インターオフィス 福岡支店・ショールームをオープン
設計はケース・リアルの二俣公一氏、ショーケース第一弾はデンマークのMuuto(ムート)を展示
1975年の創業以来、東京本社を中心に、「より良いデザインを提案することによって、より良い生活を提供すること」をミッションとして事業を展開してきたインターオフィスは、1994年の大阪支店・ショールーム開設につぎ、新たな拠点として福岡に支店・ショールームを設け、お客様のニーズにお応えできる体制を構築するとともに、お客様のご支援のもと九州地方を次なるステージとしてミッションを推進して参ります。
新しいショールームは「ショーケース」として位置付け、インターオフィスの取扱ブランドを順次展開いたします。柿落としでは、ニューノルディックデザインを牽引するブランド、デンマークのMuutoをご紹介します。ショールームの設計を手掛けたのは、国内外で空間設計からプロダクトデザインまで幅広く活躍するケース・リアルの二俣公一氏です。
福岡支店・ショールームコンセプト
コメント:インターオフィス代表取締役社長 寺田尚樹
私たちにとって、デザインに関心が高く、また住環境にも恵まれた都市である福岡に拠点を持つことは永年の夢でした。成熟した福岡のマーケットに、私たちの提唱するハイクオリティーな家具と空間によるハイクオリティーなライフスタイルの提案で、チャレンジしたいと考えていたからです。
その夢を叶えるべく、今回は福岡で活躍する二俣公一さんとコラボレートすることにしました。二俣さんは、建築のみならず、インテリア、家具、プロダクトのデザインを精力的に行い、デザインの境界を超えた幅広い活動をされています。私たちの考える空間もまさに同じで、マクロな空間からミクロなプロダクトまでスケールを超えてトータルでデザインをし、提案すべきだと考えています。こういったことを二俣さんと議論するうち、意気投合して今回のコラボレーションが実現しました。
このショールームは、敢えて家具のショールームとしては極小のワンフロア約40平米の2階建て、合計約80平米の空間とし、ショールームというよりも「ショーケース」と位置付け、コンパクトながらも家具やプロダクトと空間が渾然一体となった密度の高い空間づくりを目指しました。コンパクトな空間での家具の展示は、展示空間の広さが実際の住宅のリビングやダイニングルーム、あるいはオフィスのミーティングルームと近い広さに設定できるので、展示されているソファーやダイニングテーブルのスケール感を見誤ることがないという利点があると考えました。
また、コンパクトな空間だからこそ、多くのブランドを一同に紹介するのではなく、単一のブランドに絞った展示を行い、そのブランドのコンセプトやフィロソフィーを紹介することが可能です。その試みとして、ニューノルディックの旗手、デンマークのMuuto(ムート)の展示からスタートします。
そしてもう一点、空間的特徴として、部屋の広さに比べ天井高が高いことです。これは二俣さんが設計当初から企図していたもので、床面積よりも空間の質を優先するというコンセプトのもと、天井高が4メートルに設定されています。日常の住環境に近い平面積に対して抜け感のある非日常の4 メートルの天井高が、ショーケースとしてどのような効果がもたらされるか楽しみです。
■二俣 公一 ふたつまた こういち
空間・プロダクトデザイナー。1975年鹿児島県生まれ。大学で建築を学び、卒業後すぐに自身の活動を開始。現在は、福岡と東京を拠点に空間設計を軸とする「ケース・ リアル (CASE-REAL)」とプロダクトデザインに特化する「二俣スタジオ (KOICHI FUTATSUMATA STUDIO)」両主宰。国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐にわたるデザインを手がける。2021年より神戸芸術工科大学 客員教授を務める。
http://www.casereal.com/
http://www.futatsumata.com/
■寺田 尚樹 てらだ なおき
1967年大阪生まれ。1989年明治大学工学部建築学科卒業。1994年英国建築家協会建築学校(AAスクール)ディプロマコース修了。帰国後、建築やプロダクトのほか、ブランドのプロデュース、ディレクションを行う。2003年、有限会社テラダデザイン一級建築事務所設立。2014年より株式会社インターオフィス取締役を務める。2011年、プロダクトブランド「テラダモケイ」、「15.0%」、2015年、「i+」を立ち上げる。
現在、株式会社インターオフィス代表取締役社長。
第一弾ショーケース ブランド Muuto(ムート)
Muuto は、Peter Bonnén( ピーター・ ボーネン)氏と Kristian Byrge(クリスチャン・ビエ)氏の2人によって2006年にコペンハーゲンで創立されました。Muuto という名はフィンランド語で「新たな視点」を意味する”muutos”に由来します。その名の通りスカンジナビアデザインに新しい考え方を取り入れたMuuto は、Thomas Bentzen( トーマス・ベンゼン)、Anderssen&Voll(アンデルセン&ヴォル)、Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)、Harri Koskinen(ハッリ・コスキネン)ら最前線で活躍するデザイナーを積極的に起用し、これまでにないスカンジナビアデザインを志向するブランドです。
伝統的なスカンジナビアデザインの美しさ、機能性、クラフトマンシップに根ざしながらも、先進的な素材や技術、大胆な発想力で、家具、照明をはじめインテリア雑貨まで、幅広いコレクションでスカンジナビアデザインに新風を巻き起こし、国際的に高い評価を得ています。
近年では、ミラノサローネでGoogle とのテクノロジーを駆使して五感を刺激するコラボレーションが話題となる一方、環境への取り組みも積極的に行っており、ロングラスティングなプロダクトを開発し、持続可能な製品を提案しています。
クオリティの高いブランドを九州エリアに紹介し、空間づくりをサポートします
インターオフィスは、1975年の創業以来、約40年にわたり、ハイクオリティな空間と家具を豊富な実績と経験によって提供してきました。豊かで快適なオフィス空間は、一人ひとりの発想力や生産性を高め、ビジネスにおいて確かな成果を導く力になります。また、オフィス空間のみならず、公共施設や商業施設、ホテルや住宅に至るまで、上質な家具とともに、上質な空間をトータルで提案します。
「ワークスタイルの変化に敏感に対応し、最適解のオフィス環境を提案すること、その提案は常に美しいデザインであること」を理念に、時代に即した機能的で快適な空間づくりをサポートしています。
■主要取扱ブランド
■ インターオフィス福岡支店・ショールーム概要
業務開始日 : 2022年10月19日
フロア面積 : 81.83 平米
所在地 : 〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固1-4-24 STAGE1 kego
営業時間 : 10:00-18:00 (土日祝休み・予約制)
電話番号 : 092-406-6027 FAX番号:092-406-6029
■ インターオフィス 福岡支店・ライブオフィス(ハイブリッド型スモールオフィスMol.t)
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東1 丁目18-33 博多イーストテラス1 階
* ライブオフィスは、SAKUMAESHIMA が設計を手掛けたハイブリッド型スモールオフィスMol.t 内にございます。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像