安全・ 安心な国産ドローン開発を強化、スピードアップ
―日本航空電子工業、ミネベアミツミとの技術協力を推進―
具体的には、産業用ドローンの主要部品である、飛行制御を司るフライトコントローラーは日本航空電子工業株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:村木正行、以下、日本航空電子工業)、動力源となるモーターはミネベアミツミ株式会社(本社:長野県、代表取締役 会長 CEO:貝沼 由久、以下、ミネベアミツミ)が開発する製品を採用し、当社産業用ドローンを開発、製品化します。
日本航空電子工業様のフライトコントローラーの特長
日本航空電子工業は「ドローンに航空機品質を!!」をスローガンに、国産、高信頼性、高品質を製品コンセプトとしたFlight Brain™シリーズのフライトコントローラーを販売しています。
【主な特長】
・国産:設計から製造まで自社で実施
・高信頼性:車載コネクタ/IMU使用
故障率:166×10-6
・高品質:ISO9001、JIS Q 9100(航空宇宙)適用、
耐環境検証(MIL-STD-810/DO-160準拠)
全数検査、全数初期故障除去試験
・Ardupilot™マージ品(JFB-100)
ミネベアミツミ様のモーターの特長
ミネベアミツミは、自社のモーター技術と設計ノウハウを駆使し、ドローン用途に最適なBLDCモーターを開発しました。
【主な特長】
・磁気回路を一から見直し、ドローンの航続距離と
バッテリー寿命を最大化
・マグネットのリング構造により振動を最小限に抑
え、ボールベアリングは自社製の高信頼性ベアリ
ングを採用
東光鉄工は、「高度な技術と創造力で社会の繁栄に貢献する」を使命感にものづくりに取り組み、ドローンの社会実装を推進し、社会貢献に尽力してまいります。
東光鉄工 取締役副社長 伊藤均のコメント
混迷極まるウクライナ情勢を背景に、電子部品・コンポーネント製品のグローバルサプライチェーン・デカップリング・リスクは日々高まっており、お客様・市場から不安の声が上がっております。
当社は、これまで8年間にわたり、ドローン製品の設計・開発・製造・販売・保守・教習事業に首尾一貫して取り組み、国産ドローン・メーカーとして、社会・地域の発展に貢献してまいりました。
しかしながら、昨今の不穏な世界情勢から、今後はこれまでとは全く異なったレベルでの事業環境上のリスクが懸念され、これに対処・対応し、お客様に安心して安全な製品を継続してお使いいただけるよう、電子部品・コンポーネント製品の分野で、わが国を代表する大手リーディングカンパニーである日本航空電子工業、ミネベアミツミの技術協力を得て、”Made in Japan, delivered from Akita(国産、秋田発)”を旗頭に、産業用ドローン製品の開発を強化、スピードアップしてまいります。
日本航空電子工業 執行役員航機事業部長 山田雅喜様のコメント
このたび東光鉄工株式会社様の新しいコンセプトの機体にご採用頂きありがとうございます。
弊社Flight Brain™シリーズは高信頼性、高品質をコンセプトに開発製造した製品です。東光鉄工株式会社様が開発される産業用ドローンの安全・安心の一翼を担うよう、高信頼性、高品質な製品をご提供してまいります。
ミネベアミツミ 広報・IR室長 小峯康生様のコメント
ミネベアミツミの超精密技術は、家電製品やスマートフォン・パソコンなどの情報機器、自動車・航空・宇宙製品、医療機器など、幅広い分野で使用され、目に見えないところで皆様の生活をお支えしております。今後もより様々な産業界のお客様と、豊かな社会の実現にお役に立てる製品の研究開発・製造・販売に努めてまいります。
なお、当社機体は「Japan Drone 2023 第8回(6月26日(月)~28日(水)幕張メッセ」(主催:一般社団法人日本UAS産業振興協議会)の日本航空電子工業様ブースにて以下の日時で参考出展いたします。
【参考出展日】
・6月27日(火)終日
・6月28日(水)午前中
■商標について
・記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■本件に関するお問い合わせ先
東光鉄工株式会社
UAV事業部
0186-57-8755(直通)
info-uav@toko-akita.co.jp
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