国内外から約13万7千人の観客を魅了。世界が”宇都宮”に注目!アジア最高峰の自転車ロードレース『ジャパンカップ』事後レポート

~クリテリウム優勝者ジョン・デゲンコルプ選手が語る「”自転車のまち”宇都宮」の魅力とは~

■「”自転車のまち”宇都宮」として本大会を盛り上げるまち全体の取り組み
■餃子、カクテル、大谷石...  イケメン選手たちが語った開催地:宇都宮の魅力インタビュー
 宇都宮市をはじめ、地域の経済・まちづくり団体や市民等で構成する宇都宮ブランド推進協議会は、2018年10月19日(金)~21日(日)の三日間で約13万7千人が集まり大盛況に終わった、アジア最高峰の自転車ワンデイロードレース「2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA」の様子と、訪れた選手から見た宇都宮の魅力を本レポートにてお伝えいたします。

 

 

(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

 本大会は、ワンデイ・レースとしてはアジアで唯一最上位カテゴリーの「オークラス」に位置づけられるレースで、世界で活躍する選手たちを日本で見ることが出来る唯一の大会です。27回目となる本大会は、昨年の14チーム69名から大幅増の21チーム122名が出場し、例年に増して熱いレース展開となり、一昨年の大会で3位に入賞したロブ・パワー選手(オーストラリア出身、ミッチェルトン・スコット所属)が優勝しました。また、前日に開催されたクリテリウムでは22チーム129名が出場し、世界屈指のスプリンターであるジョン・デゲンコルプ選手(ドイツ出身、トレック・セガフレード所属)が優勝を飾りました。

沿道には大勢の市民が応援に訪れた。来場者数は史上2番目の多さとなった。沿道には大勢の市民が応援に訪れた。来場者数は史上2番目の多さとなった。

 

(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE

(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE(C)Makoto AYANO/2018JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE












◆ジャパンカップの開催地「”自転車のまち”宇都宮」
 ジャパンカップの開催地である宇都宮は、餃子が全国的に有名ですが、実は自転車でも有名な街です。1992年よりジャパンカップを開催したことをきっかけに、いまや自転車は宇都宮市民にとって最も身近で愛着ある乗り物として広く親しまれています。日本初の地域密着型のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」のホームタウンであるとともに、漫画「弱

 

虫ベダル」でインターハイの舞台として描かれ、週末には他地域から自転車を乗りに来る聖地になっていることや、全国でも珍しいロードバイクのレンタサイクルがある「宮サイクルステーション」、自転車で立ち寄ることを前提としたバイクスタンド付きのカフェやコンビニがあるなど、スポーツとしての自転車が浸透しているほか、坂が少ない地形で、自転車専用通行帯の整備距離の長さが全国1位であるなど、市民にとって自転車は日常生活の一部であり、街を少し歩けば、自転車で通学する学生や社会人を多く見かけることができます。

自転車専用通行帯の整備距離の長さが全国1位自転車専用通行帯の整備距離の長さが全国1位

 

宮サイクルステーション:レンタサイクルができる施設。宮サイクルステーション:レンタサイクルができる施設。


 







 

 

 

Velo Cafeバイクスタンドのあるカフェ。Velo Cafeバイクスタンドのあるカフェ。

オリオン通り内の看板: 「押しチャリ」を推奨している。オリオン通り内の看板: 「押しチャリ」を推奨している。











◆「ジャパンカップ」を盛り上げる「街全体」の取り組み
 本大会を「街全体」で盛り上げようと、街の中心地オリオン通りにはビッグフラッグの掲出をはじめ、オフィシャルグッズの販売や過去の大会の貴重な品々の展示を行う「ジャパンカップミュージアム」がオープンし、各店舗ではポスターの掲示や関連グッズの販売が行われました。宇都宮のアンテナショップ「宮カフェ」では応援企画として、栃木名産のとちおとめを使用した「レッドソーダ」が発売され、宇都宮ブリッツェンのオフィシャルポップアップストア「THE RED ZONE 2018」にはグッズを買い求めるファンが殺到しました。

