画期的なセルフ施工でコストと納期を大幅に短縮!荒川区全44校で実施された次世代型光触媒コロッシュコートによるコロナ対策とは?
市区町村で取り組む抗菌・抗ウイルス対策〜荒川区学び舎抗菌プロジェクト〜
【 他とは全く違う、荒川区における小学校・幼稚園のコロナ禍対策 】
私たちの生活に大きな不安と影響を及ぼした新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大。
医療機関の崩壊、緊急事態宣言の直撃を受けた飲食店や小売業などはもちろんですが、教育現場でもその影響は非常に大きなものがありました。
マスクを付けて実施する体育や音楽の授業など、感染対策に追われる教員の皆さん。楽しいはずのプールの授業が週に一度になってしまったり、お友だちとの会話を控えて黙食での給食時間を過ごす児童たち。
本来明るくのびのびと過ごして欲しい学校で緊張と我慢を強いられる地域の皆さんに安心と笑顔を取り戻す、をミッションに、このたび株式会社三企では自社の所在地でもある東京都荒川区の学校・幼稚園44校に次世代型光触媒コロッシュコートを納品致しました。
コロナ禍で迅速かつ同時進行で全校へスムーズな光触媒施工を実施するため、私たちは今回荒川区に於いて画期的な施工方法を実現しました。本プレスリリースでその詳細をお伝えします。
【 導入までの流れ 】
元々空調機器などの総合設備業を生業とする私たち株式会社三企は、2020年の感染拡大を受けて「空調屋さんが考えた空気感染・飛沫感染防止アイテム」として自社商品「クラウドスクリーン」を開発し、荒川区立尾久小学校へ寄付するなど、荒川区の学校でのクラスター発生を防ぐべく自社にできる努力を続けて参りました。
もっと学校の抗菌・抗ウイルス対策に協力したい。
この思いに共感してくださった次世代型光触媒コロッシュコート販売メーカーであるA.Cast.Partner's株式会社 ( https://www.acast.co.jp/ )との協業で、学校現場での感染症対策として、光触媒事業をスタート。
・クラウドスクリーン詳細
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000060328.html
・光触媒事業に関するご案内
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000060328.html
しかし、教育現場でのウイルス対策には以下のような課題が立ちはだかっている状況でした。
① 逼迫する感染状況で、迅速な導入が求められる
② 時間差・不平等を回避するため限りなく同時に近い各校への導入が求められる
③ 児童と保護者、地域住民に確かな安心を感じて対策への理解を得る必要がある
ただ学校に光触媒を納品、施工していくのではなく、地域全体で児童の未来を真剣に考え、ウイルス対策を実行したい。私たちが住んでいる街で、子どもに「大人たちはこの状況でどう行動するのか」その姿勢を示して、地域全体で表現したい。学校を元通り安心して友だちと遊んで学べる場に戻したい。
そんな思いで、「荒川区学び舎抗菌プロジェクト」を立ち上げ、荒川区が入札案件として各学校への光触媒施工実施を立案、公平な入札の結果、当社による次世代型光触媒コロッシュコートの納品が決定致しました。
【 荒川区学び舎抗菌プロジェクト、3つの独自ポイント 】
荒川区の学校全体への光触媒施工を行うにあたり、施工業者が一校ずつ施工を実施していたのでは前述の課題が解決せず、コロナ禍で即効性に欠けます。大量の人員を動員して一気に同時施工はコスト負担も大きい。
そこで、私たちは販売メーカーであるA.Cast.Partner's株式会社、製造メーカーである日本ナノテック株式会社のご協力のもと、荒川区役所とも協議を重ね、今回以下のような導入を実施しました。
① 即効・低コストのセルフ施工
従来の光触媒施工では、受託業者がすべての施工を行っていました。
しかし、今回私たちは光触媒の材料のみを提供、施工は各校の用務員様に行っていただくセルフ施工方式を採りました。
これによって全校で同時多発的な施工を実現、施工コストも大幅に削減されました。
