グローバル課題に取り組む起業家のための世界最大規模のスタートアップ・コンテスト「Extreme Tech Challenge (XTC)」日本予選に出場する10社が決定!
2022年3月9日(水)15:00〜三菱地所が運営するスタートアップ支援施設「Global Business Hub Tokyo」で開催
日本予選の開催は今大会で3回目で、今回選出された10社の中から予選優勝企業2社は2022年6月に米国で開催予定のXTC世界大会に招待されます。今回の大会より、ヘルスケア、環境・エネルギー、モビリティ・スマートシティ分野で新たに3カテゴリを分割・新設。SDGs17課題を集約した10カテゴリーに分けて事業計画の市場性と問題解決力を競います。
■日本予選に出場する10社の企業名と事業概要一覧
エピジェネティクス技術による農作物の耐乾性・耐暑性・生産性向上
https://ac-planta.com/
合同会社アルバトロステクノロジー
発電コストを30%下げる軽量高効率の浮体式洋上風力発電装置
http://www.ja.albatross-technology.com/
アルメッド株式会社
脳型ドレブリンを指標とした認知症診断法および治療薬
https://www.alzmed.jp/
株式会社AnchorZ
ユーザーの行動傾向を基に継続的に本人認証を行うバックグラウンド認証技術
https://anchorz.co.jp/
BionicM株式会社
両脚階段昇降や椅子起立を可能にするアクティブ型義足、電池切れでも安心
https://www.bionicm.com/
Enlipsium Pte. Ltd.
数十~数百分の1の低線量・短時間や曲面形状でのX線撮影を可能にする感光素材
https://www.enlipsium.com/
メロディ・インターナショナル株式会社
周産期遠隔診療を可能にする分娩監視装置
https://melody.international/
アール・ナノバイオ株式会社
アレルギーや感染症・癌のオンサイト診断を可能にするマルチプレックス解析装置
https://r-nanobio.co.jp/
RFルーカス株式会社
RFIDタグによる在庫位置特定ソリューションを電波位相解析技術により実現
https://rflocus.com/
株式会社トレスバイオ研究所
集光フィールドや電源配線を不要にするクロスオーバー太陽追尾ソーラーパネル
https://www.tressbio.com/
■XTC JAPAN 2022 開催概要
10社のうち、日本を代表する2社が今大会で決まります。世界的オープンソースソフトウェア「Jenkins」生みの親であるLaunchable co-CEOの川口耕介氏によるキーノート講演も行います。
日時: 2022年3月9日(水) 15:00-18:00
開催場所: Global Business Hub Tokyoよりオンライン配信(無料)
配信試聴: https://xtcjapan-2022.peatix.com/
※感染対策のため、大変申し訳ありませんが現地参加は事前招待者のみとさせて頂きます。一般の皆様はオンラインでご視聴いただけます。
イベント公式サイト: https://nexta.community/xtc-japan-2022/
キーノート講演(収録映像放映予定)
川口 耕介 氏(Jenkins開発者, Launchable co-CEO)
「世界で使われるプロダクトを作るには」(仮)
タイムテーブル
15:00 : オープニング
15:10 : キーノート講演
15:30 : スタートアップ・ピッチ(10社:各社3分プレゼン+5分Q&A)
17:10 : パネルディスカッション
17:30 : 結果発表・表彰式
17:50 : クロージング
※都合により、スケジュールが変更になる可能性があります。予めご了承ください。
コンテスト審査員
・鎌田 富久 氏 (TomyK Ltd. 代表)
・西尾 信彦 氏 (立命館大学 情報理工学部 情報理工学科 教授)
・白井 健宏 氏 (株式会社アイティーファーム ジェネラルパートナー)
・馬 静前 氏(Plug and Play Japan株式会社 Senior Venture Associate)
■エクストリーム・テック・チャレンジ(XTC)とは
