発売から10年経った大谷大学オリジナルコーヒーを学生が一丸となりリニューアル!大谷大学 「大谷ほっとコーヒープロジェクト」新ブレンド「尋(じん)珈琲」完成披露会を開催!
学生「香りと味で安らぎを感じてもらえるような願いを込めて開発」コーヒーに込めた想いを語る
当日は、大谷大学長の一楽 真教授、藤枝 真教授(学生部長)のほか、開発にご協力いただいた珈舎 伊藤珈琲店長の伊藤 達さんとプロジェクトの中心的な役割を担った新入生歓迎実行委員会の学生、中野 隆希さん(教育学部教育学科初等教育コース/第3学年)と嶌本 愛さん(教育学部教育学科初等教育コース/第3学年)の2名が登壇し、コーヒーに込めた想いや開発の背景について語りました。さらに、「尋珈琲」の試飲会も行い、当日集まったメディアと学生に完成した「尋珈琲」を振る舞いました。
延べ600名以上を巻き込み開発「学内一体となったコーヒーづくりを」学生が開発苦労を語る
発表会では、開発にご協力いただいた珈舎 伊藤珈琲店長の伊藤 達さんのほか、本プロジェクトの中心的な役割を担った新入生歓迎実行委員会の中野 隆希さん(写真右 教育学部/第3学年)、嶌本 愛さん(写真左 教育学部/第3学年)が登壇し、開発の背景や想いについて語りました。中野さんは「コロナ禍で活動が制限されていた中、学生みんなで一つのものを作り上げたいという想いでプロジェクトを発足しました。大学関係者延べ600名以上を巻き込み開発する中で、いかに多くの意見を反映させられるかに苦労しましたが、制作を通して、人や意見を取りまとめる力が身につきました」とコメント。続いて、嶌本さんは「コーヒー好きが高じて、知識を深めたいという想いでプロジェクトへの参加を決めました。受験生や社会人、学生を中心に、多くの人に香りと味の2段階で安らぎを感じてもらいたいです」と開発への熱意を語りました。
珈舎 伊藤珈琲店長の伊藤さんは、「試飲会も含めて、こんなに多くの意見を参考に作り上げたのは私にとってもとても良い経験になりました。学生さんたちの想いが詰まったコーヒーをぜひとも味わってもらいたいです」と力強いメッセージを伝えました。
大谷大学長 一楽 真 挨拶
冒頭では、本学の学長である一楽 真よりご挨拶。「尋珈琲」の名前やパッケージの由来となった大学を象徴する建物「尋源館」について、358年の大学の歴史とともに説明しました。
一楽学長は、「コーヒーのブレンドからネーミング、パッケージデザインまで学生会が中心となって取り組んでくれたほか、伊藤珈琲さんのお力添えのおかげで形になってくれて嬉しい」と尋珈琲が完成したことを祝す言葉を述べました。さらに、「地域に育てられてきた大学として、今後はますます地域の方との連携を深めていきたい」と今後の期待を語りました。
学生部長 藤枝 真 趣旨説明
本学の哲学科教授で学生部長も務める藤枝 真からは、本プロジェクトの趣旨説明を行いました。
「勉学、課外活動、受験勉強、仕事などで疲れた際にコーヒーを通して『ほっと』ひと息つけるようなひと時を楽しんでもらいたい」と「尋珈琲」 のコンセプトを説明し、「プロジェクトメンバーだけで制作するのではなく、本学関係者全員が何らかの形でこのプロジェクトに携わり、『大谷大学一体で作る』コーヒーになるような仕掛けづくりをしようという想いで取り組んだ」と、学内関係者を対象に試飲会を行うなど、コーヒー完成までのこだわりを語りました。
発表の最後には、「2020年度以降、学業や学生生活全般に様々な制限を強いられる状況であった。その中で、学生会が主体となり、このプロジェクトが立ち上がり、学生、教職員そして地域とがつながることができる取り組みとなった」とコメント。さらに、「多くの学生・教職員の楽しそうに意見を言いあっている様子や、プロジェクトメンバーが一致団結して生き生きと活動している様子を見て、全学生・全教職員がこのプロジェクトを通してつながることができたことを実感した」と語り、「今後、このプロジェクトに限らず、学生主体となって取り組む活動については、大学として引き続き積極的に応援や支援を行っていきたいと考えている」と今後の展望についてもコメントしました。
