新型コロナウイルス感染症対策 インドネシアの病院への緊急支援を実施
インドネシアで拡大する新型コロナウイルス感染症対策のために
公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS、東京都新宿区、会長:畑野研太郎)は、2020年6月、新型コロナウイルス感染症対策のため、インドネシア・GKSTシナルカシ病院への緊急支援をおこないました。
https://www.jocs.or.jp/news/17329.html
今回の支援は、GKST(Geredja Kristen Sulawesi Tengah、中部スラウェシキリスト教会)・シナルカシ病院からの要請に応える形でおこなわれました。JOCSは、医療従事者用の防護服や医療用マスク、手袋、消毒用アルコールなどの購入、及び感染者の隔離施設の設置にかかる費用として35,500,000インドネシアルピア(約28万円)を支援しました。
シナルカシ病院
今回支援をおこなったシナルカシ病院とJOCSは、1989年以来の協力関係にあります。この病院のあるスラウェシ島中部の町、テンテナは、宗教紛争が長く続いたためインドネシアの中でも開発が特に遅れており、保健医療体制が十分に整っていません。
1989年、保健医療従事者の不足していた同病院にJOCSが日本から保健師を派遣したことをきっかけに、JOCSは、奨学金を通した保健医療従事者の育成を続けてきました。今日まで延べ36人、病院スタッフの約6割にあたる保健医療従事者がJOCSの奨学金で学び、医師や看護師となり、また高度な医療知識を身に付けました。
このたび、同病院が新型コロナウイルス感染症の感染者を受け入れるにあたり、その体制整備が必要となり、JOCSへの支援要請となりました。
日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)について
JOCSは1960年に設立された、アジア・アフリカで保健医療協力をおこなう公益社団法人です。医師や看護師の派遣、奨学金、現地の団体との協働事業の3つがJOCSの活動の柱です。
JOCSの奨学金支援は、現地の保健医療従事者に、必要とされる知識と技術を学ぶ機会を提供しています。住民が十分な保健医療にアクセスできない地域で、保健医療従事者の育成を目指しています。
世界各国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、JOCSの奨学金で学んだ医師や看護師が、感染症から人々のいのちをまもろうと活動しています。
【お問い合わせ先】
日本キリスト教海外医療協力会 東京事務局
e-mail:info@jocs.or.jp
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