ノルウェーの大型帆船《スターツロード・レムクル号》が横浜、那覇、石垣に寄港
地球一周の航海中のノルウェーの帆船が、9月にアジアで初めての寄港国となる日本へ
帆船スターツロード・レムクル号と「ワン・オーシャン・エクスペディション」
2021年から2030年は国連の定めた「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」に当たります。ノルウェーの大型帆船《スターツロード・レムクル号》はこれを掲げて2021年8月にノルウェーを出発しました。2023年4月の航海終了までに55000海里を航行して世界36港を訪問、9月の横浜寄港によりアジアの国に初めて到達することになります。この地球一周の旅が「ワン・オーシャン・エクスペディション」です。
航海の目的は、持続可能な開発における海洋の重要な役割を伝えることです。船には十分な研究設備が備わっており、航海を通じて、若者、科学者、国際的なリーダーが協力し、教育、科学、技術などの分野で海に関する新しい知識を構築していきます。
《スターツロード・レムクル号》日本でのスケジュール
- 2022年9月12日(月)~15日(木):横浜港(横浜ハンマーヘッド)
- 2022年9月24日(土)~28日(水):那覇港
- 2022年10月1日(土)~7日(金):石垣港
横浜滞在中には、SDGsのテーマに沿って海洋科学への関心を喚起するためのビジネス・学術セミナーなど、関係者向けのイベントのほか、9月13日(火)には、海洋・極地研究の一般むけプレゼンテーションを行う「オープンシップ」も予定しています。詳細は8月中旬にお知らせする予定です。
各港の間の航行では、リーダーシップやサステナビリティに関するセミナーや講座のために、企業や学術機関が船をチャーターします。
日本滞在を終え石垣を出港したあと、船はフィリピンの首都マニラに向かいます。
官民が協力、SDGsへのコミットメント
「ワン・オーシャン・エクスペディション」は、ノルウェー政府、ユネスコ、ユニセフ、ノルウェー国内外の大学や海洋研究機関などの協力のもと実施されています。また、多くの商業パートナーが、直接的な資金提供や現物支給、あるいは特定の区間の協力にあたるパートナーとして参加している大規模なプロジェクトです。
日本へ寄港するスターツロード・レムクル号には、ノルウェー、日本、太平洋諸国、その他数ヶ国の乗組員と研究者が乗船し、パラオから共に日本海域を目指します。これは海洋における持続可能な開発目標(SDGs)への私たち共通のコミットメントの表われです。
スターツロード・レムクル号の横浜、那覇、石垣への寄港をぜひお楽しみに!
関連リンク
∇駐日ノルウェー大使館
・「ワン・オーシャン・エクスペディション」概要紹介ページ:
https://www.norway.no/ja/japan/norway-japan/news-events/news/35/
・ウェブサイト:https://www.norway.no/ja/japan/
・Twitter: https://twitter.com/NorwayinJapan
・Facebook: https://www.facebook.com/norembtokyo
・Instagram: https://www.instagram.com/norwayinjapan/
∇ワン・オーシャン・エクスペディション(英語)
https://oneoceanexpedition.com/one-ocean-expedition-circumnavigation-statsraad-lehmkuhl
∇スターツロード・レムクル号(英語)
https://lehmkuhl.no/en/
∇「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」ウェブサイト(英語)
https://www.oceandecade.org/
お問合せ先
ノルウェー大使館広報部
emb.tokyo.info@mfa.no
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