NPO法人一期JAM、アフリカ・ギニアでNGOを設立し、『ギニアスマイルプロジェクト』を通じて子どもたちの未来を支えるクラウドファンディングを開始
音楽と食でギニアの子どもたちの持続可能な未来を目指す!NPO法人一期JAMが、貧困に苦しむ子どもたちの夢を支える『ギニアスマイルプロジェクト』のクラウドファンディングをスタート。
アフリカ・ギニア共和国には、音楽の才能と情熱を持ちながらも、貧困のために夢を諦めざるを得ない子どもたちが数多くいることをご存知でしょうか?
NPO法人一期JAMは、2024年7月、ギニア共和国政府から正式な認可を受け、現地唯一の日本人代表によるNGO団体『IJG・Ichigo Jam Guinée』を設立しました。これに伴い、ギニアの子どもたちが貧困を克服し、音楽や文化の学びを通じて未来に向かう道を開く『ギニアスマイルプロジェクト』のクラウドファンディングを開始しました。
「ギニアスマイルプロジェクト」とは、音楽教育と栄養支援を通じて、困難な環境に生きる子どもたちが貧困に打ち勝ち、希望に満ちた未来を描がけるよう、彼らの夢と成長をサポートする取り組みです。
背景と目的:伝統音楽文化の消滅を防ぎ、子どもたちの夢を守る
消えゆくギニアの伝統文化
ギニア発祥の伝統楽器「ジャンベ」をはじめとするギニアの楽器は、古くから儀式や、結婚、子どもの誕生など人生の節目となるお祭りで大切にされ、地域の絆を深める役割を果たしてきました。
その独特なリズムと音色は、世界中で多くの人々に愛され、現在では海外でもますます人気を集めています。実際、この貴重な文化を学ぶために、ギニアを訪れる外国人も増えているのです。
しかし、近代化の波に押され、ギニア国内ではこの大切な文化が次第に失われつつあり、音楽家たちは演奏の場を失うという厳しい現実に直面しています。海外ではその魅力が広がり続け、現地では文化の衰退が進んでいるというジレンマが存在するのです。
経済的な理由から、夢を諦めざるを得ない子どもたち
一方で、伝統音楽やダンスに情熱を注ぎ、その道を極めたいと願う才能豊かな子どもたちがたくさんいます。しかし、彼らは、経済的な理由でその夢を諦めざるを得ない状況に置かれています。夢を追い続けられない現実は、彼らの未来を暗くしてしまうのです。
貧困が多くの子どもたちの未来を閉ざしています。衣食住、学校に通うことも難しく、基本的な教育を受ける機会さえも限られています。
音楽に対する情熱や才能があっても、楽器を購入したり、教育を受けるための費用がないため、夢を追いかけられない子どもたちがほとんどなのです。
このプロジェクトには、未来の音楽家を目指す才能あふれる子どもたちが参加しています。その中の一人が、14歳のモハメド君です。彼は幼い頃から音楽に魅了され、特にギニアの誇る伝統楽器「ジャンベ」に強い情熱を抱いています。
しかし、ジャンベは非常に高価であり、特に貧しい家庭にとっては簡単に手が届くものではありません。モハメド君も自分のジャンベを持つことができませんでしたが、私たちのプロジェクトで提供されたジャンベを手にし、日々一生懸命に練習に励んでいます。
彼や同じ境遇にある子どもたちが、輝く笑顔でジャンベを叩く姿を見るたびに、私たちは音楽が彼らの夢と未来を照らす大きな力であることを実感しています。
プロジェクトの目標:音楽と食を通じて未来を切り開く
このプロジェクトでは、音楽教育と子ども食堂の運営と共に、次のような取り組みを進めていきます。
1. 伝統音楽学校として無償の音楽教育を提供
プロのミュージシャンによる無償のジャンベや伝統音楽の教育を提供し、才能を持つ子どもたちが音楽家としての夢を追いかけるための環境を整備します。
また、楽器や練習用の衣装、楽器のメンテナンス、練習場所も提供し、子どもたちが安心して音楽に打ち込めるよう支援します。
2.子ども食堂とコミュニティ支援
子どもたちに栄養バランスの取れた食事を提供し、健康的な成長を支えます。また、地域社会との連携を強化し、定期的に子ども食堂を運営し、食料配布を通じて食事の機会を提供します。これにより、子どもたちが安心して集まり、心身共に豊かに成長するコミュニティを創ります。
3.コンサートや国際交流イベントへの参加支援
国内外で開催される音楽フェスティバルや国際交流イベントへの参加をサポートし、子どもたちの成長と国際的な視野の拡大を支援します。
さらに、昨年亡くなったメンバー、ミルー君の追悼コンサートも計画しています。彼は楽器演奏とダンスの両方に秀でており、将来を期待されていた若者でした。しかし、突然のマラリア感染によりその命が奪われました。
彼が抱いていた音楽への情熱と夢を継承するため、追悼コンサートを通じて彼の思いを次世代に繋げていきます。
