【12/5発売】スタンフォードが中高生に教えていること (SB新書)
〜アメリカNO.1の学校を率いるのは、「日本人」校長だった!?〜
この度、スタンフォード大学・オンラインハイスクールの星友啓校長の処女作『スタンフォードが中高生に教えていること』が出版されます。ぜひ楽しみながらお読みいただければと思います。
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- 書籍情報
スタンフォードが中高生に教えていること 星友啓[著]
出版社 :SBクリエイティブ
定価:本体900円+税
発売日:2020/12/5
- 著者紹介
星 友啓(ほし・ともひろ)
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長/哲学博士/EdTechコンサルタント
1977年東京生まれ。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。その後渡米し、Texas A&M大学哲学修士、スタンフォード大学哲学博士を修了。
同大学哲学部の講師として教鞭をとりながらオンラインハイスクールのスタートアップに参加。2016年より校長に就任。
現職の傍ら、哲学、論理学、リーダーシップの講義活動や、米国、アジアにむけて教育及び教育関連テクノロジー(EdTech)のコンサルティングにも取り組む。全米や世界各地で教育に関する講演を多数行う。著書に『スタンフォード式生き抜く力』(ダイヤモンド社)がある。
- 目次紹介
【目次】
序章 その教え方が子どもをダメにする──恐ろしい8つの常識
常識1 「成果や能力をほめる」?逆に向上心が下がってしまう
常識2 「手取り足取り丁寧に教える」?学びが浅くなり、探究心が削がれる
常識3 「評判の教材や勉強法で学ばせる」?才能もやる気も潰してしまいがち
常識4 「得意な学習スタイルで学ばせる」?脳科学に反する行為で記憶が定着しにくい
常識5 「ストレスをさける」?人間のDNAに逆らって余計ストレスの悪影響が出る
常識6 「テストで理解度や能力を測る」?最高の学びのチャンスを逃してしまう
常識7 「同じ問題を反復練習させる」?スピードが上がっても思考力は下がる
常識8 「勉強は静かに1人でやらせる」? 脳の「半分」は休止状
第1章 学校の定番をとっぱらう
授業──学びのハードルが高すぎる
学年──不公平な公平を生み出すシステム
カリキュラム──無理やりみんな同じことを学ぶのは不合理すぎる
時間割──子どもそれぞれの生き方をしばりつけない
放課後──オンライン学校でも課外活動ができるように
テスト──評価のためのテストでは意味がない
順位付け・偏差値──他人との比較から本当の学びは生まれない
第2章 なぜオンライン学校が全米トップになれたのか?
世界初オンラインの「反転授業」とは?
柔軟なスケジュールと参加型のセミナーの合わせ技
子どもの才能を伸ばす「ギフテッド教育」の秘密
情熱とやる気を感染させる教育熱心な博士たち
活気ある学校コミュニティーをオンラインでつくる秘訣
世界に一つだけ 究極のグローバル教室とは?
オンラインだからこそ生徒指導は普通の3倍手厚く
日本とアメリカの大学受験の違いとは?
ハーバード、スタンフォードに合格するために絶対必要なこと
第3章 スタンフォード大学で実現した「生き抜く力」の育て方
リベラルアーツとSTEM教育の極上ミックス
哲学でゲームチェンジャーを育てる
全米でも珍しい必修の哲学カリキュラム
メンタルが強くて健康な子どもが育つ──ウェルネス授業
社会を「生き抜く力」を育む──ソーシャル・エモーショナル学習
「やればできる! 」が肝心な理由
成長マインドセットを育む方法
第4章 子どもの才能の伸ばし方──8つの正解TIPS
TIPS1 教育でなくて学育を──学ぶ側の子どもたちに焦点をシフトさせる
TIPS2 ステレオタイプの脅威に気を付ける
TIPS3 間違えに萎縮しない力を育てる
TIPS4 子ども自身が話して、決めて、考える機会をたくさんもうける
TIPS5 いろんな学び方で学ばせる
TIPS6 「目標設定」と「自己評価」で効果的な学びをサポート
TIPS7 自分がロールモデルであることを忘れない
TIPS8 子どもは自分で育てず、社会の多様性に育ててもらう
第5章 世界の教育メジャートレンド
一人ひとりに合わせたオーダーメードの学び──パーソナライズド・ラーニング
学びは能動的に作り上げるもの──アクティブ・ラーニング
教科書がなくなる日が来る──プロジェクト・ベースド・ラーニング
学習法の科学的正解が明らかに──学びの科学
手のひらサイズの教室──EdTechとオンライン教育
教育は自分でデザインするものに──ディストリビューテッド・ラーニング
第6章 教育のミライ
トレンドのすぐ先にある学校のミライ
学校の多様化──校舎なし、週の半分休み、多国籍キャンパス
先生のコーチング力が問われ、ギグワークが当たり前に
子どもの主体性がますます問われる
人工知能はどこまで教育を変えるのか?
ハーバードがハリウッド化? 「エンタメ化」の進む大学教育
会社の中で学位が取れる生涯学習のミライ
マイクロ化する学歴の行く末
オンライン教育が黒板並みに当たり前になる時
- 内容紹介
全米屈指の学校を率いるのは、「日本人」校長だった!
米シリコンバレーの中枢にある、スタンフォード大学を知らない人はいない。
しかし、そのスタンフォード100%傘下のオンライン学校が、いま世界で注目されていることを知る人は少ない。それがスタンフォード大学・オンライン・ハイスクールだ。
設立わずか15年ながら、世界30カ国以上に散らばる生徒たちをスタンフォード大、ハーバード大、MITなど名だたるトップ大学に輩出。
オンライン高校であるにもかかわらず、ニューズウィークによる「STEM教育に力を入れる高校ランキング2020」で全米ベスト3、2020年には全米高校ランキング「Niche」の進学校で1位に輝き、いまや全米の親たちが最も子どもを入れたい学校になっている。
このオンライン学校を率いているのが、何と「日本人」の星友啓・校長だ。
同氏は、親や教師が当たり前のようにやっていることが逆に子どもの主体性を奪っているとして、以下の8つの誤った常識に警鐘を鳴らしている。
・【誤った常識1】:成果や能力をほめる
・【誤った常識2】:手取り足取り丁寧に教える
・【誤った常識3】:評判の教材や勉強法で学ばせる
・【誤った常識4】:得意な学習スタイルで学ばせる
・【誤った常識5】:ストレスをさける
・【誤った常識6】:テストで理解度や能力を測る
・【誤った常識7】:同じ問題を反復練習させる
・【誤った常識8】:勉強は静かに1人でやらせる
同校ではこれら誤った常識による教育を排除することで、才能あふれる子どもたちを次々と世に送り出しているのだ。
既存の枠にとらわれない独自かつ斬新な教育を次々に実施する異色の教育家はこれからの教育のあるべき姿をどう考えるのか。本書で初めて語る。
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