ビジュアルデザインスタジオWOWが切り拓く新しい映像体験「Unlearning the Visuals」展開催
前回の展覧会では新作と過去のアーカイブ作品を合わせて展示しましたが、設立25周年を迎え開催する今回の展覧会では、新たに制作したオリジナル作品群を展示予定。寺田倉庫の大きな空間を使った没入感溢れる迫力の映像作品や、実験的な映像作品、来場者のインタラクションが可能な作品など、WOWの表現における多様性に満ちた作品群を展示します。
本展覧会を牽引するのは、WOWの次世代を担う注目のクリエイターたち。高い技術力と表現力を武器として、次の世代にふさわしい展覧会を作り上げていきます。25年を振り返りながら未来を見据えて創造される、映像体験の新境地にご期待ください。
「Unlearning the Visuals」をテーマに、オリジナル作品を制作
ビジュアルデザインスタジオWOWは設立から25年、「ビジュアルデザイン」—「視覚的なモノ・コト(= ビジュアル)はすべてデザインの対象である」というコンセプトのもと、常にその活動のフィールドを拡大し続けてきました。設立25周年を迎えて開催する今回の展覧会は、これまでの作品の回顧展ではなく、きたるべき30周年の時を見据えた、新たな挑戦の場となります。
テーマは「Unlearning the Visuals(アンラーニング・ザ・ビジュアルズ)」。「unlearn(アンラーン)」とは、これまで学んできたものごとを、今一度自らの思考と手を使って紐解き、新たに血肉として身につけること。ビジュアル表現の新しい地平を切り拓き続けてきたWOWが、これまで信じ培ってきた技と感性を糧として、次なる表現の力を獲得することに挑みます。
■展示作品(新作)
Viewpoints:「視点」を変えると新しいものが見えてくること、感じ方や考え方が変わることは、誰もが身に覚えがあるだろう。本作では、視点を変えたり特定の視点のみにフォーカスすることで、意図して景色が再構成され、それまで得られなかった気づきや嗜好を生みだすことにチャレンジする。
Refraction:曲面アクリルによる屈折を利用し、映像を不完全なものにした作品。我々は日常に溢れる大量の映像を情報として無意識に取り込んでしまうが、時に不完全な情報を自分の中で補完し、想像して再構築することで、無限の解像度を手に入れられる瞬間がある。
回す:デバイスを「回す」事で映像が展開されるインスタレーション作品。 身の回りに溢れる、「回す」という直感的な行為を細部から見つめなおし、深く掘り下げることによって、「回す」というインタラクションを改めて紐解く。
祝彩風祭:「祝祭」は、昔も今も人々の心の支えになり、生きる力となってきた。本作は東北の祝い事、祝祭行事をテーマにした映像インスタレーション作品である。東北に古くから伝わる「ハレの日」に行う風習を、新たな視点と解釈を加えて再構築することに挑む。
モーション・モダリティ / 風の痕跡を持つ通路:会場演出の一部として、絶えず変化する雲の雰囲気を持ち、風で揺れる木漏れ日の気配がある通路を設計。会場で体験する時空を4つに分け、それぞれにおける光のふるまいを操作することで、静止している空間を活性化し、空間を豊かなものへと変化させる。
「Unlearning the Visuals(アンラーニング・ザ・ビジュアルズ)」概要
- 会期:2022年10月15日(土)〜2022年10月30日(日)※会期中無休
- 時間:11:00〜20:00 ※最終入場19:30(10月20日(木)は16:00最終入場、16:30終了)
- 場所:寺田倉庫 E HALL
- 住所:東京都品川区東品川2-1-3
- 入場料:一般当日¥1,000・前売り¥800 / 学生平日無料・土日¥500 ※前売りチケットは前日までのオンライン販売(日時指定)となります。※学生チケットも前日までのオンライン予約が可能です。(前売り割引なし)※学生の方は、受付で学生証等をご提示ください。※前売りチケットは9月中旬から公式サイトにて販売開始予定。※当日チケットは会場にて販売します。※チケット詳細は、公式サイトのチケット購入ページをご覧ください。
- 「Unlearning the Visuals」公式サイト: https://25ex.wow.inc/
- 主催:WOW
会社概要
ワウ株式会社
東京都渋谷区神南1-14-3
代表取締役:高橋裕士
東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CMやコンセプト映像など、広告における多様な映像表現から、さまざまな空間におけるインスタレーション映像演出、メーカーと共同で開発するユーザーインターフェイスデザインまで、既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークをおこなっている。さらに、最近では積極的にオリジナルのアート作品やプロダクトを制作し、国内外でインスタレーションを多数実施。作り手個人の感性を最大限に引き出しながら、ビジュアルデザインの社会的機能を果たすべく、映像の新しい可能性を追求し続けている。
TEL:03-5459-1100 URL: www.w0w.co.jp
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