エンバカデロ、マルチデバイス、モバイル開発の需要に応える アプリ開発プラットフォーム「Appmethod」を販売開始

サブスクリプションモデルのライセンス形態により モバイルファースト開発を低コストで開始可能に

ニュースハイライト
・Appmethodは、エンバカデロが提供しているマルチデバイス向けネイティブビジュアル開発ツール「Delphi」および「C++Builder」を、マルチデバイス向け開発機能に絞って再構成したものです。

・Appmethodは、年間サブスクリプション(利用料支払い)モデルにより、契約期間中にリリースされる新バージョンを追加コストなく使え、必要とするプラットフォームだけを契約すればよく、導入コストを抑えられます。

・企業のバックエンドシステム(データベースやクラウドサービスなど)への接続機能を「エンタープライズモビリティサービス」という追加オプションとして提供、これらの機能を使うときにはじめてコストを支払う仕組みを提供します。

・コンポーネントと呼ばれるプログラム部品をドラッグ&ドロップして開発する「ビジュアルRAD」と呼ばれる手法によってアプリケーションを作成するため、記述しなければならないコード量は、従来の開発手法と比較すると、およそ5分の1に削減できます。

・利用料は1開発者、1プラットフォームあたり年間34,000円(税別)です(個人ユーザーの場合)。フル機能を30日間無料で利用できるトライアル版も提供しています(www.appmethod.com)。



エンバカデロ・テクノロジーズ(日本法人:東京都文京区、日本法人代表:藤井 等、以下エンバカデロ)は本日、マルチデバイス向けアプリケーション開発プラットフォーム「Appmethod(アップメソッド)」を販売開始したことを発表しました。Appmethodは、エンバカデロが提供しているマルチデバイス向けネイティブビジュアル開発ツール「Delphi」および「C++Builder」を、マルチデバイス向け開発機能に絞って再構成したものです。

従来の開発環境(Delphi、C++Builderおよび、これらの製品を含むスイート製品RAD Studio)では、購入時に必要な機能を決めて、製品エディションを選ぶ必要がありました。また、頻繁にアップデートのあるモバイルデバイスOSに対応するため、頻繁なバージョンアップも必要です。Appmethodは、年間サブスクリプション(利用料支払い)モデルにより、契約期間中にリリースされる新バージョンを追加コストなく使えるのに加え、必要とするプラットフォームだけを契約すればよく、マルチデバイス開発におけるツールのトータルコストを抑えることができます。

さらに、Appmethodでは、企業のバックエンドシステム(データベースやクラウドサービスなど)への接続機能を「エンタープライズモビリティサービス」という追加オプションとして提供しています。これらの機能は、Delphi、C++Builder、RAD Studioでは、Enterprise版以上のエディションに含まれていました。追加オプションとしてこれらの機能を利用可能にしたことで、あらかじめ開発する可能性のある機能を含む製品を購入するのではなく、これらの機能を使ったときにはじめてコストを支払えばよくなります。

Appmethodは、従来からエンバカデロが提供して来たDelphi、C++Builder、RAD Studioと同様に、CPUで直接実行されるネイティブコードによってマルチデバイスへの対応を実現しており、デバイスの性能を100%活かしたセキュアなアプリケーションを構築できます。コンポーネントと呼ばれるプログラム部品をドラッグ&ドロップして開発する「ビジュアルRAD」と呼ばれる手法によってアプリケーションを作成するため、記述しなければならないコード量は、従来の開発手法と比較すると、およそ5分の1に削減できます。さらに、一度開発したアプリケーションコードは、他のデバイス向けにも、そのまま、あるいは僅かな修正で利用できるため、複数デバイスへの対応においても効率化が可能です。


Appmethodが提供する主な機能は以下のとおりです。

複数デバイス向けのUIを効率的に設計:共通のAPIによって利用できるクロスプラットフォーム対応のネイティブコンポーネントセットによりすばやく直感的にユーザーインターフェイスを設計できます。

データの利用:ローカルおよびリモートのSQLデータベースに接続し、簡単にマルチデバイスのUIで表示、編集することができます。

企業のバックエンドシステムに接続:企業のバックエンドデータを利用可能にするミドルウェア機能を提供。SOAPやREST/JSONによる通信によって、企業システムの情報をマルチデバイスで利用可能にします。

クラウドサービスの利用:RESTやSOAPベースの任意のサービスと連携できます。ParseやKinveyといったMBaaSサービスを容易に活用できます。

開発、テスト、配置までをサポートするツール:迅速なアプリケーション構築のためのフルセットのツールを提供。統合されたリモートデバッガにより、マルチデバイスの向けの実機テストも効率的に実行できます。

Appmethodは、モバイル開発からスタートして、マルチデバイス対応を進めていく「モバイルファースト」型の開発に合致しています。エンバカデロでは、既存のWindowsデスクトップアプリケーションを有する「デスクトップファースト」型の開発者に向けては、Windows向けアプリケーション開発に特化した機能を含むDelphi、C++Builder、RAD Studioの提供に力を入れて行きます。RAD Studioの最新版 RAD Studio XE6は2014年4月16日に発売しています。


価格ならびに提供時期

Appmethodは、年間サブスクリプション(利用料)契約で利用できます。個人ユーザーは、1開発者、1プラットフォームあたり年間34,000円(税別)、企業ユーザーは、1開発者、1プラットフォームあたり年間110,000円(税別)でAppmethodを利用できます。エンタープライズデータアクセス、データストレージ、クラウドサービスアクセスなどの機能は、「エンタープライズモビリティサービス」として提供され、これらのサービスを利用するデバイス数によって課金されます。

Appmethodのフル機能を30日間無料で利用できるトライアル版は、www.appmethod.com からダウンロードできます。

以上

エンバカデロ・テクノロジーズについて

エンバカデロ・テクノロジーズは、1993年にデータベースツールベンダーとして設立され、2008年にボーランドの開発ツール部門「CodeGear」との合併によって、アプリケーション開発者とデータベース技術者が多様な環境でソフトウェアアプリケーションを設計、構築、実行するためのツールを提供する最大規模の独立系ツールベンダーとなりました。米国企業の総収入ランキング「フォーチュン100」のうち90以上の企業と、世界で300万以上のコミュニティが、エンバカデロのDelphi®、C++Builder®といったCodeGear™製品やER/Studio®、DBArtisan®、RapidSQL®をはじめとするDatabaseGear™製品を採用し、生産性の向上と革新的なソフトウェア開発を実現しています。エンバカデロ・テクノロジーズは、サンフランシスコに本社を置き、世界各国に支社を展開しています。詳細は、www.embarcadero.com/jp をご覧ください。

Embarcadero、Embarcadero Technologies ロゴならびにすべてのエンバカデロ・テクノロジーズ製品またはサービス名は、Embarcadero Technologies, Inc.の商標または登録商標です。その他の商標はその所有者に帰属します。

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読者のお問い合わせ先:
エンバカデロ・テクノロジーズ
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 5F  TEL 03-4577-4520
E-mail: japan.info@embarcadero.com  URL: www.embarcadero.com/jp

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会社概要

URL
http://www.embarcadero.com/jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル 5F
電話番号
03-4577-4520
代表者名
藤井等
上場
未上場
資本金
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設立
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