【ベテラン1名分を無償トライアル】定年前に「あの人の判断」を、書かずに話して残す。技能伝承AI「ベテランナレッジAI」提供開始 ― 若手は困ったその場でスマホから開ける

製造業の事業所の65.8%が技能継承に問題を抱える中、マニュアルに残りにくい「どこを見て、どこで判断が分かれるか」を録音から場面ごとのカードに。費用ゼロ・数週間で、自社のベテランで試せます

株式会社GembaShift

株式会社GembaShift(本社:群馬県高崎市、代表取締役:黛 政隆)は、熟練者(ベテラン)が判断の場面で「どこを見て、どこで判断が分かれるか」を、聞き取りや会議の録音から場面ごとのカードにまとめ、若手が現場で困ったその場でスマートフォンから開いて使えるようにする技能伝承AI「ベテランナレッジAI」の提供を、2026年10月より開始しました。

マニュアルを書き起こす必要はありません。導入を決める前に、自社のベテラン1名分を無償で試せるトライアルを受け付けています。

ベテランが見る順番と判断の分かれ道が、若手のスマホで開きます。(画面は、架空のサンプルデータで実際のアプリを動かしたものです)

こんな状況に、心当たりはありませんか

  • 「あの人が辞めたら、この判断は誰がするんだろう」と思うベテランがいる

  • そのベテランの定年や再雇用の終わりまで、あと数年しかない

  • マニュアルや動画は作った。でも「いつもと違うとき」の判断は書かれていない

  • 若手の質問がベテランに集中し、ベテラン本人の仕事が止まっている

  • ベテランに頼んでも「教えることなんてない」「説明は苦手だ」と言われる

  • 若手が「分からない」と言い出せず、自己流で判断してしまう

ベテランナレッジAIは、こうした現場のために作りました。

なぜ、マニュアルもOJTも「判断のコツ」を移しにくいのか

技能継承は、多くの現場に共通する課題です。厚生労働省の調査では、技能継承に問題がある事業所は製造業で65.8%、建設業で59.2%。技能継承に問題がある事業所のうち60.6%が、問題点として「技術・ノウハウ等の伝承に時間がかかり円滑に進まない」を挙げています。

一方で、技能継承に取り組む事業所のうち、退職予定者のノウハウを文書化・データベース化・マニュアル化しているのは22.0%にとどまります(いずれも厚生労働省「令和7年度 能力開発基本調査」2026年7月公表)。

ベテランの価値は、答えそのものより「どこを見て、どこで判断が分かれるか」という見立てにあります。そして見立ては、いちばん残しにくいものです。

  • 手順書・動画マニュアル:決まった手順は正しく伝わる。ただ、いつもと違うときにどこを見て何で判断するかは、書き残しにくい

  • FAQ・社内の検索:答えにはすぐたどり着ける。ただ、初めての状況で自分で見立てる練習にはならない

  • OJT・付きっきりの指導:いちばん確実に伝わる。ただ、教えられる人数にも、一緒に出会える場面にも限りがある

だから、見立てそのものを残す。それがベテランナレッジAIです。

ベテランナレッジAIとは:ベテランの「見立て帳」を、若手のスマホに

ベテラン1人につき1冊の「見立て帳」をつくります。判断が必要になる場面ごとに1枚ずつ、次の4つを本人の言葉と一緒にまとめたカードです。

  • 目の付けどころ(見る順番):ベテランが見る点を、見る順番に。それぞれに「なぜ見るか」がつきます

  • 分かれ道:判断が分かれる条件と、その先の動き方

  • ひと声ルール:安全・法令・金額など、必ず人に確認すること

  • 本人の言葉と体験談:実際に話した言葉を、出典つきで引用。失敗談やひやっとした話も残ります

設備保全の場面カードの例。「今なら、まず変わり始めを聞く。それから振動と温度。」のように、本人が聞き取りで話した言葉がそのまま残ります。(架空のベテランのサンプルデータ)

導入すると、こう変わります

ベテラン:書かなくていい。話して、確かめるだけ

マニュアルを書き起こす必要はありません。立ち上げのときに、30〜60分の聞き取りを2〜3回お願いします。

録音からGembaShiftがカードの下書きをつくり、本人は「OK」「直す」「載せない」を選ぶだけです。公開した後は、週1回メールで届く「今週のお願い」に答える週15分ほど。やることがない週は、メールも届きません。

