FC今治高校 里山校の「金融リテラシー養成講座」の講師に、非営利株式会社eumo 代表取締役の新井 和宏氏が就任
サステナブルな社会の実現に向けた「お金」の在り方を考える実学・実践の金融教育カリキュラムを展開
カリキュラムパートナー連携の背景
FC今治高校 里山校(FCI)は、サッカー元日本代表監督を務めた社会起業家 岡田武史氏が学園長を務め、2024年4月の開校を目指す愛媛県今治市の私立高等学校です。
FCIではサッカー人材の育成ではなく、これからの世界の歴史を動かす「ヒストリック・キャプテンシップ」を持ったリーダーの育成を目指しています。そのために「エラー&ラーン」で自分の頭で考え、やってみてそこから学ぶ、実学・実践を重視したカリキュラムを、各界の最先端で活躍するエポックメーカーや現役の実務家などカリキュラムパートナーとともに展開していきます。
2022年度の学習指導要領の改訂により、高校での「金融教育」が必修化されました。FCIは、金融に関する一般的な知識と判断力(金融リテラシー)を身につけるだけに留まらず、社会をより良くするための金融について学びを深められること、そして金融を通した地域経済のコミュニティづくりにまで発展させられる実践型のカリキュラムが必要だと考えています。
そこで、金融リテラシー養成講座をカリキュラム内に設け、パートナーとして非営利株式会社eumo 代表取締役の新井 和宏氏に就任いただきます。
ヒストリック・キャプテンとして多様な仲間と連携しながら、共にプロジェクトを進めるためには、目に見える売上や収益といった資本価値の創造だけを追求するのではなく、「目に見えない資本(※)」、つまり共感や信頼、感動を共有することが重要です。常に理念や目指す姿を見失わず、同じゴールに向かって進んでいくことは、事業においても強い推進力になります。
eumoは共感資本社会の実現を目指しており、「共感」が基盤になる経済圏をつくることで価格競争で不利になることの多い一次産業など「生産者」にもきちんと対価が還元される、持続可能な社会の実現を目指しています。
FCIではeumoと連携することで、社会にとってより良い「お金」の在り方を考える実学・実践の金融教育カリキュラムを展開してまいります。
※ヒストリック・キャプテンシップとは
ロールモデルがない中でも、主体性を持って困難に立ち向かい、次の時代を切り拓く世界の歴史を動かすキャプテンシップを持ったリーダー。
※目に見えない資本:FCIアドバイザリーボードメンバー 多摩大学大学院教授・田坂広志氏が提唱(著書:東洋経済新報社『目に見えない資本主義』)
カリキュラムパートナー連携の概要
新井 和宏氏(非営利株式会社eumo 代表取締役)
【金融リテラシー養成講座(金融教育/コミュニティづくり)】
鎌倉投信株式会社を共同創業し、現在は非営利株式会社eumoで共感を資本とする新しい経済の在り方を提唱するほか、金融教育にも積極的に取り組む新井和宏氏が、金融リテラシー養成講座の講師に就任いたします。
FCIでは、さまざまな主体が手を取り合って課題を解決し、ともに社会を創っていくためには、売上や収益の追求だけではなく、共感や信頼、感動を共有することが重要だと考えています。金融リテラシー養成講座を通して、より良いお金の在り方を共に考え、実践してまいります。
講師就任にあたってのコメント
非営利株式会社eumo
代表取締役 新井 和宏氏
「現在の世の中ではお金になるものをビジネスと呼び、お金にならないものをボランティアと呼びます。お金がビジネスを定義づけていることが問題を招いています。だから、社会のためになるようなことがお金になるお金をつくればいいと思いました。
お金の流れは、お金のデザインによって変えられる。お金のいい循環が生まれれば、いろいろな地域の課題も解決していけます。テクニックよりもお金の本質を理解して、一緒により良い社会にしていくためのお金を手に入れましょう!」
新井 和宏氏 プロフィール
1968年生まれ。東京理科大学卒。 1992年住友信託銀行(現・三井住友信託銀行)入社、2000年バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現・ブラックロック・ジャパン)入社。公的年金などを中心に、多岐にわたる運用業務に従事。2007~2008年、大病とリーマン・ショックをきっかけに、それまで信奉してきた金融工学、数式に則った投資、金融市場のあり方に疑問を持つようになる。2008年11月、鎌倉投信株式会社を元同僚と創業。2010年3月より運用を開始した投資信託「結い2101」の運用責任者として活躍した。鎌倉投信退職後の2018年9月、株式会社eumo(ユーモ)を設立。現在、北海道ニセコ町在住 著書『投資は「きれいごと」で成功する』(ダイヤモンド社)、『持続可能な資本主義』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『幸せな人は「お金」と「働く」を知っている』(イーストプレス)、『共感資本社会を生きる』(共著・ダイヤモンド社)
非営利株式会社eumoについて
本社所在地:東京都港区六本木7丁目3-13 トラスティ六本木ビル 7階
代表者:代表取締役 新井和宏、岩波直樹、武井浩三
会社HP: https://eumo.co.jp/
FC今治高校 里山校とは
FC今治高校 里山校(FCI)は、サッカー元日本代表監督を務めた社会起業家 岡田武史が学園長を務め、2024年4月の開校を目指す愛媛県今治市の私立高等学校です。前身となる今治明徳高校 矢田分校を改称し、カリキュラムを全て一新してリニューアル。
全室個室の寮を新たに完備し、全国から1期生80名を募集します。
FCIでは「自ら動き、考え、違いを受け入れ、仲間と共に社会を変える」をスローガンに掲げ、サッカー人材の育成ではなく、これからの世界の歴史を動かす「ヒストリック・キャプテンシップ」を持ったリーダーの育成を目指しています。
<開校の背景>
FCIの開校の背景には、岡田武史学園長の教育への強い想いと危機感がありました。岡田氏が代表取締役会長を務めるFC今治は、自身の人生観でもある『次世代のため、物の豊かさより心の豊かさを大切にする社会創りに貢献する。』という理念を掲げています。気候変動やさまざまなテクノロジーの進化など、社会は大きな転換期を迎えています。人が人らしく豊かでありながら自然と共にある未来を創るために、教育分野において新たな一歩を踏み出します。
<アドミッションポリシー>
・地球の未来を自らつくり、より良くしていきたい人
・自分の殻を打ち破り、素直に自分の「好き」を究められるようになりたい人
・変化を楽しみ、挑戦できるようになりたい人
・困難を共に乗り越え、仲間をつくりたい人
・座学だけでなく、実践の中で学びたい人
学校法人 今治明徳学園とは
前身となる今治技芸女学校が明治39年に開校してから110年を超える歴史を誇る愛媛県今治市に本部を置く学校法人。今治明徳中学校、今治明徳高等学校(本校・矢田分校)、今治明徳短期大学を運営する。2020年10月にFC今治(株式会社今治.夢スポーツ)と連携協定を締結。同社代表取締役社長の矢野将文氏と代表取締役会長の岡田武史氏が学園経営に参画し、2023年4月に岡田武史氏が学園長に就任。2024年4月より、高等学校本校を「FC今治高等学校明徳校」、矢田分校を「FC今治高等学校里山校」と改称予定。
学校名:学校法人今治明徳学園 FC今治高等学校 里山校
住所 :〒794-0081 愛媛県今治市阿方甲287番地
開校時期:2024年4月
1期生募集人数(定員):80名
今後の予定:
・2023年11月8日(水)~14日(火)推薦入試出願期間
・2024年1月4日(木)~10日(水)一般入試出願期間
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