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イタリア政府観光局
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イタリア政府観光局 初夏の現地イベント情報を発表

イタリア政府観光局

コロナ禍もひと段落し、本格的な夏の余暇シーズンがイタリアでは始まっています!日本でも海外旅行市場の回復に向けた動きが活発化し、イタリアへの渡航者も増加傾向に転じていることもあり、今回は初夏のイタリア各地で催されるイベントや新たな見どころについてご紹介します。
1. イタリア国内最大級のジャズの祭典「ウンブリア・ジャズ」が本年もペルージャで開催 
Umbria Jazz Perugia


1973年から毎年7月にウンブリア州の州都、ペルージャおよびその近辺の街で開催されている世界的に有名な音楽イベント、ウンブリア・ジャズが本年も7月の8日から17日までの日程で開催されます。世界最高峰のジャズ・ピアニストと称されるハービー・ハンコックをはじめ、気鋭のジャズシンガー、ダイアナ・クラールやジェイミー・カラム、日本での公演歴も豊富なアシッドジャズ・バンドのインコグニートなど、世界のジャズ界を牽引するトップアーティストがペルージャに集います。

世界屈指のジャズ・フェスティバルとして名高い当イベントですが、ジャズ以外のジャンルの有名アーティストが参加することでも知られ、本年も「3大ロック・ギタリスト」の1人としてしられるジェフ・ベック、80代になってもパワフルなパフォーマスを続けるイギリス出身のポップシンガー、トム・ジョーンズなどよるコンサートも予定されています。

メインの会場となるのは、サンタ・ジュリアーナ・アリーナ、ウンブリア国立絵画館、モルラッキ劇場の3会場。さらに期間中、カルドゥッチ公園や11月4日広場といった屋外の特設会場で無料コンサートが毎日のように開催され、大学の町として知られる閑静なペルージャの街が、ジャズの軽快な音色に包まれます。

なお、ウンブリア・ジャズは冬にも、ウンブリア・ジャズ・ウィンター・フェスティバルという名称で、同じくウンブリア州内の、世界一とも言われる美しい丘上都市、オルヴィエートで毎年12月年末年始にかけて開催されています。

イベントの公式ウェブサイト(英語表記): https://www.umbriajazz.it/en/
 

2.イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)にて、新たな刺激的な展示会 ”What a Wonderful World“が開幕 
New Innovative Exhibition at MAXXI


ローマにあるイタリア初の国立現代美術館、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI通称マキシ)では先月から、来場者が展示アート作品とタッチスクリーンを通じて実際に触れ合うことで得る反応や感覚を、AI(人工知能)を使ったソフトウェアを使って可視化し、作品の一環としてリアルタイムで展示するという、かつてない実験的かつ刺激的な展示会、WHAT A WONDERFUL WORLD(「何と素晴らしい世界」)を開催しています。同展示会は来年の3月12日まで開催されています。

WHAT A WONDERFUL WORLD(「何と素晴らしい世界」)では、イタリア出身のビジュアルアーティスト兼映画製作者であるローザ・バーバ、体験型・参加型のインスタレーションで知られるドイツ人アーティストのカールステン・フラー、ビデオアートと詩で知られているイギリス人アーティスト、エド・アトキンス、パリを中心に活動するスイス出身のインスタレーション作家、トーマス・ヒルシュホルンなど、現代アートシーンをリードする14人のアーティストによる大型インスタレーションが展示されています。今回の展示会のために新たに作成された作品や、国立21世紀美術館(MAXXI)が初めて入手した作品も数多く含まれています。

今回の展示会で肝要な役割を果たすのが、イタリアの民間調査機関、HER: She Loves DataがAIソフトに基づいて開発したインタラクティブな装置、「リレーショナル・デジタル・エコシステム(関係性を取り入れたデジタル生態系)」のプロトタイプです。来場者が展示作品を鑑賞し、触れ合うことで生まれる印象や感情をマッピングおよび可視化し、リアルタイムで出力することで、作品についての来場者の感想を美術館と一緒に表現することを可能にしています。

今回の展示会には、人類とテクノロジーが達成し得る偉大なる発展の可能性と、多くの課題と不確実性や対立と希望を内包しつつ、未来にむけて押し進んでいく現代社会との関係性を、若干皮肉な視点をもって示唆する、WHAT A WONDERFUL WORLD(「何と素晴らしい世界」)というタイトルがつけられています。アーティスト達の夢、希望、批評、仮説、演習が表現された作品群は、現代社会が抱える問題と、今日私達が「世界(World)」と認識している概念についての疑問を投げかけます。