尋(じん)珈琲 試飲会
イベントの第2部では尋珈琲の試飲会を行いました。開発中の試飲会のアンケートで判明した、深煎りでかつ砂糖やミルクを入れる人が一定数いることを踏まえて、ブラックではスッキリと、かつ砂糖やミルクを入れてもしっかりと味わえるコーヒーとなった尋(じん)珈琲を当日集まったメディアや学生たちに振る舞いました。
尋珈琲は、7月1日(土)から珈舎 伊藤コーヒーにて、ドリンクでの店舗提供に加え、珈琲豆ドリップバッグとしても販売を開始します。
商品概要
商品名 :尋(じん)珈琲
商品特徴:酸味が少なく香ばしい、モーニングからディナーまで時間を選ばずご利用いただける満足感のある味わい
販売店:珈舎 伊藤珈琲(店頭・ECサイト)
価格:
ドリップバック8個入りギフトボックス 1200円(税込)
ドリップバック1個 150円(税込)
豆 100g 650円(税込)
店舗ドリンク提供(HOTのみ) 1杯 620円(税込)
※ギフトボックスと豆のみECサイトにてご購入いただけます。
実施概要
■日 時 2023年6月20日(火) 11:00~12:00
第1部 11:00~11:40(完成発表会) 第2部 11:40~12:00(試飲会)
■会 場 大谷大学 京都/本部キャンパス 慶聞館 K309教室(〒603-8143 京都市北区小山上総町)
■登壇者 一楽 真(大谷大学長/真宗学科教授)
藤枝 真(学生部長/哲学科教授)
京都伊藤珈琲店長 伊藤 達氏
新入生歓迎実行委員会 中野 隆希(教育学部教育学科初等教育コース/第3学年)
嶌本 愛(教育学部教育学科初等教育コース/第3学年)
■内 容 第1部:主催挨拶/趣旨説明/制作者による発表/質疑応答/フォトセッション/閉式挨拶
第2部:試飲会/個別取材
珈舎 伊藤珈琲について
店舗名:珈舎 伊藤珈琲
珈舎 伊藤珈琲は自家焙煎珈琲のお店。常に煎りたて挽きたての新鮮なコーヒーをお届けしています。
〒603-8142 京都府京都市北区小山北上総町43-3 中道ビル1F
TEL:075-492-0033
「大谷 ほっと コーヒープロジェクト」について
本学では、2012年より、北大路商店街の「珈舎 伊藤珈琲」の協力のもと、オリジナルブレンドコーヒー2種「はるかぜ」「Young Leaves」を制作し、通称「Otani Coffee」として販売しています。
販売より10年が経過し、ブレンドコーヒーのリニューアルを検討するにあたり、大谷大学学生会による大学新オリジナルコーヒー制作プロジェクト「大谷 ほっと コーヒープロジェクト」が2022年9月に始動しました。本プロジェクトは、「本学学生、新入生、受験生及び関係者の方々に、コロナ禍で様々な制限を強いられる中、勉学、課外活動、受験勉強、仕事などで疲れた際にコーヒーを通して『ほっと』ひと息つけるようなひと時を楽しんでもらいたい」という想いのもと実施しました。また、試作会や試飲会、完成品・商品名の投票会など、本学関係者全員が本プロジェクトに携わり、大谷大学が一体となってオリジナルコーヒー制作に取り組みました。(写真:試飲会の様子)
大谷大学について
大谷大学は、1665(寛文5)年の江戸時代、京都・東六条に創設された東本願寺の学寮をその前身としています。その後、いくたびかの変遷を経て、1901(明治34)年、近代的な大学として東京・巣鴨の地に開学。1913(大正2)年、現在の地に移転開設しました。
親鸞の仏教精神に基づき、“人材”ではなく“人物”の育成を目標とする学び「人間学」を教育・研究の根幹とし、広く一般社会へ開かれた大学として発展を続けています。2021(令和3)年には、近代化120周年を迎えました。
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