「若い地域ファン」を作る！福島県いわき市で学生限定スタディツアーを開催

収穫体験、地区運動会への参加を通じて、地域の課題を「自分ごと」に

株式会社Ridilover

2019年10月4日 10時30分

株式会社Ridilover（東京都文京区、代表取締役：安部敏樹）は、福島県いわき農林事務所からの委託を受け、「地域ファンづくり」（＝「関係人口」創出）を目的とした大学生限定のスタディツアー「田園風景の中での農業体験ツアー〜いわきを、採って、食べて、走って、語ろう〜」を2019年10月12,13日（土日）に開催いたします。

スタディツアーの目的

　福島県いわき市の中山間地域は、東日本大震災による風評被害があったものの、その環境下で地域を立て直してきた事業者たちの「強い地域への想い」が地域の魅力の一つとなっています。
　一方で、住民の高齢化や過疎化が進み、地域外に地域の魅力を発信する担い手が今後少なくなっていきます。次世代担い手を育成していくと同時に、継続的な往訪のもと、地域外にも首都圏への発信ができる「ファン」（＝「関係人口」）を作り、高齢化した担い手のサポートを行える体制を作っていく必要があります。

　そこで、本ツアーでは、首都圏の大学生を対象に、事業者の「地域への想い」を伝え、地域課題を「自分ごと」に捉えてもらうスタディツアーを企画することで、いわき市中山間地域から首都圏への現状発信およびいわき市に継続的に関わる若年層の関係人口創出を目指します。

　ツアー企画では、リディラバが過去10年間のスタディツアー企画・運営業務で培ってきた「気軽に参加できる楽しい体験の中で、地域に共感が深められるよう、課題や住民の想いを表現するツアー企画力」のノウハウを活用してまいります。

「田園風景の中での農業体験」ツアー

「田園風景の中での農業体験ツアー～いわきを採って、食べて、走って、語ろう。～」の内容

日時：2019年10月12日(土) 06:45 東京駅集合〜 10月13日(日) 19:00 東京駅解散
場所：福島県いわき市田人町、遠野町、四倉町
ツアー紹介ページ：https://traveltheproblem.com/tours/374
予定参加人数：30名
ツアー行程：
(１日目)
6:45　東京駅集合
10:00　ワンダーファーム講演・見学
11:40　ワンダーファーム内「森のキッチン」にて昼食
13:00　バス移動
14:00　貝泊コイコイ倶楽部にて収穫体験
17:00　「おふくろの宿」チェックイン
18:00　交流会
21:00　交流会解散

(2日目)
7:00　宿にて朝食
8:00　チェックアウト、バスにて移動
8:30　田人市民運動場にて市民体育祭参加
12:00　バスにて移動
12:30　いわき遠野らぱん見学
13:30　いわき遠野らぱん内「とろろ屋半兵衛」にて昼食
14:15　意見交換会開始
16:00　現地出発
19:00　東京駅到着、解

地区運動会のイメージ写真

株式会社Ridilover について

　「社会の無関心を打破する」をミッションに、社会問題に関するスタディツアーを企画運営。東京大学の学生団体としての活動開始から10年間で延べ250種類以上のツアーを企画し、10,000人以上を社会課題の現場に送客。地域協働事業部では、地域住民向けツアー企画スクールの開催や、住民を巻き込んだ地域ツアー企画を行うことで、将来的に外部事業者に頼ることのない持続的な関係人口や交流人口の創出に貢献しています。

住民向けツアー　スクール事業風景

設立：2013年3月28日
代表取締役：安部　敏樹
本社所在地：東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階
地域協働事業部URL：https://ridilover.jp/local_government/
電話：03-6801-5530（担当：国司）

［参考］株式会社Ridilover代表プロフィール：代表取締役　安部敏樹

　1987年生まれ。東京大学在学中、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム「リディラバ」を2009年に設立。中学校の修学旅行や企業の研修旅行などにもスタディツアーを提供する。
　総務省起業家甲子園日本一、学生起業家選手権優勝、ビジコン奈良ベンチャー部門トップ賞、KDDI∞ラボ第5期最優秀賞など受賞多数。第2回若者旅行を応援する取組表彰において観光庁長官賞（最優秀賞）を受賞。
　24歳時には東京大学にて史上最年少で講義を担当。著書に「いつかリーダーになる君たちへ」（日経BP社）「日本につけるクスリ」（竹中平蔵氏との共著・ディスカヴァー・トゥエンティワン）など。
　米誌「Forbes」が選ぶアジアの「30UNDER30」に選出。2016年度より地方活性化伝道師に選出される。