臨床ナレッジAI「Cubec」が進化。利用シーンに合わせた「高速・推論・論文」の3モードを搭載
医療現場の“即答”ニーズに応える高速モードを実装。独自データ「Cubec医学ノート」も300本拡充。
医師向け臨床ナレッジAI「Cubec」を開発する株式会社Cubec(本社:大阪府吹田市、代表取締役CEO:奥井 伸輔)は、2026年2月に「Cubec」のシステムアップデートを実施し、「高速・推論・論文」の3モードを搭載しました。また、Cubecの独自データである「Cubec医学ノート」について、約300本の大幅拡充も実装しました。多忙な医療現場において、臨床ナレッジAI「Cubec」が医師の知識探索と業務効率化に貢献できるよう、今後も改良を続けてまいります。

▍本アップデートのポイント
1)「高速モード」を加えた3つの回答モード
高速モード:忙しい外来・当直で「まず結論と要点だけ」を短時間で確認したい
推論モード:背景や補足、判断の分岐、注意点など詳細に回答。診療後に積み残った疑問解消・学びの補完
論文モード:医学論文に限定して検索・回答。主要論文や最新論文を確認し学びを深める
※推論モード、論文モードはこれまでのバージョンでも対応済み
2)Web検索では表示されない、ガイドライン準拠データを大幅増設
PubMed掲載論文、医療用医薬品の添付文書に加え、各領域の専門医がレビューし、臨床の文脈に合わせて整理した独自の「Cubec医学ノート」を参照しています。今回のアップデートで、約300本の増強を実施しました。 “Web公開情報の検索効率化”にとどまらず、臨床で必要な前提・注意点まで含めて一貫した形で提示します。
▍アップデートの背景
医師向け臨床ナレッジAI「Cubec」は、日常的な臨床疑問を対話形式で解消できる無料のWebアプリケーションです。内科をはじめ、日常診療で遭遇する幅広い診療領域に対応しています。
「Cubec」の最大の特徴は、情報の信頼性です。PubMed掲載の医学論文、各領域の専門医が国内外のガイドラインや最新エビデンスを精査した「Cubec医学ノート」、および医療用医薬品の添付文書をソースとして活用。すべての回答に根拠となるエビデンスを明記することで、汎用AIの課題であるハルシネーション(誤った情報の生成)を抑制し、医療現場に不可欠な高い信頼性を実現しています。
これまでのCubecは、信頼性・説明可能性を重視し、深く考えた詳細回答を中心に提供してきました。しかし利用者から、「端的にすぐ確認したい」というニーズも多く寄せられたことを受け、用途に応じて“短く速い”と“深く丁寧”を選べる体験へと進化させました。
2026年2月22日〜2月28日の実績平均
高速モード:10.63秒
推論モード:82.06秒
論文モード:57.08秒
これにより、医師の臨床疑問の解消にかかる大幅な時間と手間を軽減し、病院やクリニックなど、医療現場の業務効率化を強力に後押しします。
▍今後の展望
各領域の専門医が国内外のガイドラインやエビデンスをレビューした「Cubec医学ノート」は、情報の質・量ともに拡充を続けています。 利用者からは「検索の回答だけでなく、ノートそのものを体系的に閲覧したい」という教育・研修目的の要望を多くいただいております。これを受け、今後は「Cubec医学ノート」の閲覧機能の強化や活用範囲の拡大を予定しています。
AI検索サービス「Cubec」は医師資格をお持ちの方であれば無料でお使いいただけます。個人で使うだけでなく、「Cubec」を活用したい学会、医療関係者、病院がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
▍会社概要
Cubecは「最善の医療を、すべての人の手の中に。」をミッションに、ヘルスケア・医療AIの開発・販売を行うベンチャーです。2024年8月に国立研究開発法人国立循環器病研究センターの国立循環器病研究センター発ベンチャー第4号に認定されています。

代表取締役CEO 奥井 伸輔(おくい しんすけ)
名古屋大学理学部卒業後、外資系製薬企業にて営業・マーケティング・組織文化開発に従事。京都芸術大学でのデザイン思考の学びを活かし、医療ITスタートアップにて、国立循環器病研究センターを中心とした研究プロジェクトに企業代表として参加。医師の意思決定を支援する生成AIの社会実装を目指し、株式会社Cubecを創業。
芸術修士、学際デザイン研究領域、京都芸術大学大学院

取締役CAIO 新井田信彦(にいだ のぶひこ)
東京大学大学院在学中より、国立研究開発法人 科学技術振興機構の心臓シミュレーター開発のプロジェクトに参画し、大動脈解離に関するテンソル解析を行う。卒業後、AIスタートアップである株式会社ブレインパッドの立ち上げに参画。上場後、自身のミッションである医療でのAI活用のためアッヴィ合同会社でAI業務を立ち上げる。専門は機械学習、自然言語処理で、医療では循環器・リウマチ・消化器・皮膚科・感染症の領域で経験がある。
環境学修士、新領域創成科学研究科、東京大学大学院

医師 / 取締役 医学統括 朔 啓太(さく けいた)
2007年熊本大学医学部卒業。九州医療センター、九州大学病院での診療を経て、現在は国立循環器病研究センター循環動態制御部に所属。神経刺激カテーテルの開発により、第2回AMED理事長賞を受賞。循環動態研究を基礎として、様々な医療機器開発に取り組んでいる。AMED橋渡し研究プログラムや医療機器等研究成果展開事業などのプログラムオフィサーおよび評価委員も務める。
博士(医学)・九州大学医学部、大学院医学研究院
株式会社Cubec(キューベック)
URL:https://cubec.jp
代表取締役CEO:奥井 伸輔
所在地:大阪府吹田市 国立研究開発法人国立循環器病研究センター内
設立日:2023年2月
事業内容:ヘルスケア・医療AIの開発・販売
Cubecの取り組みについては、noteでも紹介しています。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
