オートファジー指標に着目した介入臨床試験を開始

— XPRIZE Healthspan決勝ラウンドを見据えた、科学的エビデンス創出を推進 —

株式会社AutoPhagyGO

株式会社AutoPhagyGO(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長:石堂 美和子 以下APGO)は、XPRIZE Healthspanの準決勝(Semifinals)進出チームとして、決勝ステージを見据えた前向き介入臨床試験を開始しました。本試験は、ヒトにおけるオートファジー関連指標と臨床的アウトカムの関係を探索し、標準化された評価系で介入効果を検証するものです。倫理審査承認(承認日:2025年8月21日)を経て被験者登録を開始し、試験情報はUMINに登録済みです(受付番号:R000067187)。

背景

XPRIZE Healthspanは、運動機能・認知機能・免疫機能の三領域を対象に、50–80歳の被験者で12か月以内に最低10年(目標20年)相当の機能回復を目指す臨床試験主導のグローバルコンペティションです。APGOは準決勝ラウンドの要件に沿い、再現性と臨床妥当性を重視した試験運用で決勝進出を目指します。

試験の概要

· デザイン:ランダム化単盲検並行群間比較試験(評価者盲検)

· 対象:50歳以上80歳未満の健常成人男女

· 主要評価項目:認知機能、筋肉(筋力)、免疫指標

· 副次評価項目:オートファジー関連項目、老化指標、睡眠、疲労、体温等

· 安全性評価項目:臨床検査値の変化、有害事象、副作用

· 介入期間:2025年8月~2026年6月(XPRIZE要件に準拠)

· 研究実施体制:多機関共同研究 

· 共同研究機関:プロジェクトパートナー・メインパートナー

· 登録:UMIN(受付番号:R000067187)

代表コメント

AutoPhagyGO株式会社 代表取締役社長 石堂 美和子

XPRIZE Healthspanの準決勝進出を受け、オートファジー指標と臨床アウトカムの関係を、臨床現場の標準プロトコルで検証します。科学的厳密性と公開性を重視し、決勝進出を目指します。

試験実施の様子

マウスピース装着           

運動機能測定

免責

*本リリースは研究開始の事実をお知らせするもので、特定製品の有効性を保証・宣伝するものではありません。

*本試験は医薬品の治験ではなく、食品・ヘルスケア介入の探索的臨床試験です。関連法令・指針に準拠します。

「AutoPhagyGO」について

AutoPhagyGOは、オートファジー研究の第一人者である大阪大学の吉森保栄誉教授の研究成果を基に、オートファジーの産業応用を推進する大阪大学発のベンチャー企業です。オートファジーは、「毎日少しずつ細胞内部の部品を分解して新品に交換し、細胞の健康を保つ仕組みであり、健康寿命の延伸や老化関連疾患の予防に重要な役割を果たすことが近年の明らかになり、注目されている研究分野です。

会社概要

株式会社AutoPhagyGO

〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号大阪大学産学共創A棟 A406
公式サイト : https://autophagygo.com/

お問い合わせ先

株式会社AutoPhagyGO
広報:越智(おち)・中野(なかの)
Email:cs@autophagygo.com

※本プレスリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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ビジネスカテゴリ
フィットネス・ヘルスケア
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会社概要

株式会社AutoPhagyGO

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URL
https://autophagygo.com/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府吹田市山田丘2番1号 大阪大学産学共創A棟 A406
電話番号
-
代表者名
石堂美和子
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年06月