アンバサダーの伍代夏子氏とプロジェクトに賛同する大石まどか氏が愛知県犬山市を訪問「犬山市をモデルケースとして、全国に広げていきたい」
「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」は2023年7月より歌手の伍代夏子氏が、 突如訪れる災害時に備えて、人とペットが安心して同じ室内に避難できる社会の実現を目指し、災害時の備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高めるお手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していくことを目的として活動しております。
この度、1月22日(月)に、アンバサダーの伍代夏子氏とプロジェクトに賛同する、同じく歌手の大石まどか氏が愛知県犬山市で行われた、ペット同室避難避難所開設訓練に参加し、原市長らと意見交換会を行いました。
■原市長「命に順番はない。みんな大事な命」
愛知県犬山市では、ペットと同室避難できる施設が3か所設定されており、そのうちの1つである犬山市民交流センター フロイデでペット同室避難避難所開設訓練が実施され、犬6匹、猫1匹、モルモット1匹の計8匹の他、飼い主や動物病院スタッフなど約30人が参加しました。
訓練は大雨警報が発表された想定で行われ、避難所の開設から閉鎖までの一連の流れを実際に体験しました。
避難訓練後の意見交換会では、「間仕切り内にマットが設置されていたおかげで暖かかった。」「猫には屋根付きのテントが用意されていたのがすごくよかった。」といった意見が挙げられました。一方「ペットが震えて大変だったので、慣れる練習もしないといけないと思った。」「今回参加したペットはおとなしかったが、みんながおとなしいとは限らない。鳴き声だったり、数日たつと匂いも気になってくると思う。アレルギーがある人や、動物が苦手な人との、動線分けなど重要になってくると思う。」といった課題も見つかりました。
訓練後、原市長は、「2階、3階の施設もあるため、動線の在り方を考えていかなければと思う。また、実際に避難となると、人がたくさん来るため、限られたスペースでどのように対応していくかが課題。」と述べ、続けて避難時の準備物について、「基本は避難する方に持ってきてもらい、足りないものを市が提供するというスタンスなので、避難するための準備をしていただくように啓発活動を行っていきたい。」と話しました。
■伍代氏「家族であるペットと一緒に逃げてきたのを受け入れていただきたい」
避難訓練後、市長と対談を行った伍代氏は、「ペットといっても家族。その家族と命からがら一緒に逃げてきたのを、とりあえず受け入れていただきたい。動物が嫌いな人もいるのも重々承知してますが、スペースを提供していただけたら、あとは飼い主側がやっていくこと。とにかくスペースを提供していただけるだけで、飼い主側はうれしいです。」と話しました。
理想とする同室避難所を尋ねられたうさ氏は、「一番大事なのは、自分のこと、自分の子は自分で守るということ。足りないところを市が補ってくれるというのが大事。みんなの命を守るために、できることはそれぞれやりましょうとみんなで一緒に取り組んでいかないといけないと思う。」とそれぞれが人任せにせず準備をしていくことが大事だと伝えました。
これを受け市長は「犬山市は犬山動物総合医療センターの太田代表が一緒に向き合って下さり、一緒にやっていけることが強みなので、これからもペットのしつけや、自分のことは自分で極力やるなど、災害啓発を市民の皆さんにしっかり行っていきたい。」と応えました。
■大石氏「飼い主側の準備もとても大事だと感じた」
避難訓練、対談を通して大石氏は「避難訓練時に敷かれていたシートとマットはとても暖かくてよかった。体は下から冷えていくし、冷えた体を温めるのは大変なので、用意してくださっているのはとてもありがたい。」と話し、続けて「飼い主側のしつけや準備もとても大事だと感じたので、これから全国に同室避難を発信していくだけでなく、飼い主側へやらなきゃいけないことなども発信していきたい。」と伝えました。
最後に伍代氏は「いろいろと課題はあると思いますが、全国に先駆けて、ペットと一緒に避難してもいいんだよと言っていただいているのはとてもありがたいです。今後の活動の中で、犬山市をモデルケースとして、全国の皆さんに伝えていきたい。 」と述べました。
■開催概要
■催事名 : 犬山市ペット同室避難避難所開設訓練/犬山市訪問
■日時 : 2024年1月22日(月)
■開催場所 : 犬山市民交流センター「フロイデ」1F 協働プラザ
■出席者 : 犬山市長 原 欣伸 氏
りく・なつ同室避難推進プロジェクトアンバサダー 伍代 夏子 氏
大石 まどか 氏
動物レスキュー「チームうーにゃん」代表 うさ 氏
犬山市市民部長兼防災監 武内 雅洋 氏
犬山市市民部防災交通課長 伊藤 修 氏
犬山市市民部防災交通課統括主査 小木曽 裕二 氏
「りく・なつ同室避難推進プロジェクト」とは?
突如訪れる災害に備えて、人とペットが安心して、同じ室内へ避難できる社会へ。
日本では多くの家族でペットを飼っており、ペットを家族の一員として大切にしています。
しかし「同室避難」についての意識はまだまだ浸透していません。
このプロジェクトでは、災害時に備えだけでなく、同室避難に対する飼い主の意識を高める
お手伝いと、ペットと一緒に避難することの重要性を発信していきます。
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