若手:困ったその場で開いて、自分で決める

現場で困ったら、スマホに困りごとを書くだけ(話しても構いません)。合う場面のカードが開き、ベテランが見る順番が「あなたの場合」に当てはめて並びます。

自分の見立てを書けば、ベテランの目の付けどころと見比べられます。昼休みの3分で、ベテランの体験談をもとにした稽古もできます。

相談した人の名前は、ベテラン本人にも管理者にも表示されません。だから若手が安心して「分からない」と言えます。

困ったら開く(当てはめ)、自分の考えと並べる(見比べ)、昼休みに練習する(稽古)。(画面は、架空のサンプルデータで実際のアプリを動かしたものです)

推進担当・管理職:何を教えるべきかが、数字で見える

若手がよく見落とす目の付けどころや、困ったのにカードがない「空白の場面」が、個人を特定しない集計で見えます。研修やOJTで何を教えるかの手がかりになり、社内で効果を説明する材料にもなります。

見立て帳は、印刷やPDF向けの文書にも書き出せます。AIを使わない人にも届きます。

「AIが間違ったことを教えないか」への答え

ベテランナレッジAIは、AIに答えを出させません。若手の前でのAIの仕事は、「合わせる・当てはめる・見比べる」の3つだけです。

  • 本人がOKしたものだけ載る:AIの下書きは、ベテラン本人がOKするまで若手に見えません

  • 本人の言葉は一字一句照合:カードに引用する言葉は、原文と一字一句照合したものだけです

  • 結論は出さない:AIが書く文に、結論・一人称・カードにない項目が混ざっていないかを機械で検査し、通らなければカードだけを表示します

  • ないものは「まだない」と言う:合う場面がなければ無理に出さず、ベテラン本人への5分の聞き取りのお願いにつなげます

  • 危ない判断は人へ:ひと声ルールのある場面では、必ず人への確認を表示します

合う場面の選び方と「あなたの場合」の1行はAIが作るため、外れることもあります。だからこそ結論は出さず、決めるのは若手自身にしています。

録音や資料は、AIの学習に使われない構成で扱います。会社ごとにデータを分けて管理し、ログインはMicrosoft Entra ID、操作の記録も残ります。お客様のAzure環境に置く構成も選べます。

無償トライアル:まずはベテラン1名分を、費用ゼロで

「うちのベテランの見方が、本当に残せるのか」。それは、実際に試していただくのがいちばん早いと考えています。

ベテランナレッジAIでは、導入を決める前に、ベテラン1名分を無償で試せるトライアルを受け付けています。

手元の資料や録音を、整理せずにそのまま。数週間で、本人が確かめた見立て帳を若手の困りごとで試せます。
  1. そのまま預ける:NDAを結んだうえで、会議の文字起こし・録音・作成済みの資料を、整理せずにお送りください

  2. 見立て帳の下書き:GembaShiftが、ベテランの見る順番と判断の分かれ道を、カードの下書きにまとめます

  3. 本人が確かめる:下書きをベテラン本人に30分ほどで確かめていただきます

  4. 若手の困りごとで試す:実際の困りごとでカードを開き、ベテランの見方が当てはまるかを確かめていただきます

資料がなければ、社内で30分ほど聞き取りを録音してお送りいただくだけで始められます。

  • 費用:かかりません

  • 対象:ベテラン1名

  • 期間:数週間

  • お渡しするもの:本人が確かめた見立て帳を、若手の困りごとで試せる状態で

対象のベテランや職種が決まっていなくても大丈夫です。売り込みはしません。合わなければ、そこで終えて構いません。

本導入の流れ:1人目の公開まで6週以内が目標

本導入では、GembaShiftが聞き取り会を行い、2人目以降のベテランにも広げていきます。専門的な作業はGembaShiftが裏で進め、推進担当の方が見るのは「準備ボード」の1画面だけです。

  1. 同意と型紙選び(1日):名前の出し方・録音の扱い・保持期間をベテラン本人と取り交わします

  2. 若手の困りごと集め(1週):「◯◯さんに聞きたいこと」のフォームを配るだけ。集まった困りごとが聞き取りの質問になります

  3. 聞き取り会(1〜2週):30〜60分の聞き取りを2〜3回録音します

  4. 見立て帳の下書き(数日):本人の言葉が原文と一致するかを機械で確かめながら、カードの下書きをつくります

  5. 本人の確認(1〜2週):カードごとにOKか赤ペン。少しずつ届くので、まとまった時間は要りません

  6. 試運転(2週):指名した若手5名ほどで使い、場面が当たるか・考えが深まったかを確かめます

  7. 公開:試運転の結果を見て、使う人の範囲を決めて公開します

設備保全から介護まで:職種ごとの「型紙」を用意

職種ごとによく出る場面の一覧(型紙)を用意しています。型紙がない職種でも、汎用の型紙で始められます。

  • 設備保全:いつもと違う音がしたとき/止めるか動かすか迷うとき(ひと声ルールの例:設備を止める判断は班長に)

