「那須エリアの魅力」を世界へ発信!外国人インフルエンサーが体験取材 秩序あるインバウンド観光推進委員会 第2弾プロジェクトが盛況のうちに終了

― 2025年7月4日(金)~6日(日)那須エリアにて実施 ―

 特定非営利活動法人公共政策調査機構(所在地:東京都港区、理事長:池田健三郎)が運営する「秩序あるインバウンド観光推進委員会」は、2025年7月4日(金)から6日(日)までの3日間、栃木県那須塩原市および那須町を対象とした「那須エリアプロジェクト」を実施いたしました。本プロジェクトは、当委員会が推進する「秩序あるインバウンド観光」の理念に基づく啓発活動の一環であり、今回が第2弾となります。

    那須塩原市ブランドキャラクター「みるひぃ」と那須塩原市産業観光部の皆様によるあたたかなお出迎え

 今回も、第1弾に続き、インバウンド観光分野に豊富な知見を有する佐藤文浩氏(XM株式会社代表取締役社長)をアドバイザーに迎えました。期間中は、那須塩原市産業観光部のご協力のもと、那須エリア内の各施設・店舗を訪問し、地域関係者の皆様と連携しながら活動を実施しました。

 今回の舞台となった那須エリアは、東北新幹線・那須塩原駅を玄関口に、東京駅から約70分でアクセス可能な首都圏近郊の観光地です。豊かな自然や文化資源に恵まれたこの地域は、質の高いインバウンド観光のモデル地域として大きな可能性を秘めています。

 一方で、訪日外国人観光客の増加に伴い、情報不足や文化的な認識の違いから地域とのすれ違いが生じるケースも懸念されています。こうした背景を踏まえ、本プロジェクトでは、まだ十分に知られていない地域資源や体験コンテンツを取り上げ、文化・ルールへの理解を促す視点から海外への情報発信を行いました。草の根レベルでの丁寧な情報発信を通じて、観光客と地域社会がより自然に調和し、トラブルの未然防止と相互理解の深化を目指しています。

 本委員会では、こうした取り組みを通じて、単なる受け入れ数の増加にとどまらない、地域の文化や生活と調和した“秩序ある”観光のあり方を推進しています。観光資源を有する地域において、訪日旅行者との円滑な交流を促し、持続可能な観光の実現に向けた啓発・発信活動を継続しています。

■取材スケジュールと主な取材先

上記の期間中、日本在住の著名な中国語圏インフルエンサー2名が那須エリアを訪れ、那須エリアの魅力をSNS等を通じて海外向けに発信するための取材活動を行いました。

1日目(7月4日)

東北新幹線・那須塩原駅に到着後、那須塩原市公式ブランドキャラクター「みるひぃ」の歓迎を受け、和やかな雰囲気のなか取材活動がスタート。その後はチーズガーデン那須本店を訪問し、那須高原の豊かな自然に囲まれた「CAFÉ & RESTAURANT しらさぎ邸」にて昼食をとりながら、料理やお店の魅力を取材しました。その後、建築家・石上純也氏が手がけた「那須 無垢の音『水庭』」を散策。静寂の中、水面に映る木々や空、光と影が織りなす幻想的な風景を写真に収め、自然と建築が調和した特別な空間を体感しました。夕方には、那須高原の隠れ家のようなイタリア料理店「ファーレ・ラ・コルテ」を訪れました。広々とした落ち着いた空間で、旬の地元食材を活かした本格イタリアンや、彩り豊かな前菜、選べるパスタやメイン料理をゆっくりと味わいながら、那須ならではの上質なひとときを楽しみました。

2日目(7月5日)

午前中は「那須どうぶつ王国」を訪れ、犬や羊などとふれあいながら、自然と共存する動物観光の魅力を体感しました。猛禽類や多様な鳥たちによる「BROAD」ショーでは、那須岳を背景に迫力あるフライトパフォーマンスを間近で楽しみました。午後は「那須ステンドグラス美術館」でアンティークのステンドグラスを鑑賞し、自ら制作体験にも挑戦。光と色彩が織りなす空間の中で、那須の文化的魅力を感じる時間となりました。夕食では、「とちぎ和牛 渡邊ファーム」を訪れ、栃木県が誇る最高級黒毛和牛「とちぎ和牛」を中心に、地元の新鮮な有機野菜やお米を使った料理を堪能しました。那須ならではの豊かな食文化と、素材の持ち味を最大限に引き出した逸品を取材しました。

