つのラインナップをご用意しています(標準価格は180,000円と150,000円 / 税抜き)。またカスタマイズによって価格は変動します。
また、4mまで伸長可能な改良版『Bambooshoot Actuator Plus』は250,000円(予定/税抜き)にて販売予定です。
☆製品の詳細につきましては、弊社ホームページの製品情報をご参照ください。
https://rb-sapiens.com/service/bambooshoot-actuator/
☆『BambooShoot Actuator』の機能を1分40秒にまとめた、以下のYouTube動画もあわせてご覧ください。
<BambooShoot Actuator 製品写真>
<BambooShoot Actuator 巻尺機構(内部写真)>
<BambooShoot Actuator のために開発された金属テープ>
<BambooShoot Actuator 収納時筐体>
<BambooShoot Actuator に風速・風量計を装着(上)、手元のスマホで測定(下)>
【株式会社RoboSapiensについて】
株式会社RoboSapiens(https://rb-sapiens.com/)は、「人とロボットの共生」により、人は自らのバリューを発揮できる領域に集中し、ロボットに任せられることはどんどん任せていけるような世界を実現することを基本的な理念として、2020年7月3日に設立されました。
人類は「ホモ・サピエンス」という種に分類されますが、新たな種とも言えるようなロボットの生態系: 「ロボ・サピエンス」を形成したいという代表取締役社長の長尾の未来像からRoboSapiensという社名となりました。
<株式会社RoboSapiens 社名ロゴ>
今は機械やロボットは物として扱われていますが、RoboSapiensは、ロボットが意思を持ち、生存や労働の権利を持ち、人と共生できるような世の中を目指します。
会社ロゴの右の点は、黒が猿から人、青がロボットを示し、サルからヒトへの進化を示した図から長尾が発想しました。イラストで表現すると、下のイラストのようなイメージです。
<ロゴの右の部分のイメージ図>
【代表取締役社長:長尾 俊(ながお しゅん)プロフィール】
1988年7月3日、神奈川県横浜市生まれ。
東京大学大学院情報理工学系研究科修士。
東京大学工学部機械情報工学科にて、胎児手術のための立体視技術の研究に従事。東京大学大学院情報理工学系研究科では超指向性スピーカを用いた音声ガイドシステムや立体視展示ディスプレイの研究に従事。2012年度未踏クリエータ。
手術や美術展示における、人とのインタラクションに主眼を置いたインタフェース研究を主として行う。
2012年に株式会社ヒトクセを設立、取締役CTOに就任。天気やニュースに応じた広告を出せるFIT ADなど、主にインターネット広告におけるインタフェース開発に従事。
2020年に株式会社RoboSapiensを設立。老齢化や人口減少、労働力不足といった社会的課題に対し、人口が半分になっても今以上の豊かさを維持するには自動化が必要不可欠と考える。そのため、人がバリューを発揮できる領域に集中し、ロボットに任せられることはどんどん任せていける「人とロボットの共生」する世界の実現を目指し、自ら技術開発に取り組み、人を中心としたインタフェースを第一に置いた、人と共生可能なロボット開発に取り組んでいる。
<代表取締役社長 長尾 俊>
#1 2021年9月に取得した特許:下記ニュース掲載ページにて、2021年10月14日発表のプレスリリースをご参照ください。
#2 自律移動ロボット『BambooBot(バンブーボット)』:弊社ホームページの製品情報をご参照ください。
https://rb-sapiens.com/service/bamboobot/
#3 2040年問題:2040年の日本の人口が、75歳以上の後期高齢者が全人口の20%以上となると見込まれ、年々少なくなる現役世代が、増え続ける高齢者を支えることで、医療や介護、行政や公共インフラ、労働生産力などあらゆる分野の持続が困難になるといわれている問題。
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