 また、大会開催までの期間には未就学児対象の「キックバイク大会」や、ジャパンカップ名物の古賀志林道を駆け上がる「ヒルクラムレース」など、多彩な参加型イベントが開催されたほか、ロードレース会場となる城山地区ではウェルカムフラワーとして育てたコスモスで、選手や観戦者をお出迎えするなど、街全体がジャパンカップ一色に染まりました。このような街全体を挙げての盛り上がりや一体感は、国際的な選手のレースを間近で観戦できることと合わせて、宇都宮のジャパンカップならではの特別な魅力といえます。
 今後も、ファンのみならず誰でも楽しめる「自転車のまち宇都宮」にご注目ください。

 

 

 

 

◆開催概要
<2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA>

オフィシャルウェブサイトURL : http://www.japancup.gr.jp/
■大会名称 :2018 JAPAN CUP CYCLE ROAD RACE in UTSUNOMIYA
■開催日 :2018年10月19日(金)~21日(日)
■会場 :10月19日(金) オリオンスクエア(宇都宮市オリオン市民広場)チームプレゼンテーション
     10月20日(土) 宇都宮市大通り周回コース   クリテリウム
           10月21日(日) 宇都宮市森林公園周回コース ロードレース
■主催 :宇都宮市
■主管 :公益財団法人日本自転車競技連盟、
    ジャパンカップサイクルロードレース実行委員会、
    NPO法人ジャパンカップサイクルロードレース協会
■公認 :UCI(国際自転車競技連合)

◆世界トップクラスの“イケメン”出場選手から見た、開催地・宇都宮の魅力
本大会はツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアといった一流の大会で活躍する選手が集まる、文字通り世界最高峰の大会となりました。開催地である宇都宮の街としての魅力についてインタビューしたところ、世界各国を渡り歩く選手たちだからこそ評価する宇都宮の魅力も垣間見ることができました。その中で最も賞賛の声が寄せられたものをランキング形式に発表いたします!

第1位 「大谷石」…「大谷景観公園」付近の景観など、レースで走る際に宇都宮の自然の美しさに魅了されたようです。
第2位 「餃子」…餃子やしゃぶしゃぶなど、宇都宮での食事を楽しまれたようです。
第3位 「宇都宮の人々」…街で見かける市民の方々の暖かい声援に胸を打たれていました。

◎増田成幸選手(宇都宮ブリッツェン)
【開催地である地元宇都宮のチーム所属選手】


--宇都宮といえば餃子(※)が有名だが、地元の観点からいえば、実はカクテル(※)もあるし、ジャズ(※)のまちとも言われている。また、今回のロードレース会場の近くに大谷石の採掘場があり、ここ数年そのエリアはリニューアルしてとてもおしゃれになり新たな観光スポットになりつつある。僕自身も行ったことがあるがとても素敵な場所なので、海外からの観光客にもぜひおすすめしたい場所ですね。--


◎ジョン・デゲンコルプ選手(ドイツ出身/トレック・セガフレード)


【本大会のクリテリウムにて優勝!】
--別府選手に宇都宮の文化を教えてもらいながら食事を楽しんだ。過去に東京に行ったこともあるが、宇都宮は東京より静かな街でリラックスでき、とても気に入っている。来年のジャパンカップは是非奥さんを連れて来たいと思っている。また、練習も兼ねて立ち寄ったロードレースコースの近くの大谷石(※)の景観は素晴らしかった!--


 ◎別府史之選手(トレック・セガフレード)


【ジョン・デゲンコルプ選手とチームメイト】
--街全体が自転車ロードレース一色に染まる姿を見るのがすごく楽しい。街をあげて一つのことに取り組んでくれることはとても良いことだと思うし、海外でも数多く大会を戦ってきたが、人々の協力や助け合いをこの大会から強く感じる。--



◎ダミアーノ・クネゴ選手  (イタリア出身/NIPPO・ヴィーニファンティーニ)


【本大会での引退を表明】
--宇都宮でのJAPAN CUPを最後のレースに選んだのは、過去2度の優勝もあり、宇都宮に来るたび、駅にジャパンカップの大きなポスターで自分の写真を使ってくれていて、とてもいい印象があったから。何回か宇都宮には来ていて、宇都宮の色々な食べ物をと楽しんだ。ほかの食べ物もさながら、餃子は何度も食べていて、とても気に入っているよ。--


◎サイモン・ゲランス選手(オーストラリア出身/BMCレーシング・チーム)


--とても美しい街で、人々が親切なのが印象的。食事もすごく美味しかった。餃子はまだ食べてないので、是非帰るまでに食べたいね。

 




