プラグテック、JQパークスで次世代駐車場サービスの実証実験を開始

次世代駐車場サービス『Lott』でJR九州グループ初の完全キャッシュレス運営開始

Pragtech

2024年11月27日 10時00分

株式会社プラグテック（本社：東京都千代田区、代表取締役：舩本俊隆、以下「Pragtech」）は、JR九州レンタカー＆パーキング株式会社（本社：福岡県福岡市、代表取締役：中野幹子、以下「JR九州レンタカー＆パーキング」）と、JR九州レンタカー＆パーキングが運営する「JQパークス」での次世代駐車場サービス『Lott』の実証実験を11月より開始しましたので、お知らせします。

◾️実証実験の背景

Pragtech は、「駐車から、社会を動かす。」をミッションに掲げ、次世代駐車場サービス『Lott』の開発・提供に取り組むスタートアップです。テクノロジーの活用により、利用者を車移動・駐車場利用に伴う全ての煩わしさから解放すると同時に、駐車場運営事業者のコスト構造・収益性を抜本的に改善する仕組みを開発しています。
昨今、都市部では駐車需要が供給量を上回り、特に商業施設や時間貸し駐車場においては、精算時間や待ち時間の削減をはじめとする利用体験の向上が課題となっています。他方、郊外や地方部においては中長期的な労働力確保の懸念などから、駐車場運営の効率化が求められています。
このような状況下、Pragtechは九州全域で800箇所の駐車場の運営及び新規駐車場開発を行っているJR九州レンタカー&パーキングと、先進テクノロジーを活用した新たな駐車場体験を創出するという目標を共有したことから、今回の連携に至りました。本実証実験を通じて、利用者の利便性向上はもとより、駐車場運営の効率化や交通課題解決に貢献してまいります。

◾️実証実験の概要

『Lott』は、駐車場運営・利用における摩擦をなくすハード・ソフト融合型のプラットフォームです。AI、IoT、ブロックチェーンをはじめとするテクノロジーの社会実装を推し進め、駐車場の運営負担を限りなく減らしながら、次世代のストレスフリーな駐車体験を利用者に提供します。
今回の実証実験は、JR九州グループ初の完全キャッシュレスでの駐車場運営となり、PragtechとJR九州レンタカー&パーキングは、『Lott』試作モデルを活用した実証実験に共同で取り組みます。本実験では実際の運用を通じて、技術面やUI/UX面、さらには収益貢献などの観点から総合的な評価・検証を行います。これらの検証結果をもとに、今後の本格導入に向けてプロダクトの強化を進めていく予定です。

実証実験を行うサービスの特徴

1. チケットレス
・利用者メリット：駐車券に伴う幅寄せ・雨濡れ・渋滞・紛失リスクなどの煩わしさから解放
・事業者メリット：駐車券に伴う機器・消耗品・トラブル対応などのコストの低減

2. 完全キャッシュレス
・利用者メリット：現金不足・不所持による精算時間・ストレスの解消
・事業者メリット：現金精算に伴う機器・現金回収・トラブル対応などのコストの低減

3. ナンバー登録による自動決済
・利用者メリット：駐車券・料金精算に伴う全ての負担からの解放
・事業者メリット：顧客サービス向上による集客力・稼働率向上

実証実験の期間

2024年11月1日〜

実証実験の場所

JQパークス戸畑駅北口東駐車場　（福岡県北九州市戸畑区汐井町１－１戸畑駅北口）

（現地写真）