OptQC株式会社、AISolスタートアップ認定で光量子コンピュータの開発を加速

OptQC株式会社（本社：東京都豊島区、代表取締役CEO：高瀬 寛）は、このたび、株式会社AIST Solutions（代表取締役 社長CEO：逢󠄀坂 清治、以下：AISol）より「AISolスタートアップ」として認定されました。これにより、当社は国立研究開発法人産業技術総合研究所（理事長兼最高執行責任者：石村 和彦、以下：産総研）およびAISolと連携し、光量子コンピュータの産業応用に向けた取り組みを一層強化していきます。

産総研に世界最先端の光量子コンピュータを設置

OptQC株式会社は、光量子コンピュータの早期実現を目指し、2024年に東京大学からスピンアウトした企業です。当社は、スタートアップとして初めて国産量子コンピュータを開発するプロジェクトを推進しており、産総研の量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター（G-QuAT）に世界最先端の光量子コンピュータを設置する計画を進めています。

2026年度には、G-QuATに設置する光量子コンピュータの有償クラウド利用を開始する予定です。また、メンバーシッププログラムの「HIQALI（ヒカリ）※」を通じて、国内外の研究機関・企業が実機を利用できる環境を構築し、光量子コンピュータの産業応用を大きく前進させることを目指します。

※HIQALIの概要：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000148901.html

AISolによる支援と展望

AISolは、技術的競争優位性や社会課題解決への貢献、市場性などの観点から、産総研のミッション達成に貢献するスタートアップ企業を「AISolスタートアップ」として認定し、事業共創を推進しています。今後、当社はAISolおよび産総研と連携し、エンジニアリング、マーケティング、ビジネスアクセラレーション、資本支援などの様々な側面からのサポートを受けながら、光量子コンピュータの開発・実用化に向けた取り組みを本格化させていきます。

https://www.aist-solutions.co.jp/news/page000264.html

OptQC株式会社　代表取締役CEO　高瀬寛コメント

AISolスタートアップに認定いただき、大変光栄に思います。

日本は光量子技術において世界をリードする強みを持っています。その中で、G-QuATに光量子コンピュータを設置し、基礎研究の成果を社会に還元する私たちのプロジェクトは、極めて重要な位置づけにあると考えています。これは単なる技術開発ではなく、日本が量子技術の分野で世界を牽引し続けるための基盤を築く挑戦でもあります。

今回の認定により、現在進行中のプロジェクトが一層前進するだけでなく、産総研の持つ最先端の技術を活用しながら、より強力なマシンの開発が可能になります。さらに、AISolからビジネス面でもご支援いただくことで、産業界への応用や市場展開の面でも大きな推進力を得られると期待しています。

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会社概要

会社名：OptQC株式会社
所在地：〒171-0022 東京都豊島区西池袋1-21-7 住友不動産池袋西口ビル 10階
代表者：代表取締役CEO 高瀬 寛
設立：2024年9月2日
事業内容：光量子コンピュータの開発
URL：https://www.optqc.com

本件に関するお問い合わせ

OptQC株式会社 広報担当
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