zero to one「自動運転システム構築完全講座」を東京大学の授業へ導入

オンライン教材とクラウドGPU演習で自動運転システム構築の基礎とAutowareでの実践を伝授

株式会社zero to one

株式会社zero to oneは、ティアフォー、名古屋大学未来社会創造機構と共同で開発・提供中の「自動運転システム構築完全講座」を、東京大学の授業向けに提供開始いたします。受講学生は、自らのPCでオンデマンド型教材で自動運転システム構築の基礎を学び、zero to one独自開発のクラウド型GPU演習システムを用いて「Autoware」による自動運転の実践を体験します。初学者も多い実情に合わせて、今回特別にzero to oneより講師も派遣、講師による同期型のオンライン講座を織り交ぜながら、非同期型オンライン教材である本講座を活用して受講学生の理解を深めてまいります。最終的には、受講学生の自動運転に対する理解と関心を高め、専門課程や大学院を通して同分野の学びを深めていく人材を増やしてまいる予定です。
この度、株式会社zero to one(本社:宮城県仙台市、代表取締役:竹川隆司、以下「zero to one」)は、株式会社ティアフォー、名古屋大学未来社会創造機構と共同で開発・提供中の「自動運転システム構築完全講座」(以下「本講座」)を、東京大学の授業向けに提供開始いたします。

本講座は、オープンソースの自動運転OS「Autoware」を主に用いて自動運転システム構築についての概要と実践を学べる国内初の本格的なオンライン教材で、昨年10月のリリース以来、大手自動車メーカーをはじめ、自動車部品メーカー、(自動車以外の)製造メーカー、大手通信会社、官公庁など、のべ20社・団体、300名以上に受講いただいてまいりました。今年3月〜5月には、公益社団法人自動車技術会主催の「自動運転AIチャレンジ2022(インテグレーション)」予選に向けて、本講座の「自動運転システム構築エンジニアリング」部分を日英で提供、200名近くのご参加を得るなど、国内外で幅広く活用が広がっております。

今回、東京大学教養学部の「初年次ゼミ」にて、6月22日より本講座の利用が開始されます。受講学生は、自らのPCでオンデマンド型教材で自動運転システム構築の基礎を学び、zero to one独自開発のクラウド型GPU演習システムを用いて「Autoware」による自動運転の実践を体験します。初学者も多い実情に合わせて、今回特別にzero to oneより講師も派遣、講師による同期型のオンライン講座を織り交ぜながら、非同期型オンライン教材である本講座を活用して受講学生の理解を深めてまいります。最終的には、受講学生の自動運転に対する理解と関心を高め、専門課程や大学院を通して同分野の学びを深めていく人材を増やしてまいる予定です。

AI、ディープラーニングにまつわる技術の進展や、それに伴う産業構造の変化の中、自動運転システム構築に携わることができるエンジニアの育成は急務となっています。一方で、米国Udacityの「Become a Self-Driving Car Engineer」のような体系的に自動運転の技術を学べる学習教材は、特にオンラインの領域では日本には存在しないため、本講座を通して、1人でも多く自動運転システム構築に携わる人材を育成することが日本の産業競争力の向上に繋がると考えています。

zero to oneは、今後も本講座の産官学での利用を促進してまいるべく、通常パッケージでの提供はもちろん、講師派遣によるオンラインワークショップの提供もオプショナルで追加可能にするなど、より学びを深めやすい体制の整備にも努めてまいります。今後も幅広いご活用をいただければ幸いです。

【「自動運転システム構築完全講座」の概要】
  • 内容: 自動運転システム構築について、主にAutowareを用いて全体像とその実践を学ぶプログラム
  • 構成: ビデオ教材(スライド+ナレーション)、確認テスト、クラウド演習
  • 価格: ユーザー数に応じてID課金(IDあたり25万円(税別)/5ヶ月間) *
  • Web: https://zero2one.jp/product/self-driving-car-01
* 経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座」認定、厚生労働省「教育訓練給付制度」対象講座であり、一定の要件を満たした受講生の方が受講・修了いただいた場合、受講料の最大70%が助成されます。
→詳しくは:https://zero2one.jp/kyufu-ad/

(参考:オンライン教材画面サンプル)


【カリキュラム】
  1. 自動運転と社会:CASEやMaaSによる社会変革
  2. 自動運転システム概論
  3. ROS/ROS2入門
  4. 自動運転における深層学習の活用
  5. 自動運転システムAutowareのアーキテクチャ
  6. Autowareにおける可視化システム
  7. Autowareにおけるセンシングと自己位置推定
  8. Autowareにおこえる外界認識
  9. Autowareによる自動運転シミュレーション
  10. Autowareによる経路プランニング
  11. Autowareによる運転制御

【コース監修】
・加藤真平: 東京大学大学情報理工学系研究科 准教授 兼 ティアフォー 創業者兼CTO          
2008年に慶応義塾大学 大学院 理工学研究科後期博士課程を修了。カーネギーメロン大学とカリフォルニア大学の研究員を経て、2012年4月から2016年3月まで名古屋大学 大学院情報科学研究科 准教授。2016年4月から現職。2015年12月に大学発ベンチャーとして株式会社ティアフォーを創業。

・河口信夫: 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学未来社会創造機構 教授
1995年名古屋大学工学研究科博士課程(後期課程)満了、同年名古屋大学工学研究科 助手、講師、助教授を経て、2009年年より名古屋大学大学院工学研究科 教授(計算理工学専攻)。ユビキタスコミュニケーションシステム、情報システム、通信ネットワークを専門に幅広く活動。株式会社ティアフォー社外取締役、NPO法人位置情報サービス研究機構(Lisra)代表理事なども務める。

【会社概要】
  • 正式名称: 株式会社zero to one(ゼロ・トゥ・ワン)
  • URL: https://zero2one.jp/
  • 本社:   宮城県仙台市若林区卸町2-9-1
  • 東京オフィス: 東京都港区六本木7-14-23 クロスオフィス六本木
  • 事業内容: インターネットをベースとする電子教育サービス業務
  • 一般社団法人日本ディープラーニング協会 正会員 (「JDLA認定プログラム」提供)

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会社概要

株式会社zero to one

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URL
-
業種
教育・学習支援業
本社所在地
宮城県仙台市若林区卸町2-9-1
電話番号
-
代表者名
竹川 隆司
上場
未上場
資本金
-
設立
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