「あした、授業参観いくから。」待望の配信スタート。

実力派女優・片岡礼子主演　ショート映画配信サービスSAMANSAの告知動画716万回再生　いじめられている息子の授業参観に来た親父がいじめっ子や黙認教師に切れる姿が「かっこいい」と話題に！

合同会社パーフォレーション

2025年12月4日 16時24分

全く同じ会話を繰り返す実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』待望の配信スタート。

片岡礼子が主演を務めた、全く同じ会話を五人の生徒の家庭で繰り返す実験的短編映画『あした、授業参観いくから。』(2021年 23分)が、２０２５年１２月より、Amazonプライム・ビデオにて配信開始。U-NEXTなどその他のプラットフォームでも順次配信開始予定です。

本作は、２０２１年より全国のミニシアターで上映され、じわじわと評判に。2025年7月ショート映画配信サービス SAMANSA で配信されると、いじめられている息子の授業参観にきた親父が教室でいじめっ子や黙認していた教師に切れる姿が「かっこいい」「こんな親父が欲しい」など話題になり、告知動画が716万回再生、コメントが2,200件も寄せられました。そうした反響に注目したAmazonプライム・ビデオが、配信開始、他のプラットフォームでも配信が開始することになりました。

　主演の片岡礼子は、映画『ハッシュ!』(2001年)にて第45回ブルーリボン賞主演女優賞、第75回キネマ旬報主演女優賞を受賞し、時に力強く、時に繊細な演技力が高く評価されている実力派女優。2025年も、映画『君の顔では泣けない』『盤上の向日葵』や、ロック歌手・矢沢永吉のミュージックビデオ「真実」などに出演するなど多彩な作品で活躍中です。

Japan Film Festival Los Angeles 2022 最優秀脚本賞受賞

2021年製作／カラー／23分／日本／日本語／レーティングG

　全く同じ会話、しかし全く異なる親子模様…。ネタバレ厳禁、実験的かつエモーショナルな短編映画。「ねぇ」「なに」「あした、授業参観いくから」「えっ」「なによ」「別に」「行くからね」全く同じ会話を五人の生徒の家庭で繰り返す実験的な構成が話題となり、23分の短編ながら、2021年12月以降、各地劇場で単独上映されました。「短編なのに濃密」「自分と重ねて涙が出た」「感動したので、今日は娘と来ました」などとリピーターが続出。2025年秋の第14回茅ヶ崎映画祭でも、オープニング作品として小津安二郎監督ゆかりの茅ヶ崎館にて上映され、脚本・演技ワークショップも同時開催されました。片岡礼子の繊細な演技はもちろんのこと、ベテランの和泉敬子、前田晃男から新人まで、幅広い親子キャストのリアリティも本作の見どころです。優等生役の島田愛梨珠は、本作を機に、今関あきよし監督の映画『おばあちゃんの秘密』(2026年公開予定)の主演に抜擢されました。

監督・脚本は、上野樹里主演『幸福(しあわせ)のスイッチ』(2006年)、堀田真由主演『36.8℃ サンジュウロクドハチブ』(2017年)、小芝風花主演『TUNAガール』(2019年)、片岡千之助主演『メンドウな人々』(2023年)など、人間愛あふれる作品を手掛けてきた安田真奈。

実験的な構成ながら、鑑賞後は「親子」について語り合いたくなる…。そんなエモーショナルな23分です。

＜あらすじ＞

坂口則子（片岡礼子）は実直な中学英語教師。出勤は常に早朝。断れない性格で残業も多い。独り身の心細さもあるが、堅実に暮らしている。担任のクラスには様々な生徒がいる。両親が共働きで優等生の光。母を亡くしたが明るい性格の亜輝菜。裕福だが怠惰な一馬。母がだらしないので家事を担うゆかり。荒っぽい父におびえる涼太。授業参観の日、教室に親子の想いが交錯する…。

＜コメント主演片岡礼子＞

なんと嬉しい配信でしょうか。ぜひ、安田真奈監督独特の人間観察から生まれた実験的短編映画を楽しんでいただきたいです。2021年の撮影から時を経て、学生から成人になったであろう俳優たち。彼らの豊かな表情にもご注目ください。

＜コメント監督・脚本安田真奈＞

授業参観は、それぞれの親子の想いがひとつの空間に集約される、人生の交差点。あらゆる「親子」の背景に想いを馳せながら。「全く同じ会話でも、全く異なる映像になる」という実験的な構成を味わいながら。23分。

＜キャスト＞

片岡礼子

和泉敬子前田晃男

上本康義島田愛梨珠楠葉子塚原健司坪内花菜河﨑公一下松谷嘉音森琴樺内藤大帆佐野亮華

成瀬千尋長三伊乃歳内王太荒木隆一

＜スタッフ＞

プロデューサー：山本祥生

監督・脚本：安田真奈