茨城初上陸!海底の戦争遺産の写真展「群青の追憶」令和5年7月22日(土)〜10月22日(日)まで、筑波海軍航空隊記念館及び、鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)の2会場で同時開催決定!
なお、鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)は長らく非公開だった国内最大級の史跡(旧海軍基地)で、写真展が開催される7月22日より一般公開が開始されます。
<水中写真展 群青の追憶>
全国を巡回している本展において初の試みとなる2会場同時開催、実際の戦争遺構での展示となる今回、筑波海軍航空隊記念館では、”ビキニ環礁” 核実験と戦艦長門の今と題し、昭和21年7月にアメリカの核実験の標的艦としてビキニ環礁で最期を迎えることになった日本を代表する戦艦「長門」の現在の海底での姿や、記念館に寄贈された当時の長門のアルバムなどを展示。鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)においては旧庁舎において ”海底に眠る戦争遺産を追う”として、戸村裕行が10年以上かけて撮影した世界各地の海底に眠る艦船や、今年同行した水中の戦争遺産を水中文化遺産として遺そうとする試みといった最新の写真・取材内容も含め、解説と共にエリア別や時系列で両会場合わせて約450点の写真を70枚のパネルにまとめて展示いたします。
<過去の水中写真展 群青の追憶>
2022年6月 大和ミュージアム・呉市海事歴史科学館(広島県呉市)
2021年9月 万世特攻平和祈念館(鹿児島県南さつま市)
2021年4月 筑前町立大刀洗平和記念館(福岡県朝倉郡筑前町)
2020年9月 靖國神社遊就館(東京都千代田区)
2019年5月 大阪南港ATCホール(大阪市住之江区)
2018年10月 記念艦三笠(神奈川県横須賀市)
2018年6月 靖國神社遊就館(東京都千代田区)
<写真展詳細>
戸村裕行 水中写真展
「群青の追憶」
日時:令和5年7月22日(土)~令和5年10月22日(日)
◉会場:筑波海軍航空隊記念館
〜”ビキニ環礁” 核実験と戦艦長門の今 〜
◉開館時間:9:00~17:00(最終入場16:00)
◉休館日:毎週火曜日(祝日の場合はその翌日)年末年始(12/29~1/3)
◉入館料:
おとな(18歳以上) :500円
こども(小学生以上):300円
団体料金(20名以上)他、各種割引料金あり
※地下戦闘指揮所・零戦模型の見学は別途かかります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
住所:〒309-1717 茨城県笠間市旭町654(県立こころの医療センター敷地内)
電話:0296-73-5777
公式サイト:https://p-ibaraki.com/
◉会場:鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)
〜海底に眠る戦争遺産を追う〜
◉開園時間:毎週土・日のみ 9:00~17:00(最終入園15:00)
◉休園日:平日・年末年始(12/29~1/3)
◉入園料:
おとな(18歳以上) :800円
こども(小学生以上):300円
団体料金(20名以上)あり
住所:〒300-0402 茨城県稲敷郡美浦村大山2041-8
電話:090-5679-9690
◉戸村裕行在廊日:
筑波海軍航空隊記念館 7/22(土) 鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)7/23(日)
※他の在廊日は公式サイトやSNSなどでお伝えいたします。
◉共催:
筑波海軍航空隊記念館
鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)
◉後援:
笠間市 笠間市教育委員会
公益財団法人 水交会
産経新聞社
美浦村 美浦村教育委員会
◉機材協力:
株式会社イノン
株式会社フィッシュアイ
株式会社モビーディック
HEADJapan株式会社 mares事業部
