【滋賀大学】「因果AI」と「予防統合科学」の研究拠点形成へ 学際プラットフォーム「因果フォーラム」を初開催

2017年に日本初のデータサイエンス学部を設置して以来、データサイエンス・AI分野で我が国をリードする滋賀大学(所在地:滋賀県彦根市、学長:竹村彰通)は、先端研究を牽引するデータサイエンス・AIイノベーション研究推進センターに、清水昌平卓越教授をチームリーダーとする「先端因果推論研究特別チーム」を本年9月に発足しました。
その第一歩として昨年12月に開催したキックオフシンポジウムには、大学や企業、官公庁などに所属する学内外の研究者や学生など200人を超える参加者が集まり、因果推論や因果AIの可能性について活発な議論が行われました。この盛況を受け、滋賀大学は新たな学際プラットフォームとして「因果フォーラム」を本格的に始動します。
滋賀大学は、このフォーラムを毎年定期的に開催し、因果AIと予防統合科学の発展に貢献するとともに、AI技術の中でも注目が高まる「因果AI」と、社会課題の未然防止をめざす「予防統合科学」の研究を推進し、AI for Science(科学のためのAI)と Science for AI(AIを支える科学)の両面を担う国内拠点の形成をめざします。
開催趣旨
■ 多様な専門家が集い、知をつなぐ場づくり
理論・方法論から応用、社会実装まで、大学・企業・官公庁など幅広い立場の参加者が集まり、因果推論や因果AIに関する最新の知見を共有し、議論する場を提供します。
■ 分野や組織の壁を越えた学際的な交流
データサイエンス、統計、AI、医療、教育、政策、産業応用など、専門領域を越えて事例や技術を紹介し合うことで、新たな共同研究や社会実装の可能性を広げます。
■ 次世代を育てるオープンなコミュニティ形成
因果推論の概念や方法をさらに発展させるだけでなく、広く普及させることで、次世代の研究者や実務家がともに学び、つながる場を育てていきます。
第1回因果フォーラム
開催日時:2026年1月29日(木)12時50分~17時30分
2026年1月30日(金) 9時30分~16時30分
会 場:滋賀大学彦根キャンパス(滋賀県彦根市馬場一丁目1番1号)
(メイン会場)士魂商才館3階セミナー室Ⅰ
(サテライト会場)イニシアティブ棟1階未来創生スクエア
(情報交換会会場)イニシアティブ棟2階オープンイノベーションエリア
主 催:滋賀大学 データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター
JST CREST(国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業)
後 援:理化学研究所 革新知能統合研究センター(RIKEN AIP)
プログラム
1月29日(木)
座長: 清水 昌平 (滋賀大学・大阪大学・理化学研究所)

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12:50- 13:00 |
オープニング |
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13:00- 14:30 |
講演1 チュートリアル 「因果推論の基本」 |
黒木 学 (横浜国立大学) |
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14:30-14:45 |
休憩 |
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14:45-15:30 |
講演2 「実践的な課題に動機づけられた因果探索の技術開発」 |
鈴木 浩史 (富士通) |
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15:30-15:45 |
休憩 |
座長: 吉田 悠夏 (横浜国立大学)

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15:45-16:30 |
講演3 「代理変数を用いた潜在結果変数の同時確率の識別と推定」 |
新垣 隆生 (東芝) |
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16:30-16:45 |
休憩 |
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16:45-17:30 |
講演4 「予防医学における因果探索の社会実装 因果グラフを医療・保健の意思決定へどう『翻訳』するか」 |
奥田 忠久 (京都大学) |
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18:00-19:30 |
情報交換会 (滋賀大学 イニシアティブ棟) |
1月30日 (金)
座長: Thong Pham (滋賀大学)

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9:30- 10:15 |
講演 5 「Evaluation of “Probabilities of Causation” in the Presence of Uncontrolled Confounding and Measurement Bias」 |
吉田 悠夏 (横浜国立大学) |
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10:15-10:30 |
休憩 |
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10:30-11:15 |
講演 6 「脳神経ネットワークの力学的性質を考慮した因果探索: メカニズムの理解・介入を目指して」 |
横山 寛 (岡山大学) |
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11:15-11:30 |
休憩 |
座長: 奥田 忠久 (京都大学)

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11:30- 12:15 |
講演 7 「LiNGAM公式Pythonパッケージと因果分析アプリ Causalasの最新動向」 |
池内 崇 (SCREENアドバンストシステムソリューションズ) |
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12:15-13:45 |
休憩 |
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13:45-14:30 |
講演 8 「因果推論における介入の概念」 |
清水 雄也 (京都大学) |
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14:30-14:45 |
休憩 |
座長: 大塚 淳 (ZEN大学)

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14:45- 15:30 |
講演 9 「ボウ付きADMGの識別性:非線形因果モデルにおける 必要十分な条件」 |
Thong Pham (滋賀大学) |
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15:30- 15:45 |
休憩 |
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15:45-16:30 |
講演 10 「生態学分野への統計的因果推論の導入、その苦闘の 紹介:理解がない&データがない状況からどうしたか」 |
林 岳彦 (国立環境研究所) |
講演者
黒木 学 (横浜国立大学)
林 岳彦 (国立環境研究所)
Thong Pham (滋賀大学)
横山 寛 (岡山大学)
池内 崇 (SCREENアドバンストシステムソリューションズ)
新垣 隆生 (東芝)
鈴木 浩史 (富士通)
奥田 忠久 (京都大学)
清水 雄也 (京都大学)
吉田 悠夏 (横浜国立大学)
第1回 因果フォーラム 実行委員
清水 昌平 (滋賀大学・大阪大学・理化学研究所)・大塚 淳 (ZEN大学)・奥田 忠久 (京都大学)
お問い合わせ
滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター戦略推進室
TEL:0749-27-1402
E-mail:ura@shiga-u.ac.jp
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