TeraWatt Technologyが次世代電池量産施設の初期稼働開始
TeraWatt Technology Inc.(本社:米国カリフォルニア州)は、日本国内関東近郊において同社の初期量産施設を立ち上げ、2024年9月より量産実証のための稼働を開始しました。
当社ではこれまでに国内外の顧客向け商用サイズ電池のパイロット製造とその評価・検証を当社第一・第二拠点にて行ってきました。この度、第三拠点として開発から生産までをシームレスに行う体制を構築し、2026年以降の商用化に向けた大規模生産施設を竣工・稼働させました。今後、この初期量産施設で生産される製品を、商品化前の顧客との最終エンジニアリング検証や実際の顧客製品へ展開し、2026年以降の初期商用化を目指します。
当社の第三拠点である初期量産施設では現在、上市へ向けた初期生産が行われていますが、追加設備投資を行った場合、GWhスケールの電池生産が可能な敷地・建屋スペックとなっております。今後は生産能力を段階的に引き上げるとともに、製品の生産性と品質の向上にも努めてまいります。
【TeraWatt Technologyの取り組み】
持続可能な社会の実現が人類共通の大きな課題となっており、世界的に脱炭素戦略が加速しています。「脱炭素」の主たる推進力が多様なデバイスの「電動化(Electrification)」であり、それを支える基盤産業であるリチウムイオン電池には世界中で大きな注目が集まっています。2030年にはリチウムイオン電池の全世界生産規模は約40兆円、2050年には100兆円規模に成長する勢いを見せています。
現行のリチウムイオン電池を使用した電気自動車のさらなる普及を目指して、安全性、軽量性、急速充電性を改善する次世代リチウムイオン電池が提案されていますが、これまでに大規模な商用化や社会実装に至ったものはありませんでした。当社は、次世代リチウムイオン電池の開発のみならず、次世代電池業界で長年過小評価されてきた「大規模に社会実装させる製造技術」の構築を行い、現在は量産実証を進めています。
今後とも、TeraWatt Technologyは「持続可能な社会の為、全ての電動化を」をミッションに、次世代リチウムイオン電池の大規模社会実装を可能とする電池技術・製造技術構築に日々邁進して参ります。
【TeraWatt Technologyについて】
米国カリフォルニア州に本社を置き、子会社である日本法人において、電気自動車・ドローン等の様々な分野における電動化に対応する次世代リチウムイオン電池を開発しています。
会社概要
本社社名:TeraWatt Technology Inc.
代表者:共同創業者兼CEO 緒方健
本社所在地:1504 McCarthy Blvd, Milpitas, CA 95035, USA
創業:2020年1月
日本法人社名:TeraWatt Technology株式会社
代表者:代表取締役 緒方健
所在地:神奈川県横浜市緑区長津田町4259-3 東工大横浜ベンチャープラザW301
設立:2019年12月
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