光触媒の膜は目に見えないため、施工における不正がネガティブな話題になりやすい製品でした。副次的な効果として、新品の材料のみを提供して施工を学校側に一任する本方式により、この懸念を払拭することも可能になっています。
② 事前講習会の実施
もちろんセルフ施工と云っても、突然材料を渡されただけでは用務員の皆さんの戸惑いも大きい。
そこで、対象地域の学校で、体育館をお借りして用務員様対象の講習会を実施しました。
実は光触媒施工は、しっかりと講習を受ければ誰でも施工可能です。
講習会では、材料の成分知識から、実技実習、筆記テストまで実施。受講後には、販売メーカーによる講習を受講した方のみが参加できるチャットルームを設け、質疑やアフターフォローまでしっかりと実施致しました。
自分たちの手で児童の安全を守る。最初は戸惑いもあった用務員の皆さんの表情の変化、積極的な姿勢を見ることが出来たのは、まさに地域一丸、学校と業者が一体となった「荒川区学び舎抗菌プロジェクト」の醍醐味であり、私たちも胸が熱くなる想いで講習会に臨みました。
用務員さんから寄せられた「普段から子どもたちの行動を見ているので、良く手を触れる箇所もわかる」という声は、私たちも予想していなかった、セルフ施工による大きなメリットを感じさせてくれるものであり、このプロジェクトが必ず成功するという勇気と確信を得ることができました。
③ 保護者・地域住民の皆様へ確かな安心を発信
前述の通り、光触媒は目に見えないものです。
せっかく学校へ確かな抗菌・抗ウイルス対策を持ち込んでも、翌朝学校で見る風景は前日と何も変わりません。
本当に安全なのか、学校はどのような対策を実施しているのか。
そんな不安を抱えて学校に大切なお子さんを預けてくださっている保護者の皆さん、そして近隣の皆さん、そして地域の取り組みを注視されている住民の皆さんに向けて、本プロジェクトの実施をしっかりと報告して、安心感を得て欲しい。自分たちが住まう地域に誇りを感じて欲しい。
私たちは次世代型光触媒コロッシュコートの施工実施後、自費でプレスリリースを実施して自社というよりは地域の取り組みをしっかりとお伝えすることまでセットで「光触媒施工」と呼ぶことに致しました。
今後も施工を実施するたびに、地域の安全を私たちが情報発信して参ります。
【 低コストで学校の安心を生むこの方式を全国へ拡げたい 】
私たちは偶々荒川区でこの取組みを実現しましたが、学校に関わる当事者が自分たちの手で施工することで、①低コスト、②スピード感、③安心安全の取り組み発信が実現できるのは、全国どこのエリアでも同じです。
地域の課題を理解して、それに対応する仕組みを構築、結果として地域に貢献することが、地域密着型の町の空調屋さんである私たち株式会社三企の務めであると考えております。
私たちの情報発信が契機となって、2021年10月5日(火)の読売新聞でも「校舎 対コロナ施工進む」「荒川区小中や幼稚園」「光触媒 職員 技術学び対応」として、本プロジェクトをご紹介いただきました。
ご同業の方でも結構です。ぜひ本方式の拡大に向けて、見学やお問い合わせをお気軽に頂戴できれば幸いです。私たちには、地域に安心をお届けするノウハウがあります。
ご覧いただきありがとうございました。
【 さいごに 】
今回のプロジェクトは、荒川区役所の皆様が入札案件として立案しなければ、実現できませんでした。地域全体で児童の未来を守れたことを、町の空調屋さんとして、心から感謝しております。また、荒川区のみならず、他地域でもこのような動きがさらに拡大していくことを祈っております。
施工にあたってくださった各校の用務員様、初めての試みに熱い想いで応えてくださった協力業者の皆さまに心より感謝申し上げます。
【 株式会社三企について 】
私たちは創業52年を迎える、設備工事事業をメインとした総合エンジニアリング会社です。
飛沫感染防止商品「クラウドスクリーン」、次世代型光触媒「コロッシュコート」の販売・施工を行っております。まずはお気軽にお問い合わせください。
株式会社 三企
担当:折笠 (オリカサ)
〒116-0001
東京都荒川区町屋7-21-5
tel: 03-3895-5555
fax: 03-3895-9733
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