エアロセンスとナイルワークスが、データ駆動型の農業に関する業務提携
~広域対応ドローンによる撮影画像の利活用により、持続可能な農業の実現へ~
エアロセンス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:佐部 浩太郎、以下「エアロセンス」)と株式会社ナイルワークス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:永田 幸生、以下「ナイルワークス」)は、エアロセンスの広域対応ドローンであるエアロボウイング[AS-VT01](以下「エアロボウイング」)を活用したデータ駆動型の農業の実現に向けて、戦略的業務提携をしました。
日本の農業は、就農者の高齢化や担い手不足が進み、病害虫や雑草の防除などの農作業の負担が課題となっています。そのため、各地の農業生産法人や、JA(農業協同組合)、農業・食品関連の企業、自治体でも、先端技術を活用した農業の取り組みが進み始めています。そこで両社は、エアロセンスによる、広域農場に適した長距離飛行可能なドローンと植生分析も可能なマルチスペクトルカメラによる撮像技術、及び、ナイルワークスが保有する作物の近接撮影と画像認識技術を組み合わせ、先端農業技術の向上をさらに進めます。データ駆動型の新しい農業の実現を加速させることにより、農業の人手不足解消や生産性向上を図り、持続可能な農業を目指します。
- エアロボウイングによる広域飛行・撮影技術×ナイルワークス独自の解析技術
ナイルワークスは、作物上空30~50㎝を自動飛行する「農業用ドローン」を2018年に上市して以来、全国延べ10,000ha以上の防除を行ってきました。このドローンに搭載した専用カメラにより、作物の近接画像を取得することで、次世代の営農支援システムの開発を行っています。
両社は、それぞれの特長を活かし、農業におけるセンシングデータ利活用のソリューション開発を進めます。ナイルワークスで保有する水稲10,000haの高解像度・近接画像と、エアロボウイングで取得する中解像度・広域・スペクトル分布画像を突合させ、ナイルワークスが独自開発している画像認識の技術により、作物状態を解析します。その際、データをナイルワークスの農地データプラットフォーム「NileBank」に集約し、自動農機との連携や営農判断に利活用します。
- 2021年実施の実証実験
- データ駆動型の新しい農業の実現に向けた協業
■会社概要
エアロセンス株式会社
設立:2015年8月
所在地:東京都文京区小石川五丁目41番10号 住友不動産小石川ビル
代表者:代表取締役社長 佐部 浩太郎
事業内容:自律型無人航空機の開発、製造、販売とサービス提供
自律型無人航空機によるセンシング等とクラウドによるデータ処理・管理
それらを組み合わせた建設、物流、点検・監視、農林水産、災害対応等の産業用分野における
ソリューション提供
URL:https://www.aerosense.co.jp
株式会社ナイルワークス
設立:2015年1月
所在地:東京都千代田区神田錦町一丁目4番3号
代表者:代表取締役社長 永田 幸生
事業内容:農業用ドローンの開発、製造、販売
デジタル農業・農業DXにおける技術開発、サービス提供
農機シェアリングのシステム開発、運用
URL:https://www.nileworks.co.jp
■参考映像
「空からの農場センシング エアロセンス×ナイルワークス」:https://youtu.be/_773EBjQx1Y
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