中心街の喧騒から少し距離を置いたローマ市の北側に位置する、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)は、2010年に開館した、“新しいローマ”を象徴する美術館で、「曲線の女王」として知られた建築家、ザハ・ハディド設計によるものです。近くには、イタリアを代表する建築家、レンゾ・ピアノ設計のオーディトリアム(音楽公園)もあり、近年注目を集める、ローマ市民の憩い文化エリアとなっています。ローマを知り尽くした方にも新しいローマ体験ができる場所です。WHAT A WONDERFUL WORLD(「何と素晴らしい世界」)は、美術館のガレリア1で開催されていて、毎週火曜日から木曜日までは入場料が無料となっています。

イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)の公式ウェブサイト(英語表記): https://www.maxxi.art/en/


3. 魅力満載 夏のロンバルティア。州内で開催される、夏の期間限定イベント 
Fun Summer Events in Lombardia


アルプスのふもと、北イタリア平野の中央に位置し、平野と丘陵、水脈に恵まれた地形のロンバルディア州。国内第一の人口を誇り、州都ミラノを中心に商工農業ともに発達した、イタリアでも最も豊かな州でもあります。今回は、州内でも夏の時期に訪れるのに絶好の4つの都市やエリアと、そこで実施される夏季限定イベントの情報をご紹介します。

ヴァルテッリーナ渓谷とワイン祭り・ワイン・トレッキング
イタリア・ロンバルディア州の奥座敷、アルペンスキーの聖地として広く知られるヴァルテッリーナですが、夏の時期は中央アルプスを臨む、緑豊かな大自然の中でトレッキング、クライミング、サイクリング、スポーツフィッシング、パラグライド、ゴルフなど、様々なアクティビティを楽しめるアウトドア・パラダイスにその姿を変えます。

ヴァルテッリーナ地域は2千年以上の歴史を持つワインの生産地でもあり、6月から9月にかけ、ヴァルテッリーナ・ワイン・フェスティバルと称し、様々なワイン関連のイベントが開催されています。本年のイベントは今月4日から既に開始されており、9月24日までの間に、ワイン・テイスティングはもちろんのこと、風光明媚なワイナリーが連なるワイン街道を歩くワイン・トレッキング・イベントなど、合計7つのイベントが開催されます。
 


ヴァルテッリーナ・ワイン・フェスティバルとワイン・トレッキングの公式ウェブサイト(イタリア語表記のみ):  https://valtellinawinefestival.it
https://www.stradadelvinovaltellina.it/valtellina-wine-trekking/
 

湖水リゾート コモ 芸術と音楽祭
州の北西部、スイスとの国境の近くに位置する都市、コモは世界屈指の湖水リゾート地コモ湖の玄関口として人気の高い都市です。山や湖に囲まれた自然豊かな場所で、世界中の富裕層やセレブリティの別荘が多い避暑地としても知られており、ゲーテやヘミングウェイといったヨーロッパの文豪たちもこの地で夏のひと時を過ごし、コモ湖は「スターウォーズ」をはじめ多くの映画のロケ地にもなっています。

芸術も楽しめるコモの旧市街には、城壁や市庁舎など中世の建造物が多く残っており、特に荘厳な佇まいのドゥオーモ(大聖堂)は必見です。1396年に着工されたこの建造物は、聖母マリアに捧げられており、ロンバルディア州内の3大宗教建造物の一つに数えられています。また、コモ湖畔には、ヴィラ・オルモ、ヴィラ・デル・グルメッロ、ヴィラ・スコタといった豪奢なヴィラ(邸宅)と庭園が点在しており、コモを代表する観光スポットになっています。

そんなコモの夏の風物詩となっているのが、本年15回目の開催を迎える音楽祭、「ムジカ・スラックア(イタリア語で「水辺の音楽」という意味)」です。ロココ様式のクーポラが美しいコモ大聖堂と、その向かい側にある、1813年に完成した歌劇場、ソチャーレ歌劇場の間に設置された会場で、クラシックやジャズのコンサートが、7月3日から17日までの間、ほぼ毎日開催されます。

