サイオステクノロジーとAerospike, Inc.が協業開始

~急成長するAI時代を両社のテクノロジーを生かしたサービスの提供を通じてサポート~

Aerospike

サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)とマルチモデル・リアルタイムデータプラットフォームを提供するAerospike, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Subbu Iyer、日本支社:東京都渋谷区、日本法人 統括責任者:菊池智功、以下、Aerospike)は、本日、ビジネスパートナーシップを締結することを発表します。

これにより、サイオステクノロジーはマルチモデル・リアルタイムデータプラットフォーム「Aerospike Real-time Data Platform」を日本国内の販売代理店として販売、加えて開発支援や運用のコンサルティングサービスを提供します。

今後、両社はセミナー開催などのマーケティング活動および導入に向けた営業活動を共同で展開し、拡販を進めます。

図1 「Aerospike Real-time Data Platform」の概要

【協業の背景】

昨今のデータ分析、AI需要を受け、ベクトルデータベースやグラフデータベースへの注目が高まっています。その市場規模は、2028年までにベクトルデータベースは43憶ドル*1、グラフデータベースは73億ドル*2になると予測されています。これは、世界のデータ分析およびAIソフトウェア市場の急増するデータ需要への対応として、大規模データをリアルタイムに処理することが求められていることの表れでもあります。

従来型のシステム構成では、大規模データを処理するには高負荷がかかりシステムのパフォーマンスが落ちる、またはシステムのパフォーマンスを維持するために高コストになるという課題がありました。Aerospikeの「Aerospike Real-time Data Platform」では、大規模データの処理を高速かつ、低コストで行うことが可能です。

AI利活用が企業にとって必要不可欠となる近い未来を見据え、サイオステクノロジーが提供する「APIサービス」とAerospikeが提供する「Aerospike Real-time Data Platform」を組み合わせることで、リアルタイムデータを事業に生かしたいという日本企業の要望に応える体制を整え、これまで以上に多種多様な業種業界の事業に寄与します。

【Aerospike Real-time Data Platformの特長】

1.  業界最高のパフォーマンス

1ミリ秒未満の低レイテンシーと25万OPS以上の高スループットを実現することにより、Aerospike導入前と比較し300%以上のパフォーマンス向上が見込まれます。

2.  極端に低いコスト

Aerospikeの特許取得済みHybrid Memory Architecture™は、他のNoSQLプロバイダーと比較した場合、サーバーやクラウドインスタンスの規模を最大80%削減し、圧倒的な競合優位性を発揮します。

3.  無限のスケール、高可用性・強一貫性

ギガバイトからペタバイトまでの大量データに対し、シームレスなスケールでリニアなパフォーマンスを提供します。また、XDR/Rack awareness、Strong Consistencyといった独自の機構によりグローバルに分散された強力で一貫性を持つデータで99.999%以上の稼働率を実現、これによりリアルタイムでミッションクリティカル、かつ厳格なSLA基準を遵守したアプリケーションを安心して構築することを可能とします。

4.  マルチモデルによりあらゆるニーズに対応

Aerospikeは、キーバリュー、ドキュメント、グラフ、ベクトルを有するマルチモデルデータベースです。これにより、Aerospike単体でオンライントランザクション処理、データ分析、AI/ML(人工知能/機械学習)といったあらゆるユースケースに対応することができます。

【両社からのコメント】

「このたびのパートナーシップを心より歓迎します。当社のAPIサービスにAerospikeの『Aerospike Real-time Data Platform』が加わることで、今後、AIを取り入れる顧客企業様へ最適なデータベースを提供することができることを大変嬉しく思います。当社のOSSやAPIサービスにおける高水準な知見・技術力とAerospikeの製品力を掛け合わせることで、顧客企業のデータドリブンなDX推進および新たなビジネス価値創造に貢献すると確信しています」

                      サイオステクノロジー株式会社 代表取締役社長 喜多伸夫

「長年にわたりデータ基盤を牽引してきたサイオステクノロジー社の豊富な経験と技術力にAerospikeの最先端テクノロジーをシナジーさせることで、多くの日本企業がグローバルでの競争・協業力を確保するべく、両社共同でご支援いたします」

                         Aerospike, Inc. 日本法人 統括責任者 菊池智功

*1 出典:MarketsandMarkets「Vector Database Market by Offering (Solutions and Services), Technology (NLP, Computer Vision, and Recommendation Systems), Vertical (Media & Entertainment, IT & ITeS, Healthcare & Life Sciences) and Region - Global Forecast to 2028」

 

*2 出典:MarketsandMarkets「Graph Database Market by Model Type (RDF, LPG, Hypergraph), Offering (Solutions, Services), Analysis Type (Community Analysis, Connectivity Analysis, Centrality Analysis, Path Analysis), Vertical, and Region - Global Forecast to 2028」

 

サイオステクノロジーについて

サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaS製品の販売とサービスを行っています。直近では、クラウドをはじめDXの技術領域に注力し、次世代を支える新製品とサービスを提供しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。

詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。

Aerospike, Inc.について

Aerospikeは、無限のスケール、スピード、TCO削減のために構築されたリアルタイムデータベースです。当社の顧客は、最小のレイテンシーと最高のスループットを誇るデータプラットフォームで、次世代のニーズに備えることができます。クラウドとAIを駆使し、楽天、NTTドコモ、Caulis、Adobe、Airtel、Criteo、DBS銀行、Experian、PayPal、Snap、Sony Interactive Entertainmentなどの主要企業を支援しています。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、ロンドン、バンガロール、テルアビブにオフィスを構えています。

詳細情報は、https://aerospike.co.jp/ をご覧ください。

Aerospike公式ソーシャルメディア:X (旧Twitter), Facebookブログ

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会社概要

Aerospike Japan合同会社

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URL
https://aerospike.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 39階
電話番号
050-6861-8392
代表者名
菊池 智功
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年02月