4.未来の展望:日本での音楽ツアー、日本の青少年との交流を目指して
ギニアの子どもたちが日本に行き、日本の青少年たちとの音楽を通じた異文化交流も目指しています。日本の青少年とギニアの子どもたちが一緒に演奏することで、音楽を通じて相互理解と友情を深める場を作りたいと考えています。
これまでの実績・支援が生んだ成果
支援を受けた子どもたちは、音楽教育を通じて大きな成長を遂げています。ギニア国内の伝統音楽コンクールに出演し、その様子はギニア国営TVでも放映され、多くの視聴者に感動を与えました。また、2022年には、ギニア政府主催の文化工芸フェスティバルで演奏を披露し、高い評価を得ました。
国際交流の実績
さらに、日本の鹿児島県三島村の協力により、三島村の子どもたちとのビデオ交流も実現しました。今後も、国際的な文化交流を積極的に進めていく予定です。こちらのYouTubeでは、プロジェクトで支援する子どもたちの自己紹介や演奏風景をご覧いただけます。
クラウドファンディング緊急支援のお願い:未来を共に創るパートナーとして
11月から年始にかけて行われる伝統音楽フェスティバルが迫っています。子どもたちが夢を追い、フェスティバルに参加できるよう、皆さまからの温かいご支援を心からお願い申し上げます。
■マンスリーサポーター50名募集:単発寄付も大歓迎です。
皆さまからのご支援は、音楽教育、子ども食堂の運営、楽器購入やメンテナンス、食料配分活動などに使われます。
【支援のお願い】皆さまのご支援が、ギニアの子どもたちの未来を大きく変える力になります。私たちの活動にご協力いただき、共に子どもたちの夢と笑顔を支えていきましょう。
ご支援により可能となること
・3,000円で…3名の子どもたちに1日分の朝食と昼食を提供。
・5,000円で…コンサート用衣装を2着揃える。
・10,000円で…子ども食堂用に、50kgの米袋を2袋購入。
・30,000円…太鼓ジャンベを1台購入。
クラウドファンディング概要
タイトル : ギニアの子どもたちへ、希望と未来を繋ぐ「ギニアスマイルプロジェクト」
寄付募集 : 単発寄付、毎月の寄付を受け付けています
目標 : 年末までに50名のマンスリーサポーターを募集
詳細はクラウドファンディングページにてご確認いただけます。皆さまのご支援を心よりお待ちしております。
代表者のコメント
私はこれまで、才能と情熱を持ちながらも、貧困のために夢を諦めざるを得ないギニアの子どもたちの現実を何度も目の当たりにしてきました。
そんな厳しい環境の中でも、彼らが汗だくになりながら、キラキラと輝く瞳でジャンベを演奏し、歌い、踊る姿を見るたびに、私はいつも深く心を打たれます。そして、この素晴らしいギニアの文化が次世代へと引き継がれていく重要性を、ますます強く感じるのです。
このプロジェクトは、単なる音楽教育にとどまりません。子どもたちに希望と誇りを与え、さらにギニアの豊かな文化を未来へと繋いでいくための、非常に大切な取り組みです。
皆さまの温かいご支援が、子どもたちの未来を大きく変える力になります。どうか、一緒に彼らの夢をかなえ、笑顔あふれる未来を築いていきましょう。私たちの活動にご協力ください。
NGO団体・ONG IJG・Ichigo Jam Guinée 代表:バー由美子
取材依頼・お問い合わせ
ギニアスマイルプロジェクトにご興味をお持ちいただけましたら、現地の子どもたちの活動や成長、プロジェクトの成果について取材いただけますと幸いです。取材のご依頼やご質問は、下記の問い合わせ先までお気軽にご連絡ください。
NGO団体・ONG IJG・Ichigo Jam Guinée
代表者: バー由美子
所在地: ギニア共和国、コナクリ
設立: 2024年7月
活動地域: ギニア共和国
URL: https://www.inuwaliafrica.com/music-education-for-children-in-guinea
メール:inuwaliafrica@gmail.com
お問い合わせフォーム: https://www.inuwaliafrica.com/contact/
サポート団体(日本での母体)
この活動は、NPO法人一期JAM(日本)を母体とし、ギニア現地で政府認定されたNGO「ONG IJG・Ichigo Jam Guinée」として運営されています。
NPO法人一期JAM
代表者: 山崎剛司
所在地: 日本、東京都
設立: 2013年
URL: https://www.ichigojam.org
本リリースはNPO法人一期JAMより提供されたものです。
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