日本シーム、体験型SDGs「ペットボトルキャップ雑貨」をEC展開　イベント参加者からの“また欲しい”の声に応えて。再資源化メーカーとして“全国へ届ける仕組み”に進化

日本シーム株式会社

2025年11月11日 12時00分

　プラスチックリサイクル機械メーカーの日本シーム株式会社（本社：埼玉県川口市、代表取締役社長：木口達也）は、アップサイクル体験会で子どもから大人まで人気を集めているペットボトルキャップ雑貨をオンラインで購入できるECサイト「Nihon CIM Upcycle Shop」をオープンしました（https://nihoncim.base.shop/）。

“工場の裏方”としてリサイクル設備を支えてきた企業が、市民に直接アプローチするSDGs啓発へ踏み出し、体験型SDGs活動を“全国へ届ける仕組み”へと進化させます。

■ 背景：体験で得た“気づき”を、継続的な行動変容につなげるために

当社は1977年の創業以来、洗浄・粉砕・脱水・乾燥・脱墨といったプラスチックリサイクルの中間工程に特化した装置を一貫開発し、全国のリサイクル事業者・自治体・メーカーの再資源化プロセスを支えてきました。

しかし、技術の進化だけでは循環型社会は実現しません。そこで2024年より、一般向けのSDGs啓発活動として、ペットボトルキャップを使ったアップサイクル体験会を開始。子どもから大人まで楽しみながらリサイクルの仕組みを学べる取り組みとして人気を集めています。

・累計参加者数：約2,000名（2024年〜）

・年間開催回数：約15回

・参加者満足度：平均98%

・参加者層：親子7割、学生2割、一般1割

参加者からは「友達にも渡したい」「イベント以外でも買える場所はないの？」という声が多く寄せられていました。イベントでは多くの方に体験していただくため、制作できるアイテムや色には制限があり、“選べない”もどかしさもありました。また、開催エリアや日程が限られているため、参加したくてもできない地域も存在します。

そこで、体験当日の“出会い”を継続的な楽しみに変える仕組みとして、より多くの方が自由に選び、手に取れるECサイトを開設しました。

■ 販売アイテム：イベントで“特に人気だった商品”をラインナップ

いずれもペットボトルキャップを原料にしたアップサイクル雑貨で、色柄は一点ごとに異なる“世界に一つのアイテム”です。

商品名	特徴	価格（税込）
アップサイクルコマ	体験会で不動の人気No.1。回転が織りなす唯一無二の美しさで、親子で盛り上がるアイテム	¥200
カラビナ	バッグや鍵に使える実用性で大人にも人気。「職場で褒められた」という声も	¥200
バックル	バッグ調整・工作・ワークショップ素材として活用性が広がるアイテム	¥350
植木鉢	自宅・オフィスで“循環”を感じるインテリアとして注目	¥1,200
ビーズ（大 10粒）ビーズ（小 20粒）	アップサイクル素材でアクセ作りができる人気アイテム。ブレスレット作りワークショップでは、“作って身につけるSDGs体験”として高く評価されています。	¥600 ¥700