StreamTrail
◉技術協力:
SDI/TDI/ERDI(ダイビング指導団体)
※あいうえお順
【展示される地域・主な艦船、航空機】
▶️筑波海軍航空隊記念館
マーシャル諸島(ビキニ環礁)
戦艦長門・米航空母艦サラトガ・独重巡洋艦プリンツオイゲン・軽巡洋艦酒匂
▶️鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)
インドネシア(マノクワリ・ゴロンタロほか)、北マリアナ諸島(サイパン島・ロタ島)、グアム、ソロモン諸島(ガダルカナル島・ギゾ島・ツラギ島・ニュージョージア島)、パプアニューギニア(ラバウル)、パラオ、フィリピン(コロン湾)、ミクロネシア連邦(チューク州/旧名トラック諸島)小笠原諸島(東京都)、古宇利島(沖縄県)、種子島・徳之島・屋久島(鹿児島県)、柱島(山口県)
戦艦陸奥・駆逐艦追風・駆逐艦菊月・駆逐艦五月雨・駆逐艦文月・米掃海駆逐艦エモンズ・給糧艦伊良湖・水上機母艦秋津洲・特設潜水母艦平安丸・特設航空機運搬艦富士川丸・輸送船鬼怒川丸・九七式飛行艇・九八式直接協同偵察機(特攻機)・零式艦上戦闘機五二乙型・零式艦上戦闘機二一型・零式水上偵察機・一式陸上攻撃機・天山・彩雲・二式水上戦闘機・二式飛行艇・伊号第一潜水艦 ほか多数
●筑波海軍航空隊記念館
筑波海軍航空隊は1934年、霞ヶ浦航空隊友部分遣隊として開隊。1938年に独立、筑波海軍航空隊となる。戦闘機などの操縦訓練を行う海軍の練習航空隊であった。2013年、公開された映画『永遠の0』の物語上の舞台、撮影地として注目が集まり、現存する海軍航空隊司令部庁舎内を、関連資料の展示と共に期間限定公開。 2018年、筑波海軍航空隊関連資料などを展示する展示館を旧司令部庁舎に併設。市の指定管理を受け記念館事業を開始。
●鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)
茨城県の霞ケ浦の南側湖岸にある美浦村に存在した鹿島海軍航空隊は1938年に水上機の練習航空隊として発足。練習航空隊は実際の飛行訓練を行う航空隊で、予科練(海軍飛行予科練習部)などの基礎教程を修了した飛行練習生たちが、連日厳しい訓練に励んでいた。終戦後、旧庁舎は病院などに利用され閉院後は放置状態にあったところ、史跡として遺す為に2022年「筑波海軍航空隊記念館」の指定管理業務を受託する「プロジェクト茨城」によってクラウドファンディングが実施され目標額を達成。2023年7月22日(土)より一般公開開始。
▶️廃墟と化した日本有数の戦争史跡「鹿島海軍航空隊跡地」今こそ公開へ。
クラウドファンディング詳細
https://readyfor.jp/projects/kasima1936
●水中写真家 戸村裕行 プロフィール
1982年埼玉県生まれ。世界の海中を巡り、大型海洋生物からマクロと言われる生物まで、 様々な水中景観を撮影し続けている水中写真家。様々な撮影対象の中で、ライフワークとしている太平洋戦争、第二次世界大戦に起因する海底に眠る事となった艦船や航空機などの撮影を世界各地で続け、その取材内容はミリタリー総合誌・月刊「丸」や産経新聞web版の人気コンテンツとして毎月連載を続けている。2018年には水中写真展「群青の追憶」を靖國神社遊就館で開催したのを皮切りに、全国各地の平和記念館や博物館などを巡回、様々なメディアで取り上げられ多くの来場者を集める。2020年には海底の戦争遺産としての写真集「蒼海の碑銘」を上梓。また、陸上の戦争遺構に人が訪れるように、水中の遺構にも訪れることができるよう「歴史を学ぶダイビング」としてレック(沈船)ダイビングの認知に努め、さらには戦争遺産を水中文化遺産として遺すよう水中考古学などの分野などと連携し、保護や保存に対する啓蒙活動や、未来に遺す為の活動が注目を集めている。
▶️公式サイト
https://www.hiroyuki-tomura.com/
https://www.instagram.com/tomkkuma/
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