金属製品製造業「株式会社ヤマナカ」の“本格”米作り体験プログラム、茨城・結城でいよいよ始動。伝統の炊飯方法『ぬかくど』も体験できる「田植え」イベントを2025年5月11日(日)に開催
今回は年間プログラム「アッシーリス ファミリーズクラブ 米作り&ふれあい体験」のお試しイベント。土に触れる喜びを知り、続けたくなったらクラブへの途中入会もOK!一緒に秋の実りを目指しませんか?
株式会社ヤマナカ(本社:茨城県結城市、代表取締役社長:山中崇)は、金属製品製造業としての技術と地域への想いを胸に、2025年5月11日(日)の「田植え」を皮切りに、米作りの連続体験プログラム「アッシーリス ファミリーズクラブ 米作り&ふれあい体験」を開始します。結城市南部の過疎化という課題に対し、"ものづくりの力で地域を元気にしたい"という想いから生まれた本企画は、一般的な農業体験とはちょっと違います。都会の喧騒から離れ、土の匂いと温もりに包まれる、本物の自然体験。経験豊富な指導者のもと、自ら米を育て、伝統の炊飯方法『ぬかくど』でお米を味わうというヤマナカ独自のプログラムが特長です。

金属加工メーカーが拓く、新たな挑戦
創業55年、金属製品製造一筋のヤマナカが、なぜ農業体験...しかも本格的な米作り体験に挑むのか。それは、結城市南部の過疎化により近隣小学校の再編が進む現状への危機感からでした。「このままでは地域のコミュニティが失われてしまう。半世紀以上この地で培ったものづくりの力を活かし、結城市を、地域を元気にしたい」。その想いが、自社保有の田畑(田んぼ10,890坪、ぶどう畑450坪)を活用したユニークな農業体験事業へと繋がりました。これまで新じゃが、シャインマスカット、さつまいも等の農業体験を提供してきたノウハウを結集し、満を持して米作りを通した連続体験プログラムをスタートします。
植えて、育てて、味わう喜びを感じる
ヤマナカが大切にするのは「Field to Mouth(採って、食べる)」という考え方。今回のプログラムでは、田植えから稲刈り、精米、そして結城市等に伝わる伝統の『ぬかくど』を用いた直火炊きまで、一連の流れを体験できます。自らの手で育てたお米が食卓に上がるまでのストーリーを丸ごと体験することは、スーパーでは決して得られない、「半歩先の豊かさ」と、食への感謝を実感する貴重な機会となるでしょう。キャッチコピーは「さあ、皆でおいしいお米をつくろう」。

体験を通して得られる3つの価値
①本物志向の「学び」
農家以外では触れる機会の少ない米作りについて、経験豊富な農家が、苗の選び方から植え方、水の管理まで、長年の経験に基づいた知識と実践的な技術を惜しみなく伝えます。単なる作業体験ではなく、米作りの『なぜ』『どうして』を探求できる、知的好奇心を満たす奥深い時間です。お貸し出しする水田で、2年目、3年目と試行錯誤しながら米作りと向き合うことも可能です。自然が教えてくれるシンプルな知恵と喜びを、ぜひ体感してください。
②五感で味わう「ぬかくど」体験
プログラムのハイライトの一つが、昔ながらの知恵が詰まった『ぬかくど』での炊飯体験。火を扱い、道具を使いこなし、自然の恵みをいただく。そのプロセス自体が、忘れかけていた人間の根源的な営みを思い出させてくれます。もみ殻が燃える音と香り、釜から立ち上る湯気、そしてお米本来の甘みが際立つ格別な味わい…。それは、自然の中でいただく、手作りならではの格別な味わいとなるでしょう。ヤマナカではこの伝統的な『ぬかくど』を現代のライフスタイルに合わせ、アウトドアや災害時にも使えるようコンパクトにアレンジ開発。金属加工技術を持つヤマナカだからこそ実現できた、独自性の高い体験です。
③世代を超えた温かな「交流」
同じ目的をもって土に触れる時間は、不思議と心を開かせ、自然な会話と笑顔を生み出します。ご家族やご友人はもちろん、お一人での参加も大歓迎。米作りという共同作業を通して、参加者同士、そして世代を超えた、人と人との自然な温もりを感じる、和やかな繋がりが生まれることを期待しています。お子さんやお孫さんと一緒に泥んこになる体験は、かけがえのない思い出になるはずです。

日本古来のサステナビリティ『ぬかくど』と「くん炭」
『ぬかくど』の魅力は美味しさだけではありません。炊飯後のもみ殻は完全に燃焼されて灰となり、「くん炭」として再生されます。このくん炭は土壌改良材として水分や栄養分を保持する効果があり、畑に還すことで持続可能な資源循環に貢献します。環境に配慮した取り組みも、ヤマナカの体験プログラムの重要な要素です。
食育・地域活性化への期待
自然体験の重要性が高まる中、本プログラムは、お子様の「食育」にも最適です。自ら育てたお米を味わう体験は、自然の恵みや食べ物の大切さを肌で感じる絶好の機会。また、この取り組みが地域外からの参加者を呼び込み、結城市の活性化に繋がることも目指しています。過去の農業イベントでも「子どもが農作業に興味を持った」「家族で楽しめた」との声を多数いただいています。
まずは「田植え」から!日常を離れ、土と向き合う時間へ
10月までの連続体験プログラムは、それぞれ単発での「お試し体験」も可能です。「いきなり年間参加は不安」という方も、まずはお気軽に最初の「田植え」にご参加ください。遠くに筑波山を望む、のどかな田園風景の中でお待ちしています。 ここには、効率や便利さだけでは得られない、心を満たす豊かさがあります。初心者の方も、農業経験者も、きっとイベントやプログラムを通して新しい発見があるはずです。
【田植えイベント 実施概要】

開催日時 |
2025年5月11日(日)10:00~12:00 |
会場 |
茨城県結城市矢畑157 株式会社ヤマナカ敷地内と近隣の水田 |
対象 |
親子・家族連れ、食育や農業体験、本格的な米作りに興味のある皆さま |
参加方法 |
申込サイトより事前申し込み |
イベント概要 |
「田植え」の体験、「ぬかくど」を使った炊き込みご飯の振る舞いを予定 |
参加費 |
体験費:3,000 円(税別) ※参加上限4名まで。追加1名につき+1,000円(税別) |
注意事項 |
雨天などで順延になる可能性がございます。 |
【アッシーリス ファミリーズクラブ 年間プログラム概要】
田植えから味わう!までの米作り連続体験プログラム

開催期間 |
2025年5月11日(日)~10月まで(主な作業日は日曜日を想定) |
定員 |
区画(約20㎡/ 1口)を貸し出し、田植え、生育管理、稲刈り、精米、ぬかくど炊飯体験などを実施。 |
参加費 |
年会費:20,000円(税別)/ 1口 体験費(1回あたり): 会員:3,000円(税別)※参加上限4名まで。追加1名につき+1,000円(税別) 非会員(お試し体験):最大5,000円(税別)※参加上限4名まで。追加1名につき+最大2,000円(税別) |

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