AQP4Ab ELISA「コスミック」Ⅱへの切替がスタート
M23抗原を用いることで感度・特異度が改善し、CBA法との一致率も向上
株式会社コスミックコーポレーション(代表取締役:宮田剛、本社:東京都文京区、以下コスミック)は、本年3月末より臨床検査センターでの抗アクアポリン4(AQP4)抗体測定用試薬が、従来のAQP4Ab ELISA「コスミック」から改良されたAQP4Ab ELISA「コスミック」Ⅱに切り替えられましたことを、お知らせいたします。
抗AQP4抗体は、視神経脊髄炎関連疾患(Neuromyelitis optica spectrum disorder:以下NMOSD)の診断に欠かせない疾患特異的マーカーです。AQP4Ab ELISA「コスミック」Ⅱは、臨床診断における精度が高いと言われている間接蛍光抗体法(Cell-based assay:以下CBA法)で用いられているM23 抗原を導入することで、感度・特異度が改善されCBA法との一致率も向上しています。
コスミックは、今後も優れた体外診断用医薬品の提供を通して、自己免疫疾患の診断精度の向上に貢献してまいります。
参考資料
株式会社コスミックコーポレーション 営業部
〒112-0002東京都文京区小石川2-7-3富坂ビル
TEL;03-5802-5971
FAX;03-5802-5974
URL;http://www.cosmic-jpn.co.jp/
E-mail;cc@cosmic-jpn.co.jp
今回の切り替えに伴い、測定範囲やカットオフ値が、下記の通り変更されましたので、十分に留意していただきますようお願い申し上げます。
コスミック取締役営業部長の菊地強は、「今回の改良によりCBA法により近い感度・特異度での抗AQP4抗体検査を提供できるようになりました。昨年末から利便性を高めるために始めたCBA法の受託測定とともにNMOSDの早期診断・早期治療に向けて情報提供活動を行ってまいります。」と述べています。
コスミックは、今後も優れた体外診断用医薬品の提供を通して、自己免疫疾患の診断精度の向上に貢献してまいります。
参考資料
コスミックについて
コスミックは、甲状腺疾患研究の第一人者であるDr. Bernard Rees Smithが設立したRSR社(イギリス)の日本における総販売元として1990年に設立され、甲状腺・1型糖尿病・神経疾患の体外診断用医薬品の輸入・販売会社として事業を展開してまいりました。また、2009年からは、EUROIMMUN社(ドイツ)より輸入した膠原病領域の体外診断用医薬品や機器の販売を開始しています。
その他、メタボリックシンドロームや生活習慣病の各種研究用試薬など幅広い分野の製品ラインナップを取り揃え提供しています。また、受託測定検査も承っております。詳細は、弊社ホームページをご覧ください。
【製品に関するお問い合わせ・資料請求先】
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