睡眠データ分析で日本の睡眠時間は主要28カ国中最短

600万のPolar Sleep Plus(TMの)データを分析

POLAR

心拍トレーニング製品のリーディングカンパニーであるポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区幡ヶ谷、代表取締役:園部英生)は本日、Polar A370、Polar M430ユーザから得られた600万の睡眠データを分析した結果を発表いたしました。日本人の男女別平均睡眠時間は、男性6時間30分、女性6時間40分とそれぞれデータを分析した主要28カ国中最短の結果でした。
28カ国中、平均睡眠時間が最長だったのは、男性はフィンランド人の7時間24分、女性はフィンランド人とベルギー人の7時間45分でした。日本人と比べ、男性は54分、女性は1時間5分の違いが出ています。これは、日本人の入眠時間は香港、スペインについで遅いにもかかわらず、起床時間が世界平均と大きく変わらないことに起因しています。

また、睡眠の長さの計測と同時に、睡眠中の体の動きや心拍数によって分析する「睡眠の質」については、日本人平均は3.0(最高5.0、最低1.0)でした。3.0を境に、それ以上で良好と判断されますが、28カ国中25位と下位の結果となりました。睡眠の質の世界平均は3.2で、最高はフィンランドの3.4、最低は中国の2.7でした。

今回の分析は、ポラールのA370とM430に搭載されたPolar Sleep Plus(TM)機能によって2017年の6カ月間で収集された、約600万の睡眠データに対して行われました。同機能は、24時間心拍計測機能(*1)と加速度センサーにより睡眠時の状況を計測し、医学的に用いられている睡眠ポリグラフ(*2)をもとにしたアルゴリズムで分析します。特別な設定を行うことなく自動的に入眠、起床時間を特定し、睡眠の質(深い・浅いの割合)を分析・評価します。40年にわたり心拍計測と体に与える影響を分析してきたポラールの経験を生かし、精度の高い分析・評価を行うことができます。

*1ポラールの心拍計測は、スポーツトレーニング時には連続計測となり、通常時は5分毎に心拍数を計測します。
*2睡眠ポリグラフ:睡眠障害の診断に用いられる検査の一つで、レム睡眠・ノンレム睡眠など、睡眠の深さや質などを計測する。

<参考資料>各国の平均入眠、起床、睡眠時間(男女別)

※入眠、起床、睡眠時間でそれぞれ平均を取ったため、国によって誤差が発生しています。※入眠、起床、睡眠時間でそれぞれ平均を取ったため、国によって誤差が発生しています。


■ポラールについて
Polar Electro(本社:フィンランド、設立:1977年)は、1982年に世界ではじめてトレーニング用心拍計モニター装置を開発した、心拍トレーニングのスペシャリストです。同分野のリーディングカンパニーとして約40年にわたり、徹底的な研究・分析に基づく革新的な製品を世に送り出してきました。その製品の正確さと性能の高さ、優れた心拍数モニター機能はトップアスリートや専門家に認められ、世界中で使われています。現在、世界80カ国以上で販売されています。ポラール・エレクトロ・ジャパン株式会社は、ポラールの100%子会社として2009年3月に設立されました。心拍トレーニング講習会などの日本国内における様々な活動を通じて、スポーツにおける心拍トレーニングの重要性をアスリートや一般の方へ広く訴求しています

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会社概要

URL
http://www.polar.com/ja
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区神田東松下町13 神田プラザビル 7階
電話番号
-
代表者名
榊原 伸司
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年12月