花色が変わる!? 色の経年変化を楽しむ山中漆器のブランド『結々-YUIYU』から植物のような漆器の新作「RIN」が誕生
4月9日から公式オンラインストア、松屋銀座などで発売開始
「植物のような漆器」とは?
450 年もの歴史を持つ山中漆器とフラワーデザイナーの視点を組み合わせて開発した、色やかたちを植物に近づけた漆器シリーズです。同シリーズの「蕾」は、2024年3月に行われた「令和5年度石川県優良観光土産品推奨審査会及び第37回コンクール」にて、石川県知事賞を受賞しました。
【商品概要】
ろくろの街から生まれた花のような漆器
全国一の木地ろくろ挽きの産地「山中」の職人技から生まれた、装飾性と使い心地を追求したプレートです。漆器がある暮らしをもっと気楽に、自由に楽しんでほしいという想いで木製漆器の可能性と魅力を引き出しました。
"食卓に花を咲かせる”贈りものとして、母の日や就職祝い、引っ越し祝い、還暦祝いなどのギフトにも最適です。雰囲気づくりが欠かせないお茶会やピクニックなど幅広いシーンでお使いいただけます。
テーブルの景色が変わる
洋食器のような重ね使いを木製漆器でも体験できるように、大小でフリルの数を変え、影が美しく見えるデザインに仕立てました。色違いで重ねてみたり、季節にあわせて色を変えてみたり。装飾性の高い器なので、少ない小物でも雰囲気よく食卓が整います。
気楽に、漆器と暮らすために
持ち上げたときに指先がフィットするように、高台の内側にゆるやかな丸みを加えています。また段差をなくして斜めに磨き上げることで、洗いやすく。片付けをラクにするために、薄さと軽さにこだわりました。(7寸皿:100g、5寸皿:50g)
植物を育てるように、ゆっくりと色変わりを楽しむ
飴色の生漆は、時とともに少しずつ透明に近づき、下地の色がゆっくりと顔を出していきます。その色の変化を楽しみながら、使うたびに愛着がわいてくる。天然素材の漆器には、こうした少ないもので豊かに暮らすための知恵が込められています。
サステナブルな取り組み
育った環境や削りだす場所によって表情が変わる天然木は、ひとつとして同じものがありません。だからこそ、木の表情を自然が生み出した個性として捉え、これまで規格外にしていた模様もそのまま残しました。
石川県内の漆器の3大産地から
「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」に並ぶ「木地の山中」として、山中は挽物木地では全国一の生産量を誇る地域です。⽣産過程には、ろくろを挽く⼈、漆を精製する⼈、下塗りをする⼈、漆を拭き取る⼈など表には⾒えないたくさんの⽅の⼿が加えられています。多くの職人の想いに支えられている伝統工芸だからこそ、山中の人と自然と文化を主役に、暮らしのクオリティを高めるものづくりに取り組んでいます。
使っている技法
木地=木目模様を生かした自然な風合いが魅力の山中塗。本商品では、植物のようなフォルムに近づけるため、挽物の木地師が木工旋盤を用いてプレートの形に削り出し、最後は手彫りで木地を整え、花のような曲線を表現しました。
漆=生漆を染み込ませた布で木地に漆を刷り込み、塗りと拭きを何度も繰り返す「拭き漆」の技で、木目の美しさを引き立てています。
木製プレート「RIN」は、2024年4月9日より公式オンラインストア、松屋銀座(東京・中央区)で販売開始いたしました。自然な風合いを表現した山中漆器をお楽しみください。
・商品詳細
(6カラーを展開)ベリー、オリーブ、ライラック、ミモザ、ヒアシンス、セサミ
(表面塗装)漆
(素地)天然木(ハンノキ)
(販売価格)5寸:6,600円、7寸:8,800円(税込)
▼取扱店
公式オンラインストア
https://www.yuiyu.jp/categories/5839029
(店舗)
松屋銀座 和洋食器売り場(東京・中央区)
▼公式Instagram
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