被災経験が生んだ“アートとして楽しめる防災トイレ” 『sonae 備絵』 引退するSL人吉との限定コラボレーション商品を人吉駅と熊本駅に寄贈
株式会社ドリームホールディングス(福岡県福岡市、東京都港区・代表取締役 小濵 洋一/以下、ドリームホールディングス)が展開する、お部屋の壁などにアートとして飾れる絵画のフレームに「災害時トイレキット」30回分をスリムに収納した、“アートとして楽しめる防災トイレ”『sonae 備絵』は、災害時にトイレを備える必要性の啓発活動にご賛同いただいている、様々なアーティストの方々とコラボレーションをしております。
『sonae 備絵』は、熊本地震や九州北部豪雨で被災した女性社員の実体験から生まれた、災害時の衛生的なトイレの確保を目的としたプロダクトです。
その『sonae 備絵』が、2024年3月に運行終了を迎える、九州を駆け抜ける現役日本最長老のSL「SL人吉」の引退を記念した限定コラボレーション商品『sonae 備絵』SL人吉ver. を、豪雨災害時に避難所となった人吉駅へ2月19日(月)に、また、熊本地震から目覚ましい復興を遂げた熊本駅に同21日(水)に寄贈いたしました。
101年の歴史に幕をおろす、SL人吉
SL人吉は運行開始から100年以上もの間、熊本を中心とした九州地区を運行してきた蒸気機関車で、地域の人々や、鉄道ファンから深く愛されてきました。蒸気を出しながら九州の大自然を走る姿と、運行当初の大正時代以来変わらないレトロ感溢れる車内の内装は、まるでタイムスリップしたかのような懐かしい風情を醸しています。また、展望ラウンジのある広々としたサロンや、九州の食材を使用して作られたお弁当、アイスクリームなども楽しめます。SL人吉は、これまでの間何度も修復を重ねながら運行を続けてきましたが、老朽化のために2024年3月23日(土)に惜しまれながら営業運行を終了、24(日)に運行終了式典を行うことが決定しております。
『sonae 備絵』 SL人吉ver.人吉駅と熊本駅の駅長へ寄贈
2月19日(月)はJR人吉駅の川本駅長へと寄贈。安全と防犯面を考慮し、改札口の上部壁面に後日取り付けていただくことになりました。
2月21日(水)はJR熊本駅の川底(かわそこ)駅長へ、従業員の方がいらっしゃる中での寄贈を行いました。従業員の皆様も興味津々で、実際に寄贈した『sonae 備絵』から内箱を引き出し、災害時トイレキットが中に入っている様子をご説明させていただきました。熊本駅へ寄贈した『sonae 備絵SL人吉ver.』は、貴賓室へと設置いただく予定です。JR人吉駅の川本駅長、JR熊本駅の川底駅長、ご担当者様、職員の皆様、お忙しい中の寄贈へのご協力、誠にありがとうございました。
2月19日(月) 人吉駅 駅長へお渡しと設置の様子
※人吉駅は後日、改札口の上部壁面に取り付けていただきます。
2月21日(水) 熊本駅 駅長へお渡しと設置の様子
※貴賓室での設置の様子(写真右)
影響力あるアーティストの方々のチカラで、災害時の課題に気づいていただく
『sonae 備絵』は、まだまだ認知されていない災害時のトイレの備えの必要性をより多くの方に知っていただくため、様々なアーティストの方にご賛同いただき、作品を展開しています。
今回は、SL人吉の引退を記念し、鉄道カメラマンであり、SL人吉も数多く撮影してきた福島啓和さんの作品とコラボした商品が誕生。2024年2月23日(金)からSL人吉の運行歳月の101年にちなみ、101個を『sonae 備絵』SL人吉ver.特設サイトで限定販売いたします。商品には特別な86(ハチロク)ミニプレートが付き、シリアルナンバーが入ります。(※シリアルナンバーは選べません)
【気分に合わせて2つの表情を楽しめる】
表と裏で2種類の作品を収めているので、表情の違うSL人吉をいつまでもお楽しみいただけます。
【商品詳細】
販売開始:2024年2月23日(金)10時
販売金額:¥38,500(税込)
販売個数:限定101個
アートボード:表と裏で2種類の作品を収めています。
【裏面】
※JR九州承認済
鉄道カメラマン/福島 啓和(ふくしま・ひろかず)さん
1975年生まれ、JR九州の広告やカレンダー・オフィシャルスチール及びムービーを撮影。JR時刻表の表紙も担当。2004年から広告写真スタジオ勤務を経験し、2013年鉄道広告写真家として独立、現在に至る。日本鉄道写真作家協会会員。
