「共感から共鳴へ」へ。JIIがNPOサミット2025で語る、外国人住民と築く新しい地域のつながり！

日常的な関わりから生まれる相互理解、“やさしい共生社会”のカタチを提案

JII

2025年12月4日 10時30分

特定非営利活動法人アジア人文文化交流促進協会（所在地：東京都目黒区、理事長：石川憲彦、以下「JII」）は、2025年12月21日（日）にサイボウズ株式会社東京オフィス（東京都中央区）にて開催される NPOサミット2025「～共感から共鳴へ～推しNPOとカタチにする社会貢献」 に登壇し、活動紹介とプレゼンテーションを行います。

本サミットは、「やさしいほうの世界」を目指して活動するNPOと、その活動を応援したい人々をつなぐチャリティイベントとして開催されるもので、NPO活動を実践する側と支援する側が出会い、ダイアログ（対話）を通してそれぞれの活動の意義や寄付の理由について考え、共感から共鳴へと関係性を深めるきっかけを作ることを目的としています。

イベント概要

イベント名：NPOサミット2025「～共感から共鳴へ～推しNPOとカタチにする社会貢献」
日時：2025年12月21日（日）13:00〜18:00（開場12:00）
会場：サイボウズ東京オフィス（東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階）
配信：オンライン配信あり
参加費：会場参加 3,000円／オンライン参加 1,000円（クレジットカード決済）
主催：株式会社ソノリテ
詳細・申込：https://www.sonorite.cc/nposummit2025

イベント内容

13のNPO団体による発表や対話を通じて、「推したい！」団体をその場で応援
特別ゲストよるキーノートスピーチ（福岡ソフトバンクホークス　球団統括本部付アドバイザー・和田毅氏）
音楽パフォーマンスやチャリティ抽選会など、参加型の企画も開催

12月の「寄付月間」に合わせて、参加者が自分の“推しNPO”を見つけ、心温まる社会貢献の形を楽しみながら体験できるイベントです。

JII参加の背景

共感と理解から広がる、やさしい共生社会を目指して

日本には約395万人、東京には約72万人の外国人が暮らしており、都民の20人に1人が外国人です。しかし、生活の場で日本人住民と外国人住民が関わる機会が少なく、外国人住民がどのように働き、暮らし、子どもを育てるかなど実態や日常の困難や不安を知る機会が非常に限られています。

また、ネット上では事実と異なる情報が拡散され、外国人住民に対する不安感情や偏見が煽られることで、社会に分断が生じつつあります。

JIIは、外国人住民と日本人ボランティアがペアを組んで直接サポートや交流する「おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム（OFP）」を中心に、地域の中に等身大の個人間のリアルな関係性を作り、多文化共生の実現を目指した地域交流を推進しています。

今回のサミットでは、JIIが掲げる「外国人住民が日本に馴染みやすくする」というミッションを通じて、出身や文化を超えて、誰もが「信頼し、信頼される関係」の中で、力を発揮できる活力ある豊かな社会のビジョンを発信します。外国人住民と地域住民が互いに支え合い、日常の“小さな理解”が多様な人々が安心して共に暮らせる地域につながることを、より多くの方に知っていただく機会となれば幸いです。

「おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム(OFP)」について〜外国人住民と日本人をつなぐ”共感のある文化共生”〜

アジア人文文化交流促進協会（JII）は、出身や文化の違いを越えて人と人が理解し合える社会をめざし、首都圏を中心に活動しています。

JIIは外国人と日本人が直接つながり、サポートや交流を通じて相互理解を深める「「おとなりさん・ファミリーフレンド・プログラム（略称OFP）」を2020年に開始。身近に外国人住民と直接かかわることによって、外国人住民の生活をサポートするだけではなく、ボランティアとして活動する日本人住民も多くのメリットを得られます。これまでに延べ1,500人以上が参加し、双方から高い満足の声が寄せられています。

参加者の体験談はこちらから：外国人参加者、日本人ボランティア

OFPの波及活動として、外国人住民向けの単発サポート活動、子どもの日本語学習支援、相談窓口など、幅広く活動を展開しています。

スポットおとなりさん：行政、医療、教育、福祉、ライフラインなど外国人住民の生活に欠かせない分野における単発サポート

はなまるクラス：外国にルーツを持つ子どもたちの日本語学習支援

くらしの相談：専門家と連携し、外国人住民の生活課題の解決を支援