静岡県菊川市は佐川急便株式会社と菊川茶の海外輸出戦略に関する協定を締結しました
GI認証の深蒸し菊川茶のおいしさを世界へ!
同社の強力なご支援のもと、菊川茶の安全かつスムーズな海外輸出を実現していくとともに、菊川茶が世界に求められるお茶となるよう期待します。
12月14日に行われた締結式では、長谷川寬彦市長と同社の森 裕一郎執行役員兼中京支店長兼東海支店長が協定書に署名しました。長谷川市長が、「佐川急便様との協定締結を機に菊川茶を世界190カ国以上の国や地域に向けて販路拡大に取り組めることは本当にありがたいです。深蒸し菊川茶が世界に愛されるように期待します」と感謝の言葉を述べると、森執行役員は「歴史ある菊川茶を世界に届けるお手伝いができることを嬉しく思います。菊川市様と協働し、佐川急便がこれまで培ってきた輸出に関するノウハウを使って、認知向上と販路拡大に貢献したいです」と力強く応じました。
○主な協定内容
(1)国際物流の輸出入業務に関すること
(2)国際物流の手配に関すること
(3)海外への販路商会に関すること
(4)バイヤー等とのマッチング・商談に関すること
(5)輸出サポートに関すること
(6)関係者への説明に関すること
(7)その他、国際物流に関すること
菊川市は、静岡県の西部、静岡市と浜松市のほぼ中間に位置する市です。市の東側に全国有数の茶産地である牧之原台地があり、明治より茶の生産が盛んなまちですが、長引くリーフ茶の国内需要の落ち込みによる茶の販売価格低迷と、好調な茶の海外輸出に関したノウハウが不足していることにより、市の茶業績も低迷が続いています。
こうした現状と課題解決に向けた呼び掛けを菊川市長が今年4月に開催された「首長LIVE」(※)の場で発表したところ、佐川急便(株)様から海外と地場企業とのビジネスマッチングのご提案をいただきました。協定の締結により、佐川急便㈱様がこれまで培ってきた海外通販や輸出に関する圧倒的なノウハウをご活用させていただくことで地域課題の解決を図り、基幹産業である茶業の活性化に繋げるものです。
※首長LIVE…株式会社地方創生テクノロジーラボ社が提供する自治体ビジネスを通じて地域貢献を考える全国の民間企業に対して、 自治体の首長ご本人がライブ出演し、最優先の政策課題や今後実現していきたい未来について、直接伝えることを目的とした国内初のインターネットライブ配信サービス
・菊川市公式ホームページ(茶業振興課)
https://www.city.kikugawa.shizuoka.jp/chagyoushinkou/index.html
・菊川市茶業協会ホームページ
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