パラフェンシング日本代表、国際大会で団体戦初の金メダル獲得!【日本パラフェンシング協会】
国際舞台での快挙と、次なる挑戦へ
2025年9月、韓国・益山市およびインドネシア・スラカルタで開催された2つの国際大会において、パラフェンシング日本代表が歴史的な成果を収めました。
韓国で開催された「2025年パラフェンシング世界選手権」には、世界29の国と地域が参加。藤田 道宣選手(SCSK株式会社)が男子個人フルーレカテゴリーCで優勝し、日本代表として世界最高峰の舞台で金メダルを獲得しました。
一方、インドネシアで行われた「2025年パラフェンシング・ワールドカップ」では、笹島 貴明選手(株式会社インターネットイニシアティブ〈IIJ〉)が個人戦で2つのメダル(金・銀)を獲得。
安 直樹選手(東京地下鉄株式会社)はエペ男子Aで銅メダル、加納 慎太郎選手(LINEヤフー株式会社)はサーブル男子Aで銅メダルを獲得しました。
そして、この3選手(加納・笹島・安)は、男子フルーレ団体戦において日本代表として出場し、団体戦初優勝という快挙を成し遂げました。
<日本代表 2025年9月国際大会 メダル獲得一覧>
【男子フルーレ団体】
金:加納 慎太郎/笹島 貴明/安 直樹(インドネシア)
【男子フルーレ個人】
カテゴリーB:笹島 貴明 金(インドネシア)
カテゴリーC:藤田 道宣 金(韓国)
【男子エペ個人】
カテゴリーA:安 直樹 銅(インドネシア)
カテゴリーB:笹島 貴明 銀(インドネシア)
【男子サーブル個人】
カテゴリーA:加納 慎太郎 銅(インドネシア)

主な大会結果
【パラフェンシング世界選手権(韓国・益山市)】
開催期間:2025年9月2日(火)〜7日(日)
▶個人戦

種目 |
結果 |
名前(所属/出身) |
---|---|---|
男子フルーレC |
金 |
藤田 道宣(SCSK株式会社/熊本県) |



【パラフェンシング・ワールドカップ(インドネシア・スラカルタ)】
開催期間:2025年9月15日(月)〜18日(木)
▶団体戦

種目 |
結果 |
名前(所属/出身) |
---|---|---|
男子 フルーレ |
金 |
加納 慎太郎(LINEヤフー株式会社/福岡県) 笹島 貴明(IIJ/シンガポール) 安 直樹(東京地下鉄株式会社〈東京メトロ〉/茨城県) |
▶個人戦

種目 |
結果 |
名前(所属/出身) |
---|---|---|
フルーレ男子B |
金 |
笹島 貴明(IIJ/シンガポール) |
エペ男子B |
銀 |
笹島 貴明(IIJ/シンガポール) |
エペ男子A |
銅 |
安 直樹(東京地下鉄株式会社〈東京メトロ〉/茨城県) |
サーブル男子A |
銅 |
加納 慎太郎(LINEヤフー株式会社/福岡県) |



選手からのメッセージ

世界選手権での優勝という最高の結果を得られ、大変嬉しく思います。これまで支えてくださったコーチ、チームメイト、家族、そして応援してくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。
昨年のパリパラリンピックを最後にカテゴリーBから引退し、今大会よりカテゴリーCに完全転向しました。この一年はカテゴリーCで世界選手権で優勝することを意識してトレーニングしてきました。カテゴリーCに適した戦術を練り直し、その成果をこうして結果として示すことができ、感慨深い思いです。
この勝利を励みに、さらに高みを目指して精進してまいります。応援ありがとうございました。

今回、個人戦と団体戦で2つの金メダルを獲得することができ、国際大会では過去最高の成績を達成しました。特に団体戦の決勝で、日本チームとしても初の優勝であるほか、先日の世界選手権で負けたタイに勝ったことはとても印象深いです。
現地で応援してくれた家族、日頃から支えて頂いているコーチや会社、友人、そして数年にわたり一緒に練習し、団体戦をともに戦った加納選手と安選手に感謝しています。
今後の大会、特に来年の名古屋のアジアパラ競技大会でも結果を残せるよう頑張っていきますのでよろしくお願いします。
体制強化について
2025年度(令和7年度)より、日本代表チームの強化を目的として、ウクライナ出身のコーチVOLODYMYR PLYSHEVSKYI(ヴォロデイミール・プリシェフスキ)氏をナショナルヘッドコーチとして迎えました。国際経験豊富な指導者を迎え、今後の強化体制をさらに充実させてまいります。
また、韓国・益山での世界選手権より、日本代表ユニフォームを新たに制作・導入。代表チームとしての一体感と視認性の向上を図り、国際大会への対応を強化しています。

今後の大会情報
▶2025年

日程 |
大会名 |
開催地 |
---|---|---|
11月20日~23日 |
ワールドカップ |
タイ・コラート |
▶2026年

日程 |
大会名 |
開催地 |
2月19日~22日 |
ワールドカップ |
イタリア・ピサ |
4月16日~19日 |
ワールドカップ |
ハンガリー・エゲル |
5月27日~30日 |
ワールドカップ |
アメリカ・ブレイデントン |
8月30日~9月2日 |
ワールドカップ |
タイ・パタヤ |
10月18日~24日 |
アジアパラ競技大会 |
日本・名古屋 |
報道関係者の皆様へ
今回の成果は、日本パラフェンシングにとって新たな節目となる重要な出来事です。選手たちの挑戦と成長の軌跡を、ぜひ多くの方々にお届けいただけますよう、報道・取材のご協力をお願い申し上げます。
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