「豊橋のうずら産業を次世代に。」地元小学校の食育活動を通じ『体験型見学コース』開発へ。株式会社幡野ファームが地域密着型PRを強化。
～「あらためて考える、子供たちの食の未来」給食誤飲事故に正面から向き合う愛知県の養鶉農場～
株式会社幡野ファーム（所在地：愛知県豊橋市、代表取締役社長：幡野 喜一）は、うずら産業に対する理解促進と地域貢献のため、地元小学校にて「うずら」をテーマとした食育授業を10月と11月、2回実施しました。
この活動は、一部で給食の誤飲問題が話題となっているうずらに対し、養鶉農場がポジティブな事実を発信し、子どもたちに「いのち」と「食」について考えてもらうことを目的としています。
今後は、教育活動と連携した体験型見学コースの設置など、地域とともにうずら産業の魅力を再構築する事業展開を進めます。
近年、食品に関する安全性の議論が高まる中で、うずら卵を含む給食に関する問題がメディアで報じられ、うずら産業に対して一部ネガティブなイメージが広がりかねない状況にあります。
また、都市化や産業構造の変化に伴い、子どもたちが日々の食を支える一次産業（養鶉業）の現場や実態を知る機会が減少しています。
当社は、日本有数の養鶉地域である愛知県豊橋市で事業を営む企業として、「うずら産業を標準産業として次世代に伝える」という使命感を持っています。
そこで、ネガティブな時流に対し、目を背けることなく、また失われつつある食の知識を取り戻すため、あえて生産者自らが学校へ出向き、うずらの生態や生産環境、美味しい食べ方を客観的な事実として伝える食育授業を実施しました。
授業では、うずらの生産現場の事実や食の知識を伝えました。
● 授業内容の主な論点:
○ うずらの飼育環境やオスメスの違い
○ 1日に産む卵の数や農場・工場の製造数
○ ゆで卵以外の「卵かけご飯」や「目玉焼き」といった美味しい食べ方の提案
● 子どもたちの主な質問内容（事実）:
○ 「1日に卵は何個産むか」
○ 「うずらがどんな環境で生活しているか」
○ 「どんな食べ方をしたら美味しいか」
● 傾向: 学年に関係なく、「知らないこと」（卵の大きさやうずら自体について）を純粋に知りたいという質問が多く、生産者からの直接的な学びに対する高い関心が確認されました。
株式会社幡野ファームは、今回の食育活動を基盤に、うずら産業の認知向上とポジティブな価値発信を強化します。
体験型事業の開始: 食育授業で得られた「知りたい」というニーズに応えるため、農場と連携した「見学コース」や「卵の食べ比べ体験」などの体験型プログラムを本格的に展開します。
地域社会との連携強化:「UZULABプロジェクト」の活動を本格化させ、地元自治体や教育機関との連携を強化することで、豊橋を「うずら産業の聖地」として確立し、観光と教育の両面で貢献します。
目標: 新たな体験型事業を通じて、うずら産業への理解者を増やし、年間の来場者の獲得を目指します。
[会社概要・問い合わせ先]
＜今回の取り組み＞
● 活動名：地元小学校でのうずらに関する食育授業
● 開催日時：10月と11月、2回実施
● 担当：幡野 真也 氏（株式会社幡野ファーム）
● 目的：うずら産業の魅力発信と認知向上、今後の体験型活動への展開
＜会社概要＞
● 会社名：株式会社幡野ファーム
● 代表者：代表取締役 幡野 喜一
● 所在地：〒441-8132 愛知県豊橋市南大清水町字藤ヶ谷214-1
● 設立：2019年10月1日
● 事業内容：養鶉業、それに関連する事業
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