「ムジカ・ラックア」の公式ウェブサイト(英語表記): 
https://www.festivalmusicasullacqua.org/en/
コモ観光公式ウェブサイト(英語表記)
https://www.in-lombardia.it/en/tourism-in-lombardy/tourism-como
 

ガルダ湖周辺エリア(シルミオーネとガルドーネ・リヴィエラ)
州北部、イタリア最大の湖ガルダ湖周辺には風光明媚なリゾート地や有名スポットが点在しています。湖畔南部に位置するシルミオーネには中世時代の城や教会が数多く残っており、情緒あふれる旧市街の街並みや、温泉で国内外から観光客を集めています。旧市街は湖に突き出たシルミオーネ半島の突端部分にあり、この突端の先にあたる部分には、ローマ帝政初期時代の別荘跡、カトゥッロの洞窟があります。また、13世紀にヴェローナの地を支配していた領主スカラ家のマスティーノ1世が築城した、スカリジェリ家の城も見逃せないスポットとなっています。

ガルダ湖の西岸に位置するのは、三島由紀夫他日本の作家にも大きな影響を与えたといわれる、20世紀初頭のイタリアを代表する文学者・詩人のガブリエーレ・ダンヌンツィオが邸宅を置いていた町、ガルドーネ・リヴィエラ。現在、この邸宅は巨大な博物館「ヴィットリアーレ」として一般公開されています。ガルドーネ・リヴィエラでも毎年夏の時期、「テネラメンテ(「丁寧に」、「やさしく愛情を持って」などという意味の音楽用語)」というタイトルがついた音楽フェスティバルが催されており、本年も6月26日から7月25日まで開催される予定です。ガルダ湖を見晴らすヴィットリアーレ円形劇場にて、ジャズからインディー、ロックからブルースなど多様なジャンルの合計14のコンサートをご覧いただけます。


 テネラメンテ・フェスティバルの公式ウェブサイト(イタリア語表記のみ):
https://www.anfiteatrodelvittoriale.it
ガルドーネ・リヴィエラ観光公式ウェブサイト(英語表記)
https://www.in-lombardia.it/en/tourism-in-lombardy/tourism-brescia/boroughs-brescia/gardone-riviera


世界遺産の街マントヴァ:芸術と音楽祭
ロンバルディア州の南東部、三方を12世紀につくられた人工湖によって囲まれているマントヴァは、14〜18世紀にヨーロッパでも最も著名であった家系の1つ、ゴンザーガ家がこの地を支配した中世に最盛期を迎えた街です。今でも当時の建造物や芸術作品が数多く残っており、中心市街などが、マントヴァから北西に約30キロの場所にある街、サッビオネータの中心部とともに「マントヴァとサッビオネータ」の名で世界遺産リストに登録されています。
 
ゴンザーガ家は芸術と文化を厚く保護したことで有名で、特にコンザーガ家に嫁ぎ入り、名画「モナ・リザ」のモデルではないかといわれた才媛、イザベラ・デステは多くの芸術家を庇護しました。その結果、マントヴァは、ドゥカーレ宮殿内のアンドレア・マンテーニャによる壁画・天井画で飾られた 「婚礼の間」、テ離宮のジュリオ・ロマーノが部屋全体に壁画を描いた「巨人の間」など、ルネッサンス時代の芸術作品の宝庫となっています。

マントヴァでも毎年夏の期間、音楽フェスティバル、コッリ・モレーニチ音楽祭が開催されており、本年も6月12日から8月14日までの期間、マントヴァ県内10ヶ所にて、合計150名以のアーティストによる、多様なジャンルの音楽コンサート、ライブ・ペインティング、舞踏パフォーマンスなどが催されます。全てのコンサートの終わりには、来場者に無料でワインが振る舞われるという、気の利いた演出も楽しいイベントです。
 

コッリ・モレーニチ音楽祭の公式ウェブサイト(イタリア語表記のみ):
https://collinemoreniche.it/eventi/1357269/festival-colli-morenici
マントヴァ観光公式ウェブサイト(英語表記)
https://www.in-lombardia.it/en/tourism-in-lombardy/tourism-mantua


v  上記に関する写真をご希望のメディア関係の方はイタリア政府観光局プレス担当者までご連絡ください。
tokyo@enit.it

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業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区三田2-5-4 (イタリア大使館内)
電話番号
03-3451-2721
代表者名
Ivana Jelinic
上場
未上場
資本金
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設立
1966年07月
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