WEB3.0事業のマーケティング支援等を行う博報堂キースリー社との暗号資産トレジャリー事業展開支援の共同サービス提供に係る戦略的パートナーシップ契約の締結のお知らせ

当社のグループ会社であるミライウェルスマネジメント株式会社(以下、「MWM」という)は、株式会社博報堂キースリー(以下、「博報堂キースリー」という)との戦略的パートナーシップ契約を締結(以下、「本提携」という)したことを、下記の通りお知らせいたします。
1.戦略的パートナーシップ締結を行う背景・理由について
近年、財務基盤の強化、資産運用の多様化、ブランディング戦略の強化、並びに新たな事業創出の観点等から、一般事業会社における暗号資産の取り扱いへの関心が高まっています。
MWMは自ら暗号資産運用事業を推進しており、暗号資産の運用に関する知見を有しております。弊社のこうしたノウハウを活用して、そうした企業の多様なニーズに応えるべく一般事業会社向けの暗号資産トレジャリー事業の支援を実施して参ります。
当該支援サービスの展開にあたり、より多くの企業や特定の富裕層にMWMの運用ノウハウを提供するとともに、なおかつブランディング戦略の強化等を実現するためには、幅広いネットワークとマーケティング力を持つパートナーとの連携が不可欠であると考えており、博報堂グループでWEB3.0に係る各種サービスを展開する博報堂キースリーとの共同サービス展開に係る戦略的パートナーシップを締結しました。
2.戦略的パートナーシップの概要
MWMと博報堂キースリーがパートナーシップを締結することにより、通称DAT(Digital Asset Treasury)と呼ばれる暗号資産トレジャリー事業に係る実現支援をサービス提供し、日本国内における事業会社によるデジタル資産保有を促進いたします。両社共同でのサービス提供により、以下の支援が実現可能となります。

① 社内・株主への説明
事業会社がDAT事業を展開する意義、暗号資産を保有する意味について社内外への有効な説明をサポート。
② 暗号資産の調達・管理
暗号資産の調達や管理方法について、スムーズな取引や調達後の暗号資産管理について国内登録業者である暗号資産交換業者を紹介。
※MWMは暗号資産交換業者ではないため、媒介行為とみなされる直接的な暗号資産購入の支援については実施せず、あくまでも暗号資産交換業者紹介に留まる。
③ 暗号資産の監査
暗号資産調達後に係る会計処理や監査法人対応などについて、必要に応じて自社の経験を活用してサポート。
④ 暗号資産の運用
保有暗号資産を活用した運用方法について、MWMの知見や経験に基づきサポート。
⑤ IR/SNS活用
②~④について、どうしたらより効果的に情報発信できるか等について、開示方法やSNSの活用戦略についてサポート。
⑥ 新規事業の立案・展開
DAT事業のみならず、暗号資産やブロックチェーンの仕組みを活用した自社事業とのシナジー等に係る検討をサポート。
3.各社代表コメント
(1)AIフュージョンキャピタルグループ株式会社 代表取締役社長 澤田 大輔
当社は、AIなどの最先端技術が牽引する「第4次産業革命」というメガトレンドを軸に、様々な金融ソリューションを積極的に展開しています。ブロックチェーン技術も革命における重要な柱であり、今後あらゆる場面で活用・普及していくと考えています。
そうした流れを見据え、今期よりブロックチェーン技術を活用したWEB3.0事業に本格参入しました。この事業をさらに強化・加速するため、国内における総合広告会社代表格である博報堂グループにおけるWEB3.0領域を担う博報堂キースリー社と戦略的パートナーシップを締結できたことを大変嬉しく思います。
本提携を通じて、WEB3.0事業の一般事業会社における普及が加速させ、日本の成長を支える一翼を担って参ります。
(2)ミライウェルスマネジメント株式会社 代表取締役社長 八角 大輔
MWMはAIフュージョンキャピタルグループの一員として、暗号資産の運用を主事業としております。
今般、博報堂キースリー社との戦略的パートナーシップ締結に伴い、DAT事業を検討されている一般事業会社へのコンサルティングサービスを提供できることを大変嬉しく思っています。DAT事業の展開目的には、財務基盤の強化や、企業価値の向上など様々な目的意識がある中で、コンサルティングサービスを博報堂キースリー社と共同展開することにより、より深く多様なニーズにお応えできるものと考えております。
DAT事業を通じて購入・保有した暗号資産をただ保管するのではなく、これを原資として運用などに活用頂くことで更なる価値向上を実現頂くことがMWMの専門領域となる一方で、まだ普及過程であり技術的にも難解であるWEB3.0事業を対外的にどのように伝達していくかも企業価値の向上には重要な要素であり、当該領域についても博報堂キースリーの知見を通じてサポートすることが可能となることは大きな意義があるものと考えております。
(3)株式会社博報堂キースリー 代表取締役社長 重松 俊範
テクノロジーの進化により、金融商品だけでなく、コンサートチケットや地域活動での貢献履歴、個人の創作物までもがデジタル資産としてオンチェーン化され、流通する時代が始まっています。この新しい経済圏で、日本が後塵を拝するわけにはいきません。今回のパートナーシップは、国内企業が安心してデジタル資産を保有・活用できる環境を整えるものであり、広告やマーケティング、金融の知見を融合しながら、企業と生活者が共に新しい価値の循環を生み出していく挑戦ができることに大きな期待とワクワクを感じています。
4.株式会社博報堂キースリーについて

博報堂キースリーは、あらゆる価値がオンチェーン化され、生活者と企業が直接つながり合う時代に向けて、社会の仕組みを再構築する会社です。広告やマーケティングの発想を拡張し、金融やテクノロジーと融合させることで、ブランドと生活者、企業と企業が共創できる関係をデザインします。ブロックチェーンによる透明性と信頼を基盤に、創造力を通じて新しい経済と文化の循環を生み出し、社会に“価値の共創”を実装しています。

商号 |
株式会社博報堂キースリー |
所在地 |
東京都港区赤坂5⁻3⁻1 赤坂Bizタワー23階 |
代表者の役職・氏名 |
CEO 重松 俊範 |
事業内容 |
国内外の企業やweb3プロジェクトに対し、マーケティング戦略やトレジャリー支援、バリデーターや、コミュニティ開発など、広告・マーケティングとブロックチェーン・金融が融合する事業を展開 |
設立時出資金 |
1億円 |
設立年月日 |
2022年12月5日 |
5.ミライウェルスマネジメント株式会社について


商号 |
ミライウェルスマネジメント株式会社 |
所在地 |
東京都港区赤坂2⁻11⁻2 NOIR AKASAKA BLDG 3階 |
代表者の役職・氏名 |
代表取締役 八角 大輔 |
事業内容 |
1.暗号資産の取得、保有、運用及びそれに付随する投資業 2.暗号資産を用いたレンディング事業及びそれに付随する業務 3.暗号資産を活用した投資事業有限責任組合(LPS)への出資、組成、管理及び運営 4.暗号資産に関する情報提供、調査、分析及びコンサルティング業務 5.WEB3.0関連事業の企画、開発、運営及びコンサルティング 6.ブロックチェーン技術を活用した各種アプリケーション、サービス、システムの企画、開発、提供及び運営 7.国内外の法人又はファンドとの業務提携、共同投資、資本参加及びそれに付随する事業 8.株式、通貨、外国為替、その他金融商品等に対する投資 9.前各号に附帯又は関連する一切の業務 |
設立時出資金 |
2,000万円 |
設立年月日 |
2025年1月30日 |
大株主及び持株比率 |
AIフュージョンキャピタルグループ株式会社 100.0% |
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