  • 製品設計:過去の設計を流用するとき/試作で想定外の結果が出たとき(例:安全規格に関わる変更は審査に)

  • 施工管理:雨で工程が遅れたとき/危ない作業の前(例:足場・重機の作業変更は所長に)

  • 法人営業:大きな値引きを求められたとき/決裁者が見えないとき(例:決められた率を超える値引きは部長に)

  • 介護:いつもと様子が違うとき/転倒のおそれがあるとき(例:体調の判断は看護職に)

まずは、製造業の技術部門(設計・生産技術・品質・保全)から。判断に経験が効く仕事なら、業種を問わず使えます。

よくあるご質問(抜粋)

Q. ベテランが「教えることなんてない」「口下手だから」と言います。それでも残せますか?

残せます。「ノウハウを教えてください」とは聞かず、若手から集めた困りごとや過去のトラブルなど、具体的な場面から聞きます。「そのとき、最初にどこを見ましたか」と聞くと、本人も気づいていなかった見方が出てきます。上手に話す必要はありません。

Q. ベテランの定年まで1年もありません。間に合いますか?

1人目の見立て帳の公開まで、6週以内を目標に進めます。会議の録音や報告書など手元の材料から始められるので、聞き取りの回数を減らせます。時間が限られるときは、トラブル時の判断や、止めるか続けるかの分かれ道など、若手が困る場面から優先して残します。

Q. マニュアルや動画も作りましたが、うまく使われませんでした。何が違いますか?

手順書や動画は、決まった手順を残すのに向いています。見立て帳は、判断が必要になる場面ごとにベテランが見る順番と分かれ道を残し、若手が困ったその場で自分の状況に当てはめて開く点が違います。作ったマニュアルや動画は、見立て帳の材料として一緒に使えます。

Q. 手の感覚や力加減も残せますか?

手の感覚そのものは残せません。残せるのは、判断の場面で何を見て、どこで判断が分かれるかです。たとえば「どんな状態になったら手を止めて確かめるか」は残せます。体で覚える技能は、現場での実地の指導と組み合わせてください。

代表コメント

株式会社GembaShift 代表取締役 黛 政隆

ベテランの価値は、手順や答えそのものよりも、「どこを見て、どこで判断を分けているか」にあると考えています。そこは手順書にも検索にも残りにくく、これまではOJTで少しずつ受け渡すしかありませんでした。

ベテランナレッジAIは、AIに答えを出させるためではなく、ベテランの見方を若手に渡すために作りました。決めるのは若手自身です。そのほうが、ベテランが現場を離れた後も、自分で判断できる人が育つからです。

見立てを残せるのは、ベテランが現場にいるうちだけです。マニュアルを書いていただく必要はありません。まずはお一人分、無償で試してみてください。

無償トライアル・導入のご相談

次のような方は、お気軽にご相談ください。

  • ベテランの定年・退職を控え、技能伝承の進め方を考えている工場長・技術部門・保全部門の方

  • 人材育成や技能伝承の推進を任された方

  • マニュアル化やOJTを進めてきたが、判断のコツが残らないと感じている方

対象にしたいベテランの方と仕事の内容をうかがい、無償トライアルの進め方をご案内します。

  • 技能伝承の検討ガイド(何から残すか・ベテランに何を聞くか・AIをどこまで使うか):技能伝承の検討ガイド

株式会社GembaShiftについて

株式会社GembaShiftは、群馬県高崎市に本社を置く、現場起点のAIインフラづくりに取り組む企業です。業務フローの棚卸し、ROI設計、AIワークフロー実装、現場定着、内製化支援までを一気通貫で支援し、構想で終わらない、現場で動き続ける仕組みづくりを行っています。

  • 会社名:株式会社GembaShift

  • 代表者:代表取締役 黛 政隆

  • 所在地:〒370-0801 群馬県高崎市上並榎町489-11

  • 設立:2026年1月21日

  • 資本金:1,000,000円

  • 事業内容:AI活用コンサルティング、AIシステム開発、企業研修事業

  • 公式サイト:GembaShift

本件に関するお問い合わせ

株式会社GembaShift
お問い合わせフォーム:GembaShift お問い合わせフォーム

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会社概要

株式会社GembaShift

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URL
https://gembashift.com/
業種
情報通信
本社所在地
群馬県高崎市上並榎町489-11
電話番号
-
代表者名
黛政隆
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2026年01月