【年賀状の誤字・余りで、途上国で働く少女たちに教育支援を】書き損じたはがきと、少女からのメッセージレターで繋がる「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を開始
失敗したはがきが、だれかの希望に。~全国から65万枚、だれもが気軽に参加できる国際協力が過去最大規模に~
国際協力NGO「シャプラニール=市民による海外協力の会」(東京都新宿区、代表理事・坂口和隆)は、書き損じや未使用のはがき・切手を集めて途上国の支援活動に活かす「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」を2020年12月26日(土)~2021年3月31日(水)に実施いたします。
- 老若男女だれもが気軽に在宅参加できる「はがき1枚からできる国際協力」今年は現地の少女からお礼のメッセージレターが届きます。
本キャンペーンは、誤字など書き損じたはがきや過去の年賀状、喪中で不要になったはがきなどを全国から集め、バングラデシュで児童労働に従事している少女たちの支援活動*などに役立てるものです。開始以来11年が経ち、老若男女問わず誰もが気軽に参加可能な「はがき1枚からできる国際協力」として国内で広がり、2019年度は65万枚のはがきが全国から集まりました。「不要なはがきが役に立てて嬉しい」といった声も寄せられています。
今年の目標は70万枚。コロナ禍で児童労働がさらに増加するリスクがあると国際労働機関も報告しており、社会的に弱い立場にありながら、ますます苦しい状況にある子どもたちを支援します。国内でも生活への影響が長引く中、家にいながら負担なく参加できる支援活動です。ご協力いただいた方に現地の少女からお礼のメッセージレター*が後日届けられます。
昨年の郵便料金の値上げにより使用できなくなった旧価格のはがき・切手も対象になります。切手1円からでも参加でき、約400円が授業1回分に相当します。
※ 寄付は管理費など活動全体にも使用されます。
※ レターは後日、日本国内から郵送します。尚、個別の返信メッセージではありません。
- “33万人の児童労働“を教育・家事から支援する取り組み
国際労働機関によると現地で家事使用人として働く少女は33万人にのぼるとされています。外から目が届かない家の中で一日中仕事し学校にも行けず、暴力や嫌がらせも起きており、最悪の場合は死に至るケースも出ています。教育の機会など子どもの権利が奪われているだけでなく、成長・発達を阻害する危険な労働に従事せざるを得ない環境下にいます。当会は基本的な読み書きや保健衛生などの教育、火や包丁など料理に伴う危険とミスを理由とした雇い主の暴力防止に繋がる家事・生活改善に必要な知識の習得支援などを実施。少女の親や地域住民への意識啓発、行政への政策提言なども行い児童労働のない社会を目指して活動しています。
- 「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」概要
・書き損じた年賀はがき、過去の余った年賀はがき
(※私製はがきと投函済みはがきは対象外。)
・切手(未使用、使用済み)
〒169-8611 東京都新宿区西早稲田2-3-1 シャプラニール
「あなたのはがきが、だれかのために。キャンペーン」係
●受付期間: 2020年12月26日(土)~21年3月31日(水)
●キャンペーン詳細:https://www.shaplaneer.org/lp/hagaki_cam/
- シャプラニールについて
- 支援を受けられない「取り残された人々、課題」にアプローチ “すべての人々がもつ豊かな可能性が開花する社会”を目指す国際協力NGO
- 主な活動内容
②災害に強い地域をつくる
③フェアトレードを通じて共生できる社会をつくる
・オンラインショップ「クラフトリンク」:http://craftlink.jp/
・所 在 地:東京都新宿区西早稲田2-3-1 早稲田奉仕園内
・代 表 者:坂口和隆(代表理事)
・創 立:1972年9月1日
・主な活動国:バングラデシュ、ネパール
・主な活動内容:
先住民族の子どもたちの文化教育支援、開発教育および出版活動
児童労働の予防と削減、災害緊急支援・復興支援
フェアトレード、スタディツアーなど
・職 員 数:日本:18名、バングラデシュ:13名、ネパール:6名
・公式サイト:https://www.shaplaneer.org/
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