〈福島啓和さんの作品に対するコメント〉
今回のSL人吉の写真を撮影した際は、SLがどんどん迫ってくるので、ピントが追いつくよう緊張感を持って撮った1枚で、今でもこの時の緊張感は忘れません。令和2年7月の九州地方を中心とする豪雨で、SL人吉の人気撮影スポットである第1球磨川橋梁が流されてなくなっている映像をニュースで見た時は、自然と涙がこぼれるくらいの辛い思いがありました。災害は、当たり前が当たり前ではなくなる状況なので、普段から災害時トイレを備えることは重要だと感じ、このお話を頂いた時には二つ返事で引き受けました。
福島啓和さんのメッセージ動画URL
『sonae 備絵』とは
2023 年 9 月に発売された『sonae 備絵』は、災害による断水・停電により水洗トイレの通常使用が叶わない際に衛生的なトイレ環境を整えることに役立つ画期的なグッズ。実際に熊本地震や九州北部豪雨で被災した女性社員 2 名が、自身たちが実際に経験した被災直後の“意外と深刻に困る盲点”であった衛生的なトイレの確保に役立つグッズを、という想いで企画に至りました。災害時は、排泄を控えるために水分補給を避けることなどで起こる脱水症や熱中症のほか、排泄物の不適切な処理に起因する感染症の蔓延など、様々なリスクが報告されています。それにも関わらず、約 8 割(※1)の人が、簡易トイレを備えていないことがわかっており、簡易トイレによる衛生管理の重要性周知は大きな課題となっております。
『sonae 備絵』プロジェクトでは、災害時トイレキットを備える事の意識を喚起することで、災害時により多くの方々の健康と命を守るための啓発活動を行っております。この活動にご賛同いただける人気アーティストの方々のお力をお借りして、災害時トイレキットを備える事の必要性の認知拡大を推進しており、また、絵画自体が災害時の自宅や避難所における不安な時間において、心の癒しにもなることを期待しています。売上の一部を使用し、全国の幼稚園・保育園に『sonae 備絵』を寄贈(※2)することも予定しています。
※1 2023 年 ドリームホールディングスによるインターネット調査。全国の 20 代~60 代の男女 1000 人を対象に「災害時に備えて簡易トイレを用意していますか?」についての調査を実施。その結果、77.1%の人が、災害時に備えた簡易トイレを用意していないという結果になりました。
※2 寄贈用は紙製フレームのものを予定しております。
『sonae 備絵』 商品概要
●フレーム ●アートボード ●災害時トイレキット(凝固剤、蓄便袋、ウェットティッシュ)※30回分
※トイレの回数は大人で平均1日5回といわれています。
(30回分は、1人暮らしで約6日分)
<サイズ> フレーム外寸: 330×330×58mm アート部分:294×294mm
<価格> 3万3千円~(税込) ※アート作品により異なる。(詳細はサイトをご覧ください)
<販路> 『sonae 備絵』SL人吉ver.特設サイト https://slhitoyoshi.dreamstar.jp/
『sonae 備絵』公式サイト https://sonae-art.com/
株式会社ドリームホールディングス 会社概要
代表取締役 小濵 洋一 設立 2009年11月18日
所在地 福岡本社 福岡県福岡市博多区中洲中島町 1-3 福岡 Kスクエア 9階6号室
東京本社 東京都港区高輪 3-4-13 第二高輪偕成ビル 5階
事業内容
【プロモーション】
企画書・提案書作成 /プロモーション企画プランニング/企業パーティ・セレモニー/ イベント企画・運営/クリエイティブ制作/キャンペーン事務局運営/オンラインイベント運営/ プロモーショングッズ制作/ショップ運営/TVCM
【デジタルコンテンツ・ソフトウェア制作】
映像制作 /キャラクター開発/WEB デジタルサイネージ 企画制作運営・システム構築/博物館等キオスク端末用ソフトウェア開発 /VR ソフトウェア制作/スマートフォン・PC ソフトウェア開発・アプリ開発/動画コンテンツ制作
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