XTCは国連SDGsなどの人類課題をテクノロジーで劇的に解決するスタートアップを発掘支援する世界最大級のピッチコンテストです。世界の著名VCや大手企業など約80団体の連合により16ヶ国21都市およびオンライン公募で開催され、前回2021年大会は世界92ヶ国から3700社以上のスタートアップが参加。2021年世界大会の出場80社は出場後に合計約200億円の資金調達を実現し、うち43%は女性起業家によるスタートアップです。
XTC出場スタートアップは農業・食糧、環境・エネルギー、新素材、教育、実現技術、バイオ技術、デジタルヘルスケア、フィンテック、交通、スマートシティの10カテゴリに分かれて、事業計画の市場性と問題解決力を競います。寄付や補助金ではなくビジネスを通じた人類課題の解決がテーマで、決勝出場スタートアップは海外VCやグローバル企業による事業・資金調達の手厚いメンタリングを受けられるのが特徴です。
■日本開催となるXTC JAPAN(日本予選)の特徴
日本予選の優勝スタートアップ2社は2022年6月に米国で開催予定のXTC世界大会に招待されるほか、海外スタートアップ投資で20年以上の実績を持つベンチャーキャピタル、株式会社アイティーファーム(以下「IT-Farm」)によるメンターシップのもとで、世界的企業の投資部門や協業責任者に事業のプレゼンテーションが可能です。
日本は少子高齢化の進行、食品ロスやマイクロプラスチックの増加、エネルギー政策、地域活性化の不十分など、グローバルに通用する社会課題が多くあります。そのような日本発のスタートアップが世界進出する門出となります。
昨年の様子:https://nexta.community/xtc-japan-2021
■XTCが注目される背景
1. SDGsをテーマにした資金調達と事業協業のチャンス
北米・欧州・アジア・南米など世界中のVCや大企業が、SDGsをコストセンターではなくビジネス機会と認識。技術で人類の未来を大きく変えるスタートアップに、投資や協業の機会を求めて熱い視線を送っています。
2. 日本だけにとらわれないスタートアップの台頭
トレジャーデータ社のように、起業直後から海外展開して大成功するスタートアップが増加。国内マーケットだけにこだわらず、SDGsを共通言語に世界市場でもスピーディに顧客や投資家を獲得することが現実的になりました。
■XTC JAPAN幹事よりコメント
春日 伸弥
IT-Farmパートナー / XTC JAPAN幹事
XTCは約80社のグローバルVC・企業が共同運営する世界最大の課題志向スタートアップコンテストです。SDGsをテーマに、グローバル課題を技術で劇的に解決する起業家が資金調達とビジネス協業を求めてエントリー。医療・電気自動車・気候変動への注目を背景に関連分野への応募が急増しており、今年のXTCではヘルスケア・モビリティ・環境技術が拡充され10カテゴリになりました。XTC日本予選では国内投資家から資金を集めにくいような、世界市場を直接狙うディープテック企業のエントリーが多いのも大きな特徴です。今年は大学・研究機関発の応募が大幅に増えており、文字通り技術による世界へのエクストリームな挑戦が繰り広げられるのを楽しみにしています。
■パートナー企業(順不同)
XTCグローバルパートナー
・富士通株式会社
・Benhamou Global Ventures
・IT-Farm Corporation
XTC JAPANゴールドパートナー
・日本電気株式会社
・三菱地所株式会社
XTC JAPANシルバーパートナー
・三菱電機株式会社
・ノーリツ鋼機株式会社
■XTC JAPAN運営委員会 概要
組織名 XTC JAPAN運営委員会
所在地 東京都千代田区平河町2丁目5番3号 Nagatacho GRiD 2F (株式会社ガイアックス内)
設立 2019年12月
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共催:株式会社ガイアックス・株式会社アイティーファーム
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■本件に関するお問い合わせ先
XTC JAPAN運営委員会 事務局長
千葉:080-4111-8028 / noriko.chiba@gaiax.com
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