【平和祈念展示資料館】2月20日(日)にYouTubeライブ配信!貴重な戦争体験や当時の様子を、直接、聞くことができる戦争体験者によるトークイベント「定期語り部お話し会」
第二次世界大戦における兵士、戦後強制抑留者(いわゆるシベリア抑留)、海外からの引揚者に関する資料を展示する平和祈念展示資料館(東京都新宿区西新宿)は、2月20日(日) 14時に、戦争体験者の貴重な体験談を聞くことができるトークイベント「定期語り部お話し会」を、オンライン形式で実施します。
今後は、当面ライブ配信で毎月第3日曜に定期開催していく予定です。
今後は、当面ライブ配信で毎月第3日曜に定期開催していく予定です。
「語り部お話し会」は、戦争を知らない世代に、兵士・戦後強制抑留者・海外からの引揚者の労苦を知っていただくため、2004(平成16)年にスタートしました。2012(平成24)年6月から、毎月第3日曜に定期開催することになり、名称を「定期語り部お話し会」としました。
コロナ前は、毎回50~70名、時には100名以上の来館者が参加することもありましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、2020(令和2)年3月から休止を余儀なくされました。
現在、13名が語り部(兵士2名、抑留者4名、引揚者7名)に登録していますが、戦後77年が経ち、高齢化は否めません。当資料館は、コロナ禍の状況を踏まえつつ、早期に「定期語り部お話し会」を再開するための方法とタイミングを探っていました。本年(2022年)1月、試験的に語り部がリモート出演する会を実施。技術的・運営的に再開の見通しがたったことから、2月20日(日)14時から当面、平和祈念展示資料館公式YouTubeチャンネルでライブ配信する定期開催のオンラインイベントとして実施することになりました。
2月の語り部は、約3年2か月間のシベリア抑留を体験した96歳の近田明良(ちかだ・あきよし)さん。
抑留中は、森林伐採・運搬作業のほか、発電所の復興作業や被服の修理作業に従事し、1948(昭和23)年11月、旧ソ連のナホトカ港から舞鶴港(京都府舞鶴市)に復員されました。
【「定期語り部お話し会」 の概要】
プログラム名称/「定期語り部お話し会」
※2020(令和2)年2月まで、館内イベントとして実施していましたが、
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、同年3月から休止して
いました。
内容/第二次世界大戦において「兵士」や「抑留者」あるいは「引揚者」として、戦争を体験した方々から、自身の体験や当時の様子などを聞くことができるトークイベント
開催日時/2022年2月20日(日)14:00~ (約60分)
※毎月第3日曜に実施予定
視聴形式/オンラインによるライブ配信
※アーカイブ配信はなし
視聴方法/平和祈念展示資料館 公式YouTubeチャンネルにアクセスしてください。
https://www.youtube.com/channel/UCLrCfHRIshZcXbaKq3xuBTw
視聴料金/無料
2月の出演者/近田明良(ちかだ・あきよし)さん (シベリア抑留体験者)
出演者略歴/
1925(大正14)年9月、東京生まれ。96歳。
1945(昭和20)年2月、大学在学中に召集され、満州(現在の中国東北部)のジャムスへ渡る。同年6月、奉天に移動し、三菱重工業の技術兵として、軽機関銃などの兵器を製作。
終戦後、旧ソ連・シベリアのガラドック東方へ抑留され、伐採・運搬作業に従事する。
1946(昭和21)年7月、1カ月かけて、ウクライナのザポロージエに移動。発電所の復興作業や被服の修理作業を行う。
1948(昭和23)年11月、ナホトカ港から舞鶴港(京都府舞鶴市)に復員。
備考/都合により、出演者の変更または中止になる場合があります。
一般の方からの問い合わせ先/
平和祈念展示資料館
TEL:03-5323-8709
公式HP:https://www.heiwakinen.go.jp
※参考:「平和祈念展示資料館」 施設概要
施設名/平和祈念展示資料館
英文表記/Memorial Museum for Soldiers, Detainees in Siberia, and Postwar Repatriates
開館日/平成12(2000)年11月30日
施設内容/兵士、戦後強制抑留者、海外からの引揚者に関する資料を展示
所在地/〒163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
TEL:03-5323-8709 FAX:03-5323-8714
アクセス/
・都営大江戸線 「都庁前」駅 A6出口から徒歩 約1分
・東京メトロ丸の内線 「西新宿」駅から徒歩 約5分
・JR、小田急線、京王線 「新宿」駅西口から徒歩 約10分
開館時間/9:30~17:30(最終入館17:00)
休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日、夏休み期間は除く)、
年末年始、新宿住友ビル全館休館日
入館料/無料
展示面積/約460㎡
施設構成/
常設展示室(兵士コーナー、戦後強制抑留コーナー、海外からの引揚げコーナー)
企画展示コーナー、体験コーナー、情報メディアコーナー、図書閲覧コーナー、
ビデオシアター
所蔵資料数/所蔵資料数:約22,000点、所蔵図書数:約12,000点
常設展示資料数:約400点(グラフィックやジオラマ含む)、開架図書数:約2,000点
名誉館長/立正大学名誉教授・増田 弘(ますだ・ひろし)
入館者数/約92万6,000人(2000年11月30日~2022年1月31日現在)
平和祈念展示資料館 公式YouTubeチャンネルURL/
https://www.youtube.com/channel/UCLrCfHRIshZcXbaKq3xuBTw
公式WEBサイトURL/https://www.heiwakinen.go.jp
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