東京都による『DX推進実証実験プロジェクト』の社会変革DX領域第2期の採択企業にCellid株式会社が選出されました
〜DX分野で大きな変革が見込まれるサービスとして、弊社遠隔支援システム『Cellid AR TAG』が採択〜
Cellidは、東京都による「DX推進実証実験プロジェクト」の社会変革DX領域第2期に採択され、パートナー企業にご協力いただいて実証実験を開始いたします。これにより、現場の3次元空間情報をSLAM技術で取得し、オフィスにいる監督者・専門家が現場にいる職員・作業員に指示を行い、実際の作業をスムースに行うことを目指します。
■DX推進実証実験プロジェクトとは
東京都によるDXの普及に向けた実証実験プロジェクトです。
DX分野における革新的な製品・サービス等を有するスタートアップのビジネスモデルの実証をサポートし、多様な分野でDXの普及による社会変革を目指しています。
■DX推進実証実験プロジェクト 社会変革DX領域とは
コロナをきっかけに大きな飛躍が期待できるテーマについて、社会変革につながるようなDX実証実験を支援しています。参加する企業は、実証実験を実施する際にかかる費用に関するサポートを受けられるほか、実証実験の場や機会の確保に向けた協⼒企業・団体とのマッチングの支援、実証後の事業展開に向けた新製品・サービスのアーリーアダプター開拓支援を受けられます。
■今回の実証実験の概要
「オフィスとオフィス」を結ぶツールは、近年のZoomの普及など新技術が登場している一方で、「オフィスと現場」を結ぶ遠隔支援ツールは、技術的な課題が存在し、普及しておりません。当社のCellid SLAM (Simultaneous Localization and Mapping, 自己位置推定と環境地図作成の同時実行) を使って、現場環境において意図した3次元位置に情報を配置することができれば、「オフィスと現場」を結ぶコミュニケーションは格段に具体性を増し、効率化することが可能となります。
Cellid SLAMを活用し、①具体的な指示を伴う遠隔支援、②専門人材のより柔軟な働き方の実現、③非接触・密回避によるOJTの推進、④現場作業に関する熟練ノウハウの伝承、などが実現できるかにつき、東京都および、実証パートナーとの実証実験を行います。
【Cellid SLAMの強み】
① 汎用単眼カメラで動作可能
レーザーや赤外線を活用するSLAM技術は、専用センサーを必要とすることから、デバイス費用が高額、かつセンサーの設置のためのスペースや電源供給に課題がありました。そのため、ウエアラブル・カメラや屋内用ドローンといった小型カメラと組み合わせた用途への提供は限定されてきました。Cellid SLAMは汎用単眼カメラで動作する汎用性の高い技術です。
② 膨大な量の計算の高速処理と自己位置推定の精度の両立を自社開発技術で実現
また、センサーの代わりに画像データを活用する研究も進められていますが、膨大な計算負荷に加え、現場での活用に耐える精度を確保することが難しく、実装には至っていませんでした。Cellid SLAMは、膨大な量の計算の高速処理と自己位置推定の精度の両立を自社開発技術で実現しました。
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