AokiApp、マイナンバーカードで暗号資産を送れる「AokiAppウォレット」を発表
マイナンバーカードだけで安全かつ直感的な暗号資産管理を実現
2025年1月31日、株式会社AokiApp(Chief Information Knowledge Officer 青木勇樹、以下「当社」)は、暗号資産管理ソリューション「AokiAppウォレット」のリリースを発表しました。本ソリューションは、デジタル庁が提供する「デジタル認証アプリ」を活用し、マイナンバーカードを活用した安全で簡単な暗号資産の送受信を可能にします。
製品紹介
「AokiAppウォレット」は、ユーザーがマイナンバーカードを使用して暗号資産を送受信できる暗号資産管理ソリューションです。マイナンバーカードを用いた認証により、従来のパスワードや秘密鍵の管理からユーザーを解放し、マイナンバーカードの強固なセキュリティによって安心して暗号資産を管理することができ、マイナンバーカードだけで、ETH、JPYC Prepaid、非代替性トークン(NFT)などの暗号資産(※1)を管理できます。デジタル庁が提供するサービス「デジタル認証アプリ」を活用し、公的個人認証法を順守した手順でマイナンバーカードによる認証を行い、認証を行ったときにのみ暗号資産を送受信できます。
背景
近年、暗号資産市場は急速に成長し続けており、先日ビットコインの価格は10万ドルを突破し、過去最高値となりました。それに伴い暗号資産を保有するユーザーは増加しています。従来の暗号資産管理ツールは、初回利用時に秘密鍵のバックアップを求められ、作成した秘密鍵を厳重に管理しなければならないなど、多くの課題を抱えており、初めて暗号資産を扱うユーザーにとって大きなハードルとなっていました。
こうした背景の中で、「AokiAppウォレット」は、高いセキュリティ(耐タンパー性)を備えるマイナンバーカードを用いることでこれらの課題をクリアし、安全でユーザーにやさしい暗号資産管理を提供します。
特徴
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マイナンバーカードによる取引:煩雑な秘密鍵管理をせずとも、マイナンバーカードがあれば、暗号資産を安全に管理できます。
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直感的な操作性:デジタル庁デザインシステムを参考に、初心者ユーザーでも迷わず操作できるように設計されたシンプルでわかりやすいインターフェースを備えます。
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素早いオンボーディング:秘密鍵のバックアップやパスワードの設定をする必要がなく、マイナンバーカードで認証するだけで利用を開始できます。
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ノンカストディアル:提供事業者(※3)が秘密鍵を保有する形態でなく、ユーザーのマイナンバーカードが発する指令によってのみ暗号資産を送受信できる仕組みを採用しています。
導入
本ソリューションは、既存のアプリケーションに組み込む形態での提供を想定しております。例えば、以下のような活用例を想定しております。
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マイナンバーカードを活用したQRコード決済システム
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NFTの販売において、確実に「おひとり様一つ」に制限する
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まだウォレットを持っていない方にも暗号資産を販売できるシステム
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カジュアルな身元確認(AML/KYC)を導入する手段として
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メールアドレスや電話番号よりワンランク上の認証手段として
導入のご検討、デモに関するお問い合わせは、下記よりご連絡ください。
※1 組み込み先アプリケーションによって異なります。
※2 画面は開発中のものです。仕様は予告なく変更される場合がございます。
※3 デジタル庁、地方公共団体情報システム機構を除く。
株式会社AokiAppは、マイナンバーカードとブロックチェーン技術を掛け合わせたシステム開発、コンサルティングを行う茨城県つくば市発のIT企業です。
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本社: 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻2-5-1 つくば市産業振興センター
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代表者: 代表取締役 兼 Chief Information Knowledge Officer 青木 勇樹
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設立日: 2023/01/10
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HP: https://aoki.app
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お問い合わせ: hello@aoki.app
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