3日目(7月6日)

最終日は「那須千本松牧場」を訪れ、自然豊かな環境の中でクラフト体験や動物とのふれあいを取材しました。キャンドル作りをはじめとした多彩な体験を通じて、那須の自然の恵みや牧場の穏やかな時間の魅力をじっくりと感じ取りました。また、牧場内のファームレストランでは名物の「ちぎりハンバーグ」を味わい、そのジューシーで豊かな風味を取材。さらに、牧場で搾りたての生乳を使った濃厚なソフトクリームも堪能し、素材の良さや生産者のこだわりを実際に体感しました。

 このように、那須エリアの自然、文化、食の魅力を存分に体験したインフルエンサーの両名は、「今回の取材を通じて、那須の豊かな自然や多彩な観光資源、地域の皆さまの温かさ、そして地元に根ざした食文化の素晴らしさを実感できました」と語っています。また、「今後はSNSを通じて那須の魅力を海外にも発信し、文化やマナーへの理解を促進しながら、地域の皆さまに歓迎される旅行者を増やしていきたい」と意欲を示しています。

 当委員会は、今回のプロジェクトを通じて那須エリアの魅力を国内外に発信し、「秩序ある」個人旅行者の増加によるインバウンド観光の質的向上と持続可能な地域づくりを目指しています。今後も、地域と連携しながら、観光政策課題の解決に向けて積極的に取り組んでまいります。

■招聘インフルエンサー

●付 玉蒙氏(WEIBO: https://x.gd/9Lgq3 )

元中国江西テレビ局アナウンサーで、日本の旅行情報を中心に発信する著名なインフルエンサーです。彼女は、日本の観光地や文化、食事などを中国語で紹介し、多くの中国人観光客に人気があります。特に日本の旅行情報やお店巡りを得意とし、親しみやすくリアルな日本の魅力を伝えることで、多くの視聴者に支持されています。

●東京豆豆子氏(REDNOTE: https://x.gd/MU00e 

中国出身のインフルエンサーで、現在は日本を拠点に活動しています。中国版インスタグラムともいわれる「小紅書(REDNOTE)」を中心に、20〜35歳の中国人フォロワーに向けて、日本の美容・ライフスタイル、旅行情報などを中国語で発信しています。日本在住という強みを活かし、リアルな体験やレビューに基づいた、訪日インバウンドや越境EC向けのプロモーションを得意としています。特に、日常の様子を「わかりやすく、面白く」伝えるスタイルが、多くのフォロワーから高く支持されています。

■特定非営利活動法人 公共政策調査機構(略称RIPP)について

東京都港区に事務局を置くNPO法人でシンクタンク(政策調査・研究)機能と社会開発機能(政策の実践)を兼ね備えた非営利組織です。2018年12月に設立され、2019年3月に特定非営利活動法人として認証されました。設立以来、経済アナリストの池田健三郎が理事長を務めています。公共政策に関する調査研究やその実践を通じて、真にゆたかな日本をつくるための政策目標の達成に寄与し、社会の健全な発展に貢献することを目的としています。活動は、公共政策の研究及び実践や、人材育成、政策系人材の交流推進など多岐にわたります。

https://ripp.or.jp/

■秩序あるインバウンド観光推進委員会 について

秩序あるインバウンド観光推進委員会は、RIPP理事会の下で個別の事業目的を達成するための実践組織として設けられた委員会です。2025年度の特定非営利活動の一環として、活況を呈する海外インバウンド観光について、その質的向上の重要性に鑑み、日本の各観光地において、”秩序ある”インバウンド観光を推進する情報発信を通じた啓発を図り、来訪外国人の地域理解の深化および円滑な人的交流の実現を企図。インバウンド・ツーリズムの課題解決(情報不足や慣習のギャップに起因するトラブルの未然防止等)に寄与することで、円滑な国際交流と持続可能な地域社会の確立を目指します。

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会社概要

URL
https://ripp.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区三田三丁目1―23 メザキビル3F
電話番号
-
代表者名
池田 健三郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年03月