~「情シスの実態」調査実施~問い合わせ対応で手いっぱい!?情シス部門の約7割は「人手不足」で「疲弊状態」!
【調査概要】
アンケート名:情シスの実態
調査集計期間:2023年7月20日(木)~2023年7月24日(月)
調査手法:自社ハウスリスト・一般でのオンラインアンケート調査
調査対象者:情シス担当者
調査対象人数:203名
【情シスの実態調査 主なトピックス】 ■コロナ以降、SaaSの導入数は増加傾向 約6割が「増えた」と回答 増加の要因は 「業務のデジタル化対応」や「基幹システムの刷新」など ■情シス業務で最も多く時間を使っているのはノンコア業務である「問い合わせや障害対応(約6割)」 企業活動の根幹業務であるコア業務にまで手が回らない状況が判明 ■約7割が情シス・IT人材の不足を実感しており、業務のストレスを実感 一方で、過半数が「今後の人員増加の予定がない」と回答、情シス部門は慢性的な人手不足状態 ■情シス部門での課題は「コア業務を遂行出来る人材の確保(約40%)」 |
【調査結果総括】
今回の調査結果から、情シス部門は人員不足により疲弊しているという実態が明らかになりました。一方で、半数近くが「情シス部門の人員増加を計画していない」と回答しており、多岐に渡る情シスの業務の中でも、企業活動の根幹業務であるコア業務まで対応ができていないことが推測できます。一方で、企業のSaaS導入ニーズはコロナ以降で高い状態にあり、導入済みツールの維持・管理の、コア業務、ノンコア業務問わず多岐に渡る情シス業務を一部分だけでも担うことができる情シス人材が必要とされていることが分かりました。
■コロナ以降、SaaSの導入数は増加傾向 約6割が「増えた」と回答
増加の要因は 「業務のデジタル化対応」や「基幹システムの刷新」など
コロナ前後でのSaaS導入数の変化についての調査では、情シス部門の約6割(59.1%)が「コロナ以降でSaaSの導入数が増えた」と回答しました。SaaSの導入数が変化した背景には、「基幹システムの刷新」や「新規システムの導入」に加えて「業務のデジタル化」などがあり、現在企業のSaaS導入ニーズは高い状態にあることが分かります。
■情シス業務で最も多く時間を使っているのはノンコア業務である「問い合わせや障害対応」
情シス部門で多くの時間を使っている業務を問う質問では、「問い合わせや障害対応」が54.7%と最も多い結果となりました。この結果から、情シス部門はコア業務であるシステムの保守や導入プロジェクトといった業務だけでなく、ノンコア業務である社内からの問い合わせや障害対応に多くの業務時間の多くを充てていることがわかります。
■約7割が情シス・IT人材の不足を実感、一方で「人員増加の予定がない」との回答が半数以上
情シス部門の人員に関する質問では、約7割(72.9%)が人材不足を感じていることが明らかになりました。一方で、半数以上は今後の人員計画での人員増加の予定がなく、人材不足の課題感が解消されないままとなることがわかりました。
■コロナ以降、情シス業務が「忙しい」と感じる人は約6割、「ストレスを感じる」人は約7割
コロナ以降の情シス業務への忙しさでは、「忙しい」を感じている人は約6割(62.1%)も存在する事も明らかになりました。また、「ストレスを感じる」人は約7割(70.4%)と、高い割合でストレスを感じていることがわかりました。
■情シス部門が抱える課題は「コア業務を遂行できる人材の不足」や「増加するIT業務の自動化・効率化」
情シス部門の抱える課題について尋ねたところ、「コア業務を遂行できる人材の不足」が40.4%で最も多い結果となりました。また、「ノンコア業務を効率化し、コア業務に集中したい」や、「導入済みツールのお守りが大変」といった課題も挙げられており、ノンコア業務の対応や導入済みツールの維持・管理が業務負荷となっていることがわかりました。
【情シス支援特化型の副業マッチングサービス「情サポ」】
「情サポ」は情シス・社内SE特化型の副業マッチングサービスです。多岐にわたる情シスの業務を当社独自のメソッドで細分化し、企業が求める人材と、人材の得意な領域・スキルを効率よくマッチングを行います。
業務を細分化し得意に特化することで、企業の情シス人材不足の解消及び、副業希望者には得意な領域での活躍を促します。
URL:https://www.orangeone.jp/IS/
【会社概要】
社名:OrangeOne株式会社
本社所在地:東京都千代田区富士見1-2-27 秀和九段富士見町ビル4F
代表取締役:春日原 森
事業内容:
・ITコンサルティング事業
・クラウドサービス導入支援、サポート事業
・システム・アプリ開発事業
・海外製品・サービスの国内展開
・メディア事業
設立: 2006年11月
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