〈イケメン選手たちが絶賛!宇都宮の多様な観光資源〉
◆「大谷石」

宇都宮の大谷石文化が2018年5月、日本遺産に認定! クリテリウム優勝:ジョン・デゲンコルプ選手が絶賛した大谷石

 大谷石(おおやいし)は軽石凝灰岩で、栃木県宇都宮市北西部の大谷町付近一帯で採掘される石材のことです。柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきました。宇都宮は大谷石の文化が根付いており、街のいたるところに大谷石が使われた建築物があります。近代建築三大巨匠の一人であるフランク・ロイド・ライトが設計した旧帝国ホテルに使われていたことでも有名です。また、大谷資料館という大谷石を掘り出してできた巨大な地下空間を展示する施設があります。坑内の年平均気温は8℃前後。かつて政府米の貯蔵庫として利用され、現在ではコンサートや美術展、演劇場、地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めています。












◆「餃子」
各家庭の餃子消費額が15年連続全国1位
となった宇都宮。宇都宮がそのような餃子の街となったのは、市内に駐屯していた第14師団が中国に出兵したことで餃子を知り、帰郷後に広めたのが始まりと言われています。また、宇都宮は夏暑く冬寒い内陸型気候のため、スタミナをつけるために餃子人気が高まったとも言われています。その後、1993年には、市内餃子専門店など38店舗により宇都宮餃子会が発足。現在は約80店舗が加盟しています。宇都宮の餃子は、焼き、水、揚げなどの種類があり、店舗によって大きさや素材、皮の厚さや熟成度、包む具合やはねの大きさ、つけだれなどが店によって異なり、さまざまな種類を楽しむことができます。なかには140人前が1つになったジャンボ餃子などの変わり種の餃子もあります。

裏エピソード:名店がひしめく餃子のメインストリート『餃子通り』

 

宇都宮市の中心部にある・宮島町通りには、宇都宮餃子の名店が立ち並んでいることから、「餃子通り」と呼ばれている。中を歩くと、餃子をデザインしたマンホールや餃子の焼き色をイメージしたカラーの路側帯を発見できる。新たなインスタ映えスポットとして人気に。











◆「カクテル」
カクテル技能競技の全国大会で、数多くの優勝者を輩出してきた宇都宮。バーテンダーの業界では、その人数とバーテンダーのレベルは、銀座と比肩するほどといわれています。その理由は、水割りを作れればバーテンダーといわれていた1970年代、ある老舗のオーナーバーテンダーが「バーテンダーの使命・役割・ステータス・アイデンティティを確立したい」との想いから、技術向上と人間育成に力を注いだからです。その結果、宇都宮で技術を磨いたバーテンダーが全国大会で史上初の4連覇を達成し、市内のバーテンダー全体のレベルが向上したのです。このような背景から、1999年に市内のバーなどにより「宇都宮カクテル倶楽部」が発足し、各種イベント・学会などへの出展や他団体との事業協力などを通じて「カクテルの街 宇都宮」のPRに努めています。
現在加盟店は、30店舗以上あります。


 ​◆「ジャズ」
世界で活躍するジャズプレーヤーを数多く輩出する宇都宮。世界的なアルトサックス奏者の渡辺貞夫氏、トランペット奏者の外山喜雄氏、ギタリストの高内晴彦氏をはじめ、様々なミュージシャンが現在も国内外で活躍されています。
市内には数多くのジャズライブハウスが点在し、夜にはジャズライブが実施され、飲食をしながらジャズを楽しむ方たちが年々増えています。このようなことから、本市を日常的に街角に音楽があふれる街にしようと、2002年10月にジャズライブハウスなどによって構成された「宇都宮ジャズ協会」が設立されました。その結果、毎日加盟店のどこかの店ではジャズライブが開催されており、現在は今まで以上に「ジャズの街宇都宮」が推進されています。現在加盟店は、約20店舗あります。

宇都宮ブランド推進協議会は、今後とも宇都宮ブランドの発信を積極的に実施してまいります。

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会社概要

宇都宮ブランド推進協議会

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URL
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/citypromotion/index.html
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
栃木県宇都宮市旭1丁目1-5
電話番号
028-632-5039
代表者名
篠﨑 雄司
上場
未上場
資本